仕事で使い勝手の良いExcelショートカットキー② 業務効率化Excel
はじめに
以前にまとめた記事に続いて、自分が仕事で重宝しているExcelショートカットキーをまとめました。
前回は、新入社員を指導する風に「まずはこれだけ覚えて」という内容を書きましたが、
今回はもう少しマニアック(?)なショートカットキーを紹介します。
知らないよりは知っておくと便利というもので、習得必須とまではいかないですが、自分はこれを知る前と知った後で、資料作りの快適さが全然変わりました。
資料編集作業が楽になるショートカットキー
コントロールキーを押しながら、該当するアルファベットのキーを押すのが基本動作です。
1.(検索と)置換
・「Ctrl」 +「h」
選択しているセルから、指定した文字や数値を別の文字や数字に差し替える(置換)ためのメニュー画面(ダイアログボックスと呼ぶらしい)が開きます。
ちなみに「Ctrl」 +「f」のショートカットキーを使うと、文字や数値の検索タブを使える状態で同じメニュー画面が開きます。マウスを使って置換タブと切り替えできるので、使い分けはそこまで意識しなくて良いと思います。
2.文字に取り消し線を引く
・「Ctrl 」+「5」
選択しているセルまたは文字や数値に取り消し線(取り消し線)を引けます。セル選択だと、セル内の文字や数値全部に適用されます。
3.太字にする
・「Ctrl」 +「b」
2.と同じく、選択しているセルまたは文字や数値が太字になります。
※bold(太字の)のbと覚えます
4.下線(アンダーライン)を引く
・「Ctrl」+「u」
2.と同じく、選択しているセルまたは文字や数値に下線を引けます。
※underline(下線)のuですね
5.数値を桁区切りにする
・「Ctrl」+「Shift」+「1」
コントロールキーとシフトキーを両方押した状態で「1」を押せば、セルの数値が3桁ごとにカンマで桁区切りされます。
資料の数量や金額データは桁区切りを求められることが基本ルールとしてあるので、数値の入ったセルを見たらこのショートカットを使う癖を付けておくのが良いです。
6.値貼り付け
・「Alt」→「h」→「v」→「v」(オルト エイチ ブイ ブイ)
こちらはショートカットとは異なりますが、データをコピーした状態で、上の通りにキーボードを4回連続で押すことで、データを”値貼り付け”できます。
マウスを使ってメニューから選ぶ方法もありますが、こちらの方が操作が確実なのと手が疲れにくいため、よく使ってました。
7.数式貼り付け
・「Alt」→「h」→「v」→「f」(オルト エイチ ブイ エフ)
6.と同じく、キーボードを4回押さないといけませんが、マウスを使わずに数式貼り付けができます。
補足
6.と7.については、今はもう少し簡単なやり方を使っています。但し、Excelの初期設定する必要あるので、別の機会にまとめようと思います。
※追記しました(2024年10月12日)
まとめ チリも積もれば
今回は資料作成系のExcel作業に便利なショートカットキーをまとめて紹介しました。
ほとんどが文字や数字の見た目を整えたり装飾する地味なワザでしたが、今回と前回の内容を全部使えるようになると、「チリも積もれば」って感じに基礎的な作業スキルが高まっていきます。
一つ一つの作業自体はそこまで労力に差はつかないですが、どこかのタイミングでExcel作業がグッと早く楽にできるようになります。(少なくとも自分はそうでした!)
今回はここまで。みなさまのExcel作業が少しでも快適になれば幸いです◎