取材入門 ♯プレ 取材に行くときの持ちものをまとめてみた
以前も紹介したことがあるのですが、取材の際に必要な持ち物をがっつりまとめてみました。
【取材に必須の持ちもの】
・録音機器(ICレコーダー テレコ あるいは、スマホに録音できるアプリを入れておく)
・名刺
・カメラ
・カメラ用の予備のSDカード
・カメラ・録音機器用の予備のバッテリー(専用バッテリー・乾電池など)
・取材リリース資料
・筆記用具
・財布
・携帯
・モバイルバッテリー
【忘れたら、本当にまずいものは?】
取材の持ち物、重要度の高さはまちまちですが、この中で本当に忘れるとまずいのは、ずばり、録音機器と名刺です。
取材に録音は必須。でないと、正確な記事が書けなくなってしまいます。レコーダーを忘れないようにすると同時に、保険としてスマートフォンに録音用のアプリを入れておくことをおすすめします。
名刺は、取材のときに自分の身分を証明し、連絡先を伝える大事なツール。
イベントや会見取材では、必ず提出を求められますし、インタビュー取材の際も名刺をそえてご挨拶するのは、マナーです。
いずれの場合でも、先方に自分の連絡先を渡しておくことで、あとでのやり取りが必要なときにスムーズにできますし、次の仕事につながりやすくなります。
もしも、名刺を忘れた場合にどうなるかですが、
名刺を渡さないと、相手が自分の連絡先がわからず、後でのやりとりがしにくくなりますし、なにより、ビジネスの場で名刺をもってこない、忘れたという時点で、相手からプロ意識を疑われ、かなり悪い印象を与えてしまいます。
【取材のときにあると便利なもの】
決して必須ではないけれど、持っていると便利なものを紹介します。
・パソコン
持参すれば、待ち時間に記事の下書きをしたり、取材が終わってすぐに執筆にとりかかることができます。
・記者ハンドブック
新聞記者向けの用字用語集。日本語表記で迷ったときは、こちらで調べましょう。取材に出かけて、出先で原稿書くならばあると便利。
・水と食料
取材は、長期戦になることもあるので、適度に水分補給をできるようにしておいたほうがよいです。場所によっては、近くに自販機がないこともあるので、あらかじめ、水分を確保して現場入りするのをおすすめします。食料ですが、こちらは飴などもっておくと、疲れたときに口に入れたら、なごみます。
・折りたたみ椅子
マスコミ取材では、受付が始まるまで、並んで待つことが多く、ずっと立っているとつらいので、折りたたみ椅子を持参する人はけっこういます。ただ、椅子は重たい荷物になるので、持参するかは待ち時間や荷物を持つ自分の体力と相談して決めましょう。持参が厳しい場合は、ばっとどこにでも座れるような恰好をしていくとよいですね。
以上がこれまで私が取材の仕事をしてきた経験に基づいた持ち物のまとめてみました。
取材の仕事をこれから始める方は、よかったら、参考にしてみてくださいね。
こちらの記事は、有料マガジン「取材入門」の試し読みとしての記事になります。
さらに、取材についてのあれこれを知りたいと思う方は、よかったら、有料マガジンを見ていただけたらうれしいです。