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つらいだけにしない、を改めて

気持ち良い晴れの東京より、こんにちは。
今日は多分乱文。

先日、術後の1年検診でした。しんどい1年だった、というとなんだか悲しいけど、振り返ってもしんどいことばかりでした。闘病、という言葉を使うのには抵抗があったけれど、ずっと闘病してた2022年。
振り返ってもなんにもならないと思ったけど、書き記してもおきたいから書いています。どうかこんなにつらいのは今年で終わりでありますように。

つらかったことをひとつひとつ挙げて書き連ねることは、本当になんにもならないからしませんが、自戒として記しておきたいのは、この1年とても難しかったのは無理や我慢をしないことだった、ということ。
薬の作用やらで体力すごく落ちてしまったけど、やりたいことがなくなったわけではないし、友達と会えば楽しい。落ちた体力を取り戻したくて、それこそ治療が始まった最初の頃は意地になって遊びに出かけていました。
その裏で、無理や我慢をしないで外出してる日は、本当にほとんどなかった。小さな不快、小さな疲れは毎日あって、何もない日なんてなかった。自分を誤魔化していたらしんどいのだとわかっていても、荷の下ろし方がわからなかった。
そして、そういう不快や疲れを我慢できてしまう自分と、耐えられない自分の乖離が、治療が長引けば長引くほどつらい、最近はそんな感じ。無理や我慢をしすぎないことは、来年の課題。

わたしはもともとネガティヴ思考なので、それに拍車がかかっちゃう日もあるし、特に今はホルモン治療で情緒が大体暴風雨だから、気持ちが揺さぶられがち。
けど、前向きになれない、