超入門!ゼロから始めるドラム! 〜未経験から1曲叩けるまで〜 基礎練習編
①グリップ&ストローク
まずはスティックの握り方なのですがこれも厳密にこうでなくてはいけないというものはあり ません。
親指と人差し指で軽くつまみ、残りの指を添えて下さい。
そして手の甲が少し上を向くようにして、スティックがハの字になるように構えます。リラックス をして軽く握って下さい。
このような持ち方をマッチドグリップと言います。
それから打面の2~3cm上に構えて下さい。これをレディポジションと言います。
そこからスッと真っ直ぐ上に振り上げて振り下ろします。
この時も力まずにリラックスを心がけ ましょう。
叩き終わったらまたレディポジションに戻りましょう。ここまでが一連の流れです。
②フットワーク
続いてバスドラムを踏んでいきましょう。
ロックやポップスの場合、基本的にはヒールアップ奏法という踏み方で踏みます。
文字通りかかとを上げた状態で足を上下に動かし踏みます。
まずは軽く踏み込んだ状態で構えてみて下さい。
ビーターと呼ばれるペダルの先端が打面に軽く 触れている状態です。
数センチであればビーターが打面から離れていても問題ありません。
脚はバスドラムに対して垂直になるような位置で構えます。
そこから足首を90度くらいに固定したまま、腿全体を上下に動かすイメージで踏みます。
この時足の裏がフットボードから離れない様に注意しましょう。
慣れるまで何回か踏んでみて練習しましょう。
③8(エイト)ビート
さあいよいよ実際に叩いてきましょう。
まずはドラムの一番の基礎の8ビートです。 これができないと始まりませんので頑張ってやっていきましょう。
1.ドラムセットに座って構える
まず自然にドラムセットに腰掛け、両方の足はそれぞれのペダルを踏んだ状態で座ります。
この時ハイハットは閉じたままの状態になります。
そして右手をハイハットの、左手をスネアの2~3cm上に構えておいて下さい。
2.ハイハットを叩く
上図の様に右手でハイハット8回叩いてみましょう。
まずはハイハットのふちの部分をスティックの腹で刻みます。
チッチッチッチッと一定のリズムで叩いてみて下さい。
速くなったり、遅くなったりしないよう に一定の間隔でキープしましょう。
慣れてきたら1分程度一定のリズムで叩き続けて下さい。
3.スネアを叩く
次にスネアを足していきます。
ハイハットを一定で叩きながら3番目と7番目の時にスネアを同 時に叩きます。
ハイハットを4つで区切ると3番目の時に同時に叩きます。
しっかり音のイメージを歌いながらやってみて下さい。
チッチッタッチッ、チッチッタッチッとかなんでも良いので聞こえる様に歌ってみて下さい。
これまた慣れてきたら1分くらい続けて練習してみましょう。ここでもリズムが一定になる様に 気をつけて下さい。
4.バスドラムを踏む
最後にバスドラムを踏んでいきます。
先程練習したヒールアップ奏法で踏んでいきましょう。
ハイハットの3番目と7番目でスネアを叩きましたがバスドラムは1番目と5番目で踏んでいきま す。
これも歌ってみるとドッチッタッチッ、ドッチッタッチッといった感じです。
ゆっくりで良いので確実に。
全部で8つ音を出すということです。
ハイハットは常に鳴っていて、バスドラムが同時だったりスネアが同時だったりしているというこ とです。
難しければ焦らず1音ずつ叩いていきましょう。
なんとなくできるようになったら続けて繰り返し叩いて練習してみて下さい。
世の中のほとんどの曲が3分以上あります。まずは3分止まらずに叩き続けられる様に目指してみ て下さい。
いかがでしょうか?大分ドラムらしくなってきたと思います。
それでは次は実践練習編です。
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