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ニュースレターVOL.29
クルー諸君、ごきげんよう🦝✨️
先日、長引く体調不良のクライマックスに金縛りで怖い目にあった船長とと子です👻みんな、金縛りってあったことある?
黒い影に足元と胸を抑え込まれてさ…😱ひえぇぇだったのよ。
その恐怖を祓ってくれたのが、なんかどこかで聞き覚えのあるパリピな脳内BGM。翌朝ググって判明したんだけど氣志團のワンナイトカーニバルって曲😂ご存知?10年近く昔の(笑)
それで私の中で氣志團がお祓いBGM認定されまして、彼らのライブをかけ流しておりましたところ、こんなセリフが何度も聞こえてくるのです。
「ピリオドの向こう側に、行っちゃおうぜ」
で、これは大寒♒エリアのキーワードじゃあないか!!とハッとして、これはみんなにもシェアしたい、と思って♒エリア探査もクライマックスではありますが、こうしてニュースレターでお届けする次第であります🫡
忙しいみんなに、ぜひ届けたいキーワードだから、ズババーっと書き出した内容を音声配信にもしてお届けします!
※今回のニュースレター本文は、クルーメンバー以外の人も読める(聞ける)公開リンクになってます🙏
「ピリオドの向こう側に、行っちゃおうぜ」
これが♒的だよねって解説は、みんなにはいらないかな?
ピリオド「.」は、ひとつの文が終わったところに打つ点。その向こう側にあるのは、ここまで語られてきた文とは区切られた、別の文。
これまでの世界から隔てられた、ピリオドの向こう側の世界を見るってのが♒的まなざし。
今ワレワレがこのプロジェクトで探査しているエリアってのが、この♒的まなざしで切り取った宇宙のいち側面ってこと。
向こう側を見る…その大前提として
ピリオドの向こう側に世界が展開するためには、当たり前だけどまずピリオドが打たれていないといけないわけ。
世界にピリオドをうがつのは、占星術でいう土星の働き。「はい、終点ここまで!」って区切りをつける。壁の存在をはっきりさせる。
土星は♒のサブルーラー、元・監督。ルーラーが天皇陛下なら、サブルーラーは上皇的ポジション。
サブだから、副だからって甘く見ることなかれ。
ほら、平安時代とか鎌倉時代は上皇が世界観を動かしてたりしたでしょ、そんな感じで、ときにこっちのほうがに大きな影響を与えるような、重要な存在なのです。
なにより♒の世界観の本領にふれるには、やっぱり大前提であるこのピリオドを済ませているかチェックが必要だと思うのね。というか、♒的まなざしってのは、その最終確認も含んでいるのかもしれない。
そういうところも、♒のまなざしって厳しいというかシビアだよね。時折、「自由」とか「風」ってキーワードに引っ張られて「軽やかな」とか「身軽な」って形容詞で語る人も見るけど、それはあんまり♒的ではない。♒は全然ふわっとしてないからね。
だってピリオドの向こうは、もう後戻りできない世界。いったんホモ・サピエンスにまで進化したら、もう二度とアウストラロピテクスとしては生きられない。
ちなみに「自由」の本質を「絶対的な制限や条件、変えることのできない運命、コントロール不可能な構造と向き合うこと」みたいに定義したのが、スピノザの哲学。
(これについては長々と脱線しちゃいそうだから書きたいのを我慢…!!)
彼の思想は社会に電撃を与えるくらい、常識をちゃぶ台返ししちゃう異端児だったんだけど、そこもまた♒的♡
本日のキーワード「認知革命」
ピリオドを打ち、その先に筆を進める。革命、進化。この♒的エネルギーを人類史という文脈で言い表すなら、それは「認知革命」。
↑「認知革命」というキーワードで人類の進化の歴史をなぞったベストセラーといえば、ユヴァル・ノア・ハラリの『サピエンス全史』ですな🐒
今回のニュースレターの本題は、「ホロスコープが次の認知革命の鍵になるのでは?!」っちゅう(なんじゃそれ、な)ハナシ🙌
時代の転換期だなんだって騒がれておりますが、今は人類史的スケールで、大きな転換期が来ているのかもしれない。
人類はこれまで語ってきた文、現実世界にピリオドを打って、新しい文を書き始めようとしている。人類史上、何度目かの認知革命が起ころうとしている。
ワレワレのプロジェクトも、そんなうねりの中から生まれた動きのひとつなのかもしれない。
「認知革命」ってなんぞや?
世界をどう捉えるか。これこそがリアル、と認識する日常の世界観の劇的な変化。個々人の感覚の変化というより、ニンゲン全体が共有する世界観ね。
もうちょっと突っ込んで言えば「意識して把握できる領域が拡大」すること。視野に入れられる範囲、自分に結びつけて考えられる範囲がガバッと展開すること。
把握できる領域の拡大といっても、それは「コントロールできる領域の拡大」ではないんだけどね⚠
拡がる世界の中でコントロール可/不可能の線引きができるかどうかは、その世界でどれだけ成熟した視点を持てているかってポイントでもある。
人類が拡大させたふたつの領域
人類が認知革命で拡大させた領域は2種類ある✌ひとつは空間的な拡大、そしてもうひとつは時間的な拡大。
個人にしても社会にしても、成長とか発展、発達というのは「空間的&時間的に把握できる範囲が拡大していくこと」って言えるよね。
成熟した社会とか、オトナと呼ばれる人は「より広い空間的な広がりで物事を捉えたり、より長期的なタイムスパンで判断や行動をとる」ことができる。
空間的な世界観の拡大
これは文字通り視野の拡大。背が伸びてテーブルの上になにが置いてあるか見えるようになれば、狙いを定めて手を伸ばしたり、逆に危ないものがあるとわかればむやみにまさぐったりしなくなる。
行動範囲が広がって家の外の世界、山の向こうの世界、海の向こうの地理情報まで把握できるようになる。
目の前しか見てない人と、背後や周囲にまで気を配れている人の行動の違い。意識が及ぶ範囲が広がることで、そこから得た情報を今の自分の思考、判断、行動に活かすことができるからね。
時間的な世界観の拡大
時間的な範囲ってのは、過去にしても未来にしても、より遠くの記憶を参照して今に結びつけることができるってこと。
認知革命とは成長の限界点を超えること
空間的にしても時間的にしても、成長には限界がある。身長も視力も、記憶力とか情報の処理能力も、どこまでも無限に発達するわけじゃない。
その、ある程度成長しきって量的な変化が頭打ちになったとき、その限界をバチコーン!!と突き抜けてしまったのが、人類の認知革命。
この、バチコーン!!と破られてしまうのが、それまで「リアル」だと感じていた世界。認知革命は、新しい「リアル」の世界に突入するってこと。
それまでどれだけ鍛えても生身のジャンプじゃ飛び越えられなかったバーを、棒高跳びで思いっきり飛び越えてしまった。しかも跳び越えた先には、見たことのない世界が広がっていた。
認知革命の鍵、棒高跳びの棒
その棒高跳びの棒、認知革命の鍵になるものは色々と考えられているけど、ポイントはそれが「人工物」だってこと。道具とか、人工的に加工された技術。
例えば物見櫓みたいな建築技術や乗り物は、生身のレベルをはるかに超える空間的な世界をうんと拡大させた。
言葉や文字は、空間的な情報だけじゃなく時間的な制約を超えた情報へのアクセスも可能にした。
特に言語能力の発達は、より複雑な因果関係の把握、情報の処理、時間システムを、把握したり共有したりできるようにしたでしょ。この言語能力という棒で跳び越えたバーの先が、今の私たち人類が見ている「リアル」なんだよね。
認知革命で「リアル」の次元が変化する
こういう世界観のビフォア・アフターを比較するときに用いられる例えが「次元」の変化イメージ。
最初は2次元的な世界観。目の前に繰り広げられる映像イメージ、それがリアルな世界だった。
それが、道具や技術でもって、バチコーン!!と3次元世界に突き抜ける。立体的な構造を持った世界こそが、リアルになる。
さらにさらに、コトバや文字という人工的技術が、立体的3次元世界をバチコーン!!と突き抜けて、時間の動きのある四次元世界を「これこそがリアル」と設定を変更させた。
因果関係の組み合わせで生み出される、ストーリー的世界。私たちは過去から未来へと展開する物語の中に生きている、というリアル。今ココ。
