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特撮はワンダーランド
小さいころ、何の気なしに見ていて特撮ヒーロー番組は好きだった。
お話が単純明快。音楽もわかりやすいし、戦士や怪人、怪獣の造形もこわかったり、楽しかったりして。
そう、おそらく、昔から、比較的特撮は好きなほうだった私。
ただ、好きな気持ちに本格的に火がついたのは、だいぶ大人になってから。
昔見ていた戦隊ヒーロー番組を、何の気なしに見返したとき、「面白い!」ととても惹きつけられた。
だから、もっと見たくなって、その番組を第1話から見なおしてみた。すると、もう、とにかく面白くて面白くて、全話見てしまった。
それから、ぽつぽつ昔見ていた特撮番組を見返したり、その感想をブログで感想を書いたりするようになって、気がついたら、ブログに「特撮魂」なるカテゴリを作ってしまうほどにはまって、現在に至るのである。
私にとって、特撮はずばり「ワンダーランド」である。
ヒーローのかっこよさに憧れるとか、名乗りのポーズを真似したいとか、主題歌を熱唱したいとか、そういうのは、正直あまり興味はない。
私が特撮を好きなのは、そこにファンタジックな要素があるからだ。
小さい頃から魔法使いが出てくるお話や不思議な物語が大好きだった私からすると、特撮番組の世界は、「変身」する力を得たり、親や家族の知らない別の顔や秘密基地をもっていたり、「魔女」のような悪の司令官や妖怪や妖精みたいな怪人たちが出てきたりと、まさに非日常ファンタジーの世界でとても楽しい。
あと、大人になってから気がついて面白くてたまらないのが、特撮番組にありがちな突っ込みどころ。
そもそも、特撮は「地球征服をたくらむ悪の組織なのに、日本のある地域のご町内を荒らすことしかしてないじゃん」という大きすぎる突っ込みどころのある特撮。
大人の目線からすると、「その展開はちょっと安易じゃね?」「今のセリフ変じゃね?」という突っ込みどころがちょこちょこあるのだ。
そういうのを見つけて、いちいち突っ込んでみるのがまた私は楽しくて仕方ない。まあ、これは、揚げ足をとる楽しさなのだろうけど。
考えてみれば、不思議の国のアリスも、うさぎを追いかけてかの国へ迷い込んだとき、その不条理さに対してあれこれつっこみまくっていた。
不思議な非日常とちょこちょこ目につく突っ込みどころ。
ほらね、やっぱり特撮は、アリスが迷い込んだあれと同じくワンダーランドなのだ。
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