2021.9 好きなライブ映像5選
今回は音楽のお話。
前回好きなMV5選が意外と需要ありそうだったので、今回は公式Youtubeで配信されてる動画をぺたぺた貼り付けて紹介したいと思います。
前回はこちら。
MVと同じように今はそういう映像も積極的に配信されることが多くて、コロナ前でもそうでしたけどコロナ禍の今だと更に多い気がします。大抵こういうのは海外の方が進んでるんですけど、日本でもフジロックの配信だったり各バンドが配信してたりしましたね。
まあそれは置いといて、今回は1曲分として配信してるようなよくあるやつです。最近のものから40年ぐらい前のものまで。
BGM代わりにでも聴いて頂けるとありがたいです。
あ、もちろん公式から配信されてるものだけ取り上げます。
という感じでやってみましょう。
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・The Who - Baba O'Riley (Shepperton Studios / 1978)
最初の1曲目はイギリスの代表的ロックバンド、The Whoの代表曲「Baba O'Riley」。これはThe Whoのドキュメンタリー映画「The Kids Are Alright」用に撮影された映像ですね。この頃のThe Whoはギターのタウンゼントの難聴が結構悪化したり、ドラムのムーンがドラックと酒でヘロヘロになってたり(実際この動画の撮影の4ヶ月後、オーバードースでムーンは亡くなってしまう。)かなり危ない状況。それでも映像を見る限り、ボーカルのダルトリーは迫力満点だし、タウンゼントはノリノリでブンブン腕を振り回して最後らへんは弾くのをやめて踊ってたり、ムーンはニコニコで楽しそうに叩いてるし、その3人を横目にエントウィッスルは淡々とベース弾いてるし、The Whoの良さがぎゅっと詰まってる気がしてとても好きですね。
1978年の映像がここまで綺麗に音質も良く残ってるのが凄いですし、そこから無料で公開もしてくれるなんてありがたいですね、本当に。
・Blur - Parklife (ft. Phil Daniels) (Glastonbury 2009)
次はブリットポップの中心だったBlurの「Parklife」。毎年イギリスでやってるグラストンベリーフェスティバルの映像ですね。(2020・2021年はコロナで中止。)
なによりこの動画で好きなのはボーカルのデーモンとParklifeの語り部分で参加してるフィルダニエルズの絡み。(黒のポロシャツを着てるおじさんと白いポロシャツを着てるおじさんです。)MVと見比べると2人とも大分おっさん化してるなあっていうのが率直な感想ですけど、1つのマイクをなぜかシェアというか取り合いする2人がとても好きです。原曲と比べてライブ用にテンポもかなり速くなってて好き。
ちなみにこのフィルダニエルズ、The Whoのアルバム「Quadrophenia(四重人格)」を基にした映画「さらば青春の光」の主演俳優さん。1960年代のモッズを正確に再現してて面白いですよ、ぜひ。
・Hugh Jackman - The Greatest Show (from The Greatest Showman) [Live at The BRITS 2019]
次は映画「グレイテスト・ショーマン」で主演を演じたヒュー・ジャックマンが表題曲を熱唱するこれ。元々ヒュー・ジャックマンは舞台で演じてたこともあり、歌唱力はめちゃくちゃ充分。歌って踊れちゃうのが凄いところですね、ウルヴァリンだけじゃない凄い人。同じく主演の映画「レ・ミゼラブル」もとてもオススメです。
・Chris Martin and Ariana Grande - Don't Look Back In Anger (One Love Manchester)
次はクリス・マーティンが歌う「Don't Look Back In Anger」。(アリアナ・グランデは一応いるだけ感。)
覚えてる人はハッキリと覚えてると思いますけど、2017年5月22日にマンチェスターでのアリアナ・グランデのコンサートで自爆テロが起きました。
23人が亡くなり、120人以上が負傷した痛ましい事件で相当な衝撃だったのは察するに余りありますが…数日後にアリアナ・グランデ主催で行われたチャリティコンサートがこのOne Love Manchesterです。
で、もう一つ把握しておきたいのが、この時マンチェスターの人々の間で歌われたのがOasisの「Don't Look Back In Anger」だったんですね。追悼集会で女性が歌ったのが波及して広がった…みたいな話らしいんですが、ともかくアンセムとして歌われ始めました。簡単に訳すと怒りで振り返らないで、になるんですけどこの事件に対する1つの道筋のようにも聞こえます。
動画に戻ると、そのOne Love ManchesterでColdplayのクリス・マーティンがDon't Look Back In Angerを歌うということで、本当に素晴らしいです。ノエルは家庭的な事情で来れなかったようですが、しっかりクリス・マーティンが歌ってくれましたね。本当にこの人の歌声は染みます…。
色々と言われがちなColdplayですけど、やっぱりこういうのを見るとすげえなあと思いますね。10月に新譜も出すみたいですし、楽しみです。
・The Style Council - Walls Come Tumbling Down! (Live Aid 1985)
次はThe Style Councilの「Walls Come Tumbling Down!」。ライブエイドでのパフォーマンスですね、説明不要だとは思いますけど。QUEENのパフォーマンスがあまりにも有名ですが、僕の好きなポール・ウェラー率いるThe Style Councilも最初の方にちらっと出てます。この頃のThe Style Councilは名盤中の名盤「Our Favourite Shop」をリリースして全英1位を取ってすぐで、全盛期ですね。おしゃれサウンドなのにバリバリ体制批判を込めた歌詞を小刻みにステップしながら吐き捨てるように歌うポール・ウェラーが本当に本当に格好良くて…。The Jamからのソリッドさというか、鋭さが失われてないですね。格好良い…。
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そんな感じですかね。
狙ったわけじゃないですが、ほとんどUKバンドでしたね。基本的にイギリスの方が好きです、音楽は。なにか1つでも好みにハマるものがあれば嬉しいです。もしありましたらコメントで教えてくれるともっと喜びます。
おわり。
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