パリタクシー(原題はUne belle course)という映画に出会いました
これもまた偶然みつけた映画です。予告編を見たときには、主人公と思われる高齢の女性が美しくて、パリの街並みがキレイで、きっとほのぼのとした映画なんだろうなぁと観始めたのですが、穏やかな回想の中で語られるその女性の人生は壮絶であるにも関わらず、人生を受け入れて最期の時を過ごしていて、美しい映画だなぁと、しみじみするのです。音もうるさくないのもまた良いです。
92歳の女性から、その半分の年齢のタクシードライバーは、たくさんのことばを贈ってもらっています。私もこの映画に出会えたことで、そのことばの意味を考えたりする機会があって幸せに思いました。
映画の中では、え?そんなことってある?!それは酷すぎる、とか、悲しすぎるとか、いや、私ならこうする、とか、いろいろ思うところはありましたが、でも映画や小説って、そもそもそういうものですよね。
パリ。。。何年も前に出張で行ったきりです。写真はおそらくデジカメかガラケーで撮ったと思われるエッフェル塔と広場。昔はヨーロッパには興味があまりなかったけど、それもまた変わってきました。そう言えば、友人がステキなパリの街歩きの本を貸してくれたばかりです。
もしかして、近いうちにパリに行くことになるのかしら?!なんてまたまた妄想が始まりました!そうなったらまたこの映画を観たいなと思います。
人生もune belle courseになりますように。