思い立ったが台北
2024年4月に、ゆるーく訪れた2泊3日の台北の旅
航空券とホテルの予約
台湾には、これまでも2泊3日〜1週間程度で何回か行っていて、故宮の博物館や九份、淡水や台南も、一度は訪問済みということもあり、ここ最近の私の台北に行く目的は、お気に入りの「マディソンホテル 台北」で過ごすことと、私の好きな食べ物を楽しむこと。
今回は、たまたま検索してたら、マディソンホテルがたまたま週末にかけて空いていて、たまたまLCCの飛行機も取れそうで、たまたま会社のお休みも2日取れそうだったので、出発予定日の10日前に3泊4日でエクスペディアで予約した。
「自分の予定さえ調整すれば、直前でも行けてしまう一人旅の気楽さと、考えなし」の掛け合わせで、今回の旅行も計画性ゼロからのスタート。
旅の準備
SIMカードはなんとなく(行った先でスマホ自体が変なことになったらどうしよう…)などと考えてしまい手が出ず、いつもWi-Fiを借りている。
今回もWi-Fiを旅行日数分借りる手配を済ませておく。
海外旅行保険は、一時期必ず空港で加入していたけど、今はクレジットカードの海外旅行保険の連絡先を控えて、もしもの時はお世話になろうと考えている。年会費、払ってるし。
旅先で暇な時に見るつもりで、スマホにブラタモリをダウンロードして、アマプラも観たかった映画をダウンロードして、あとは、機内持ち込みOKのキャリーケースに着替えと、荷物が増えた時用の折りたたみ式のボストンバック、荷物の重さを計れるスケールと、向こうで読むつもりの本と、変換プラグと延長コードを入れてパッキングも終了。
ちなみに、台北に着いたら、アマプラのダウンロードは観られなかった。そりゃそーか。
出発当日
都内の東寄りに住んでいる利点は、羽田空港にも成田空港にも一本で行けること。
羽田空港に着いたら、注文しておいたWi-Fiを貸出機にQRコードを読み込ませて取り出して、それからひたすら奥へ奥へ、第三ターミナルに向かう。
本当は機内持ち込みにするつもりだったけど、「読むかもしれない本」を入れすぎてオーバーしていた。結果預け入れすることになってしまったけど、初めてセルフ預け入れを経験できて、なんとなく楽しかったので、よしとする。本当に人がする仕事ってなくなっていくなー、というのも実感する。
セルフ手荷物預け入れは、チェックインシステムでチェックインする時に「預け入れ一つ」を選べば、あとは指示の通りに進めるだけで、困ることは全然なかった。何一つ手順を覚えていないのが、その証拠かなと。
台湾国際空港到着から市内へ
台湾国際空港は、わかりやすくて綺麗な空港だなーといつも思う。
荷物を受け取って、入国審査を受けて入国したら、滞在分の現金の両替は、市内の両替屋さんでするつもりなので、T-moneyカードのチャージ用に、まずは空港内で最初に目についた銀行のカウンターで少しだけ両替をする。そのあとは、表示されている電車のマークに沿って、なるべくキョロキョロせずに進み、台北市内に向かう電車に乗り込む。電車に乗る時は、T-moneyカードをかざすだけで済むので、以前買っておいてよかったなー、と、いつも昔の自分を褒めている。
台北市内に入ってからは、マディソンホテルまで少し乗り換えが必要なのだけど、市内に向かう電車の中で「〇〇駅で□□線に乗り換えて、そしたら△△駅で降りる」をスマホや車内の案内図を見て確認しておく。ガイドブックを広げるのは恥ずかしいのと、変な人に目をつけられても嫌なので、表では極力避けている。荷物が重い時は、エスカレーターやエレベーターの位置を事前に確認しておくことは、普通に日本で電車に乗る時と同じでめっちゃ大切。
マディソンホテル
チェックイン
ホテルに到着したら、なんとかの一つ覚えよろしく「I have a reservation under 名字」で、チェックインする。
