リーダーズマインド～万里一空(ばんりいっくう) 　#2ビジネスの結果は"数字" だからこそ

1.ビジネスの結果は『数字』

どんな企業・店舗等でも営利活動を前提としている組織には目標数字があります。
売上高、生産高、不良率、採用者数など、あらゆる職種で目標が数字で表現されています。
これらの数字を達成することは、リーダーの大きな役割の一つです。
ビジネスの結果で得た利益を共有し、生活を活かしていくために必要なことです。 ですから、数字はビジネスにおいて非常に重要であり、それを達成するための考え方についてお話したいと思います。

数字は、企業や店舗の活動で得たい成果となります。
では、その数字を達成するためにはどうすればいいでしょうか？
そのカギは、携わる人々の行動です。
何もせずに目標を達成することはありません。
生産活動や営業活動、サービス活動等をメンバーが行動した結果となります。

2.人の行動に深くかかわる『心の動き』

では、 人の行動には何が深く関係するでしょうか？
人の行動には『心の動き』が深く関わっています。
皆さんもやる気が満ち溢れているときもあれば、キツいなと思うときもありますよね。
そのように人は波があります。同じことをやっていてもメンバーが変わると難しかったり、職場が変わると達成しやすかったりする経験は皆さんにもあるかと思います。
つまり、リーダーが自分の職場の目標数字を達成するためには、そこで働くメンバーの心の動きを理解し、適切なアクションを起こす必要があります。リーダーはチームを鼓舞し、必要なサポートを提供し、メンバーの成長に寄与する役割を果たすことが重要です。
背後にある人の心の動きを見逃してはいけません。リーダーの役割は、チームメンバーが目標に向けて行動できるよう導くことです。
チーム全体の成果を上げるために、心の動きを大切にすることが成功の鍵となるのです。

3.リーダーの使命

リーダーとしての使命は、自分自身やスタッフ、相手の心を動かすことです。
私も自身の経験から、リーダーの役割の大切さを痛感しています。
約20年前にリーダー職に初めてなった時、必死になって取り組みました。
ですが、つい自分自身で問題を解決していってしまう傾向がありました。
振り返ってみると、リーダーのあるべき姿ではなかったと思います。
その反省を踏まえて、現在は担当している部門のスタッフが優れたリーダーやマネージャーになることを目指して頑張っています。
皆さんも同じように考えて、人の心にフォーカスしたリーディングに心掛けてみてください。
リーダーズマインドを持ち、一歩先を見据えることが大切です。

「リーダーズマインド～万里一空(ばんりいっくう)」
万里一空 : 目標を見据えてたゆまず努力する覚悟、姿勢を表した四字熟語です。
組織心理士であり、リーダー職経験20年以上、現在は事業責任者(経営層)として10年以上のキャリアを持つ私から、会社や店舗・コミュニティ等でリーダー職に就いていらっしゃる皆さんにエールを送る内容です。

「組織心理士」について
この資格は、一般社団法人日本経営心理士協会が認定している民間資格になります。
https://keiei-shinri.or.jp/
組織心理士の役割
組織の成長や拡大に貢献するために、部下のモチベーションや能力を高めるためのリーダー職の皆さんの良き相談相手となることです。

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