あまりに性知識がなかった頃の話その1【微妙に閲覧注意かも】
こんばんは、ギョウちゃんです。
まだ若かりし頃のギョウちゃんさん、あまりにもピュアすぎて今となっては恥ずかしさを覚えるエピソードがいくつかございます。それを聞いた一部で、えなにそれ気になる~などといった要望が散見されました。そこで今回のお題は、そういったリクエストに応えつつ自戒を込めて懺悔として残そうというものです。なんとその1です。今回書く内容以外にもそれなりにあります。もしかしたら続きも書くかもしれませんが、現時点ですでにその1で凹んで書くのやめてほしい気がします。
また、こういうタイトルで文章を書く以上、どうしても下ネタになりがちです。まずこの記事のURLをクリックした時点で大丈夫だとは思うんですけど、苦手な人は帰ってください。
さて、皆様は「すすめ!パイレーツ!」という漫画をご存知でしょうか?
いつ頃の作品か詳しくは知らないのですが、1980年になったかなってないかくらいの年にジャンプで連載された作品になります。
画像探しに検索かけたら1977~80年連載って書いてありました。やっば。
一応野球漫画なんですけど、その当時の野球漫画といえば巨人の星といった所謂スポ根もありました。こちらは表紙を見ての通りスポ根ではなくおもっきりギャグ漫画で、なんならその巨人の星を筆頭に、当時流行っていた作品であるウルトラマンやら銀河鉄道999などをパロっていたり、なんなら筆者やアシスタントまで登場して好き勝手するなど最早なんでもありの作品でした。
さすがに僕よりも一回り上の年代で連載されていた作品になるため、普通に生活してたらまず知らなかったはずなんですけど、当時の小学生ギョウちゃんさんは親父殿の実家に遊びに行った際に見つけてしまうんですねー。
で、この表紙の左上にいるこの2人。
左のグラサンは、粳寅満太郎と書いて「うるとら まんたろう」と読みます。ウルトラマンタロウそのまんまなんだよな。ええんかこれ。
右の白髪じいさんがグラサンの親父で、粳寅満次と書いて「うるとら まんじ」と読みます。まあまあまあまあ…
そして作中少し進むと満次の父親、満太郎の祖父にあたる人物が出てきます。名は粳寅満王と書いて「うるとら みつお」と読みます。そのまんまではないけどウルトラマンキングなんだよな。ええんかこれ。
なお、グラサンは話が進むと馬留丹奈々という女性と結婚します。「ばるたん なな」と読みます。当たり前ですが、バルタン星人になぞらえて、馬留丹星児と書いて「ばるたん せいじ」と読む人物が兄にいます。まあそれは置いといて、結婚すると、粳寅奈々と書いて「うるとら なな」という名前になります。ウルトラセブンです。ええんかこれ。
ここで紹介した人物だけだとウルトラマンシリーズしかいませんが、まあこの作品が他作品をどの程度パロっているかが大体分かってもらえたんではなかろうか。
ここからが本題です。だいぶ前置きが長くなってしまいました。
満太郎には当然母親にあたる人物がいるのですが、作品が始まった時点ですでに亡くなっています。満次の妻に当たる人物になるのですが、とある回で満次が妻を想起し涙ぐみながら紹介するシーンがあります。
ホワイトボードに自分の名前である「粳寅 満次」、そして妻の名前「粳寅 満子」と書きます。そしてこれに振り仮名を入れようとします。
するとそこにいた主人公を含むチームの全員が「わー!わー!」と慌てふためき、満次が「うるとら みつこ」と名前を発した時にみんながズッコけ、満次もこれにはきょとんとした顔で「?」としていました。
これを読んでいた当時小学校高学年ぼく、この作品のギャグには一通りお腹を抱えて笑ってた記憶が今でもあるのですが、ここでみんながずっこけた理由がわかりませんでした。そしてなんとここから高校一年生になるまで話が飛びます。
高校一年生ぼく、幸いにも友人にある程度恵まれ、バカ話したり昼休みに一緒にご飯食べたりなど出来ました。当時の友人たち、会わなくなって随分経つけど元気かな。
そんなある時、たぶん放課後、どんな話の流れだったか忘れましたが、ラグビー部A,Bとサッカー部Cが俗にいう猥談をしてて、なにやら聞きなれない単語がバカスカでてきました。で、何故か僕もその話を聞く側にいたみたいで、キョトンとした顔をして「こいつらなに話してるんだろう…」ってなってたんですけど、するとラグビー部Aが「お前今までの話何言ってたかわかる?」って聞いてきました。
「さっぱりわかんない」と首を振ると、会話にいた連中も「は?」といった面持ちでこちらを見つめてきます。いや知らんもんは知らんやん…
そこから何故か15分ほどだったでしょうか。ギョウちゃんさん相手に保健体育の授業がはじまりました。といってもぶっちゃけ何言われたか覚えてません。
ただ、まあその…文章には書きづらいんですが…女性器の俗称にあたるんですかね…?あれの呼び方をラグビー部Aから教わることになります。
それはもう感動しました。小学校高学年の頃からずっとわからなかったマンガのとある1コマに撒かれたネタが、たぶん4年くらい経ったこの時になって遂にネタの真髄が明らかになったのです。みんなしてわー!わー!言ってたコマを見るに、当時のジャンプでも流石にギリギリを攻めたネタやったんやなって…
当時のぼくもこの感動を分かち合いたいとラグビー部A,Bとサッカー部Cにこのマンガの話をしました。いやー、だーれも、知らなかったですねー。
内心では「君らもこの作品知らんなら、似たような理屈でおれがこの名称知らなくても当然やな!」とも思っていました。当時は若くてですね…
今思い返してもおれなんでこんな話書いてしまったんやろうなってなるな。いやでも当時はほんまに感動してん…下ネタにはなるんだけど、こう…なんといいますか…こういった感動は知識に変換されるし大事やん…?
こんな感じでエピソードがたぶんあと4つは書けます。嫌だなあ…
すすめ!!パイレーツ、ギャグマンガとしてめっちゃ面白かったのでおすすめです。沢村真子が一番好きだったと記憶しています(画像)。千葉県をド田舎と評してやまないこの作品、気になる方はどうぞ。どうやって手に入れるかは知りません。