自己紹介
【起業支援家】Startup Advisor
・田所雅之氏主宰 Startup Advisor Academy batch3 修了
・早稲田大学ビジネススクール修了(MBA)
【自身の起業経験】
・起業 5回(MBO2回含む)
・事業会社での新規事業立ち上げ経験 5回
「顧客の課題・社会の課題」に向き合う志の高い起業家を支援しています。
【得意分野】
・新規事業アイデアのブラッシュアップ
・アイデア出し⇔CPF⇔PSF⇔PMF 各ステップでの壁打ち
・資金調達(研究費、補助金、クラウドファンディング、VC等)
・事業計画書作成
・ヘルスケア分野での実証実験、臨床研究支援
大学病院→呼吸器内科、精神科
クリニック→心療内科
その他、介護施設、デイケア施設等
・M&A(事業継承含む)
【ちょっと長い自己紹介】
大手システム会社を退職後、先輩に誘われるままホームセンターや飲食店を展開する事業会社に転職。飲食店で副店長を経験した後、新規事業を末席で担当するも失敗に終わる。その後、その新規事業の責任者であった部長が既存店舗をMBOで買収するというので発起人として出資し、新会社に転籍した。
【会社倒産】
新会社は非常に好調で初年度から黒字を達成。社員旅行は初年度箱根、2年目グアム、3年目ハワイと年々豪華になっていった。業績は引き続き好調だったため、社長が2店舗目を東京神田に出店すると独断で決定。ここから歯車が狂いだし、2店舗目出店から3年後に会社倒産。負債総額は1億3,000万円。社長は自己破産後に別居し、その後離婚。
私自身は幸いにもポジションNo.3で出資額が少額、個人保証もなかったため実害は少なかったが、倒産する前にいろいろできたのではないかと深く反省した。(29歳の春の出来事)
【アメリカ留学】
会社倒産後、経営の勉強がしたい→それならばアメリカでMBA取得を!
と単純に考え行動に移そうとするも、その時の私は短大卒で英語力は果てしなくゼロに近かった(汗)
そこからアメリカ留学のための戦略を立案した。
①英語力を身につける→日米会話学院(四ツ谷)全日制に入学
②大学を卒業する→四ツ谷から一番近く、夜学がある法政大学に編入学
③留学の資金を貯める→日本経済新聞の奨学生として働く(当時29歳の奨学生正規採用は史上初だと言われた)
毎日、深夜2時半起床、朝刊を配達し9時から専門学校
15時に帰宅し、そのまま夕刊配達。18:55から大学の授業。その他、集金と新聞勧誘のノルマあり
それを4年間続け、専門学校卒業(専門士)、大学卒業(BS)、留学資金獲得を達成。さらに、ありがたいことに国際教育振興会から全額学費免除を受け、アメリカNY州の全寮制私立大学への留学も決まった。
2001年にNY州の大学を卒業(BS)し、NYにアパートを借りて大学院入学準備を進めていると911テロが発生!
10月に一旦帰国し再渡米の時期を探っていたが、友人の紹介で医療法人で働くことになる。まさか、それから20年以上も医療関係の仕事に従事するとは思ってもみなかった。
【新規事業と医療法人設立】
その医療法人は、他にも輸出関連会社を持っており、入社当初は東南アジア諸国を回り、海外の取引先から債権回収などを行っていた。また、非常に自由度が高い会社だったため、様々な新規事業を提案。古物商許可を取得し、オークションで中古車を落札→東南アジアへ輸出や、競売物件を活用した不動産業、リフォーム業なども手掛け成果を出していた。
その後、医療法人に戻り理事長補佐として2つのクリニックの経営管理を担当。なぜか2年後には、そのクリニックをMBOで買収し、自身で医療法人を立ち上げ理事長に就任。経験なしからの病院経営も始めた。
【早稲田大学ビジネススクール】
広域医療法人(FC)化を実現するために、早稲田大学ビジネススクールで経営戦略を学ぶ。以前はアメリカでのMBAが目標であったが、結局、国内MBAを取得した。ただ、医療のFC化は理論を学んだくらいでは実現は難しく、自身でクリニックを経営してから8年目の2013年にクリニックと医療法人を売却した。
【投資の失敗】
その後、志のあるベンチャー起業家を支援しようと各種フォーラムに顔を出すようになる。しかし。。
暇で小金持ちの周りには、多くの〇〇が集まってくるようで、合計3社に出資をするも、1社は倒産、もう1社は債務超過で他社に売却、最後の1社は残ってはいるものの債務超過で、株価は100分の1以下になっている。
イケている起業家だと思っていたが、全然違っていた。
本当に私には人を見る目がないのだと、自責の念に駆られていた時期もあったが、ベンチャー企業に関する知識や起業家の目利きの経験がないのが原因だと悟り、自身で大学発ベンチャーを立ち上げることにした。
【大学発ベンチャーを起業】
2015年にヘルスケア分野での研究開発を支援する大学発ベンチャーを新規に設立。コロナ禍で病院との臨床研究が思うように進まない時期もあったが、粘り強く継続をしている。
今まで新規事業や起業、投資でさまざまな失敗を繰り返してきた。
そして、何度失敗しても、新しいことに挑戦し続けてきたが、やはりしなくても良い失敗はしない方が良いと思う。(当たり前のことだが、走っている時には気づかない)
【Startup Advisor Academy】
しなくても良い失敗を極力なくすために「起業の科学」著者の田所雅之さん主宰Startup Advisor Academyを受講した。2023年3月~8月までの5か月間。
新規事業やスタートアップ支援に特化したIntensive Programで、毎週3回(office hours含む)内容の濃い講義+Home Workが出される。
起業前のIdeation~Product Market Fit(PMF)までを中心に、Scaleに至るまでを豊富な資料と豊富な事例を用いて体系的に学んでいく。
新規事業家の守屋実さん、早稲田大学ビジネススクールの入山章栄先生、武蔵野大学アントレプレナーシップ学部長の伊藤羊一さんなど、超一流の講師陣も魅力。
オンラインだけでなく、オフラインの講義や交流会も組み込まれており、修了後の交流も頻繁に行われている。
【起業支援家としてスタート】
8月に無事に修了証を受け取ったが、学んで終わりではなく、学んだことを即アウトプットするために、メンターとして伴走支援も始めている。
現在、大学発ベンチャーを経営しながら客員研究員も兼務しているため、現役の大学生と話す機会が多い。彼ら彼女らは、SDGsを若いころから普通に学んでおり、環境や社会に対する感受性が非常に高い。そして、20代~30代は大きく成長できる時期だと考え、安定した大企業ではなく、勢いのあるスタートアップに興味を示す学生も多い。
【社会問題を解決するために起業を考える人たちの力になりたい】
一人で起業をするのは簡単だが、スタッフを雇い事業を継続し、大きくしていくためには、同じ方向を向いたメンバーと、科学的な知見を持ったメンター、適切な時期に適切なサポートができる外部サポーターが必要である。
思ったようにいかず、時に心折れそうになることもあるだろう。
そんな時に起業家に寄り添い、一緒に伴走していける、そんなメンターになりたいと思う。
今後は、起業家やスタートアップの支援を行っている志の高い団体・会社等とコラボをするとともに、社会起業に興味がある学生や社会起業家を目指す会社員等(潜在的起業希望者)へアプローチをしていきたい。
2023年10月吉日