そのあとは、一定クラス以上のホテルスタッフは、辿々しい英語でも聞こうとしてくれるし、聞き返すとゆっくり言いなおしたりしてくれるので、何か説明されたら、恥ずかしがらずに「What did you say?」「Could you say that again?」を使い倒し、最終的にはスマホの翻訳ツールもあるから、うやむやにはせず確認する。私に取って、ホテルの滞在は旅行の主要部分で、もしホテルのスタッフの申し出てることがわからなくて悶々としたり、思ってなかった部屋だったらテンションだだ下りなので、ここは頑張る。
マディソンホテルが好きな理由
マディソンホテルが好きなのは、部屋がゆったりしてるから。多分、価格見合いから考えても広めだと思う。
あと、できれば海外に来た気分を存分に味わいたいので、日本の団体旅行やツアーの方が少な目の日本語がロビーで飛びかわないホテルを選びたい、というのもある。
立地としては、観光の中心街ではないし、淡水信義線の大安駅と信義安和駅のちょうど真ん中で、地下鉄の駅までは少し歩くけど、You bikeのポートが近いところも好き。私の好きな地元の方が夕食に来るような臨江街夜市が徒歩数分のところにあるのも好き。
ホテルのスタッフは皆親切で、前もって部屋のリクエストをお願いしておくと、可能な限り応えてくれるし、行きたいお店のことなども聞いておくとメールで事前に丁寧な返事をくれる。今回、爪が折れて爪切りを貸して欲しいとフロントで伝えたら、爪切りはないのでこれではどうか、とハサミを貸してくれた。爪切りって、ホテルに無いものなのだろうか…と思いつつ、解決したので、これもまあ良し。
お部屋は、外の街路樹の借景もあいまって、私は毎回テンションあがる。
今回食べたもの
臨江街観光夜市の鶏肉お惣菜のお店
このところ、台北に行くと必ずこの「鶏肉とお野菜をスパイスで混ぜたおかず」を買って数日に分けてホテルで食べてる。ものすごく絶品!というわけでもないけれど、鳥もも肉をベースに自分で選んで入れる野菜や、うずらの卵などの具材と、スパイシーな味付けがなんかハマって、必ず行ってしまう。
今までは、路地に屋台というか移動式のガラスケースの露店だったけど、今年(2024年)に行ってみたら少し先の私の好きな小籠包屋さんの並びで小さな店舗を出されてた。売り上げ良いのかなーと、ちょっと嬉しかった。
正好鮮肉小龍湯包
同じく臨江街夜市でお店を出しているこのお店も必ず行く。小籠包も美味しいけど、サンラータンのスープも美味しい。お腹に余裕があったらこの夜市の端っこにある胡椒餅も食べにいくけど、なかなか辿り着けないことも多くて残念…。
店内はカウンターと、4人掛けのテーブルが2〜3個ある程度の小さなお店で、地元の方は皆さんテイクアウトしてる。
阜杭豆漿
朝食は一回は善道寺駅すぐの華山市場二階の「阜杭豆漿」に行く。気合を入れて、You bikeで朝6時前に着くように向かっても、既に行列はできているけど、さすがにこの時間だと階段下くらいまでの行列なので、20分待たないで入れて、待ってる間もメニュー見たりして、そんなに苦ではないかな。
湯葉的な膜が良い食感で、揚げパンもボリューミー。ラー油は結構かけてしまいがち。
信義豆漿
マディソンホテルの朝食も美味しい。けど、やっぱり地元の人が食べてる朝食には興味津々なので、豆漿や揚げパンなどを食べたくなる。「阜杭豆漿」は人気店すぎて気合い入れないと行けないから、たいていはホテル近くの「信義豆漿」に行く。湯葉のような膜ではなくて、おぼろ豆腐のような感じで、こちらもとても美味しい。大根餅も肉まんも美味しいので、買ってしまう。食べすぎる。
富覇王猪脚
松江南京駅近くの富覇王猪脚は、テイクアウトもできるので、台北に行ったら必ず食べに行く。
でも、人気が凄まじく、開店早々にモモ肉は無くなってしまい、関節か蹄しか食べられないことが多い。でも、モモじゃなくても十分美味しい!