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でね、今また人類に認知革命が起ころうとしてるんです。
ストーリー的な世界、物語によって把握する世界の、向こう側にある新しい「リアル」…そこに向かって動いている。
次の認知革命、ピリオドの向こう側
今人類はひとつの世界観、世界の捉え方にピリオドを打とうとしてる。
おおげさに聞こえると思うけど、このプロジェクトだって、そういううごめきの中に生まれた動きのひとつかもしれない。小さな、小さな動きのひとつ。
認知革命、それは「把握できる領域が、限界点を越えてバチコーン!!と拡大すること」。人類史を振り返ってみれば、人工的なツールとか技術が空間的限界点を越えることを可能にして、時間的な限界点を超えることも可能にした。
2次元から3次元、3次元から4次元的な世界に跳躍してきた。
今感じているリアルな世界、因果関係やストーリーで捉えている時間的な世界のリアルは、いずれ「それもまた世界のほんの一側面に過ぎなかった」と見なされることになるんだろうね!
じゃあ次の棒高跳びを支える棒、人工物、人工的技術はなんぞや?と言うと…やっぱりあれだろうね、AIをはじめとする情報技術。
特に時間情報の捉え方に関するもの。時間に対する解像度を上げるもの。
いや、ココロに関するものか。
時間を時間として把握する働き、それが「ココロ」だから。
占星術を「時間の分類学」と捉えるなら
ここでクルーのみんなに思い出していただきたいのは、このプロジェクトが挑んでいる「日常的な時間感覚を超えたリアルに触れてみよう」ってテーマ。
時間を、世界の大枠、世界の前提、全てを含む容れ物として捉えるんじゃなくて…もっと大きな世界観、時間を超えた世界(プロジェクトでは「宇宙の全体像」って呼んでるやつ)から時間を捉え直してみようってココロミ。
過去から未来へと流れる時間から一歩距離を置いた視点で「時間ってのは、宇宙全体のうちのある側面、いち部分を経験させてくれるもの」として捉えるココロミ。
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これは私個人の思考実験であって、実際プロジェクトでナニをしてるってわけでもないから、クルーのみんなは「ん?そうなの?」くらいの感じだと思うけど(笑)いつもとちょっと違う視点から、自分の生活、自分の生きてる宇宙を面白がってみようぜ!そんでいろんな宇宙をシェアしようぜ!って空間を、楽しんでもらえてると嬉しいなぁ♡
さてさて、棒高跳びの棒のハナシに戻るけど…
言語や文字が把握できる時間の範囲を拡大したように、占星術みたいに時間を体系化する技術が、次の認知革命の鍵になる可能性があるんじゃないか?!ってのが、今回のミソ!
ここに持ってきたくて、ここまでのハナシがあったのだ(笑)
占星術…といっても、今の一般的な意味での占星術はイノベーションツールにはならないと思う。占星術そのものが、というより、ある種の「時間を体系化したツール」が鍵として働きそうなんだよね。
あるいは、感情にまつわるテクノロジー?
感情は心の働きで、心の働きは「時間」に結びついているからね。うーん、こっちが有力な気がするけど、このハナシはまた今度!
ただ、占星術を「時間の分類学」として捉えてみると、未来の可能性に思い馳せるひとつの窓口としても楽しめるんじゃないかな!と思って。
※ 一般公開ここまで ※
このニュースレターは、私の思いつき企画『人工宇宙探査プロジェクト』に参加してくれているメンバー(クルー)に向けて不定期に配信しているものです。基本的には限定公開なんだけど、今回は「おもしろいがってくれるヘンタイが外の世界にもいるかも!?」って気がしたので、本文公開しました🙌✨️
もりもり書くエネルギー(''◇'')ゞ燃料投入ありがとうございます!!