お店で食べる時は、スープにお惣菜(今回はタケノコ)と、ルーロー飯を頼みがち。食べ過ぎになりがち。でも美味しい。
今回行った台北のカフェ
台北101の超高層階カフェ
マディソンホテルからのんびり歩くと台北101辺りに出るので、101近くの鼎泰豊に行くついでにプラプラしてたら「カフェの予約カウンター」前でちょっと揉めてる方がいて、それでカフェがあることを知る。
揉めた方々がいなくなった後で「1人なら入れない?」的なことを聞いてみたら、「予約でいっぱい。無理」と返されてしまったが、「スタンディングのカフェなら、予約なしで大丈夫だけど行く
?」的なことを言われ、「行く行く!」と即答。
受付の方が小さなチケットをくれて、それを持ってすぐ横のエスカレーターを上がると、ガードマン(?)がチケットをチェックしてからゲートを開けてくれた。
ぶっちゃけ、スタンディング良い!
すっごい疲れてて座りたいなら、他のカフェ行けば良い!
他の人も楽しめるように譲り合う気持ちさえあれば、景色を楽しめると思うからおすすめ!!
諦めて帰りそうになった私に、スタンディングを教えてくれた受付のお兄さんに感謝をしつつ、そこそこ長い時間、台北の景色を堪能したカフェでした。
猫空のカフェ 猫空雙橡園茶坊
カフェのくくりでいいのか?と思いつつ、ロープウェイで到着した猫空駅から徒歩7〜8分の茶芸館「猫空雙橡園茶坊」。
赤い手すりを伝って到着した先がお店の入り口で、お店を抜けると石造りの椅子とテーブルが配置されたテラスで、天気が良かったし、ワンコも可愛いし、本当に気持ち良い。
お茶を選んで注文すると、開封された茶葉の袋と、お湯はヤカンでたっぷり用意されて、自分でのんびりのんびり注いで飲むタイプ。ずっといれる。
お茶は、最後にお会計の時に「持って帰る」と伝えると密閉し直してくれた。
今回も、大好きYou bike
たぶん10年前くらいから、台北に行くと必ず使ってるYou bike。大好き。元々自転車乗るのが好きだけど、台北市内は平地で坂もあまりなく、街ごとに変わる景色を楽しめたり、行きたいところの近くまで行けて、何よりポートが潤沢なので借りるのも返すのもストレスがない。大好き。大事なことなので2回書いた。
アプリのダウンロードと登録
前述のとおり、SIMカード使ってないので、You bikeの登録はクレジットカードを登録して使っている。最新の2.0ver.では、初めにデポジット3000元がかかるけど5日間有効。
まずはYou bikeのアプリを検索して、ダウンロードして、英語だけれど登録を頑張る!そうしたら、台北での自転車生活が楽しめるから!
You bikeの借り方
アプリでポートの位置は確認できるし、街を普通に歩いてても、黄色い自転車の溜まっている様子は結構目に付く。
ポートに停めてある自転車の画面(?)のオレンジのボタンを押して、表示されるQRコードをスマホで読み込むか、スマホに表示される4桁の数字をスマホに入力して貸し出し開始。
Youバイクの停め方
途中で止めておく時は、自転車の前カゴに入ってるチェーンを、前輪側にある穴に刺して鍵をかける。カチッと音がしたら、停車成功。
鍵を外す時は、またオレンジのボタンを押してQRコードを読み取るか、4桁の数字を入力して解除。
返す時
ポート内で、前輪左側の丸い銀盤をポート側の「受け」に嵌めて、画面上に「thank you」が表示されたら返却成功。
台北で見つけた、かわいいキャラクター
台北で見かけるキャラクターが、たいていツボ。かわいい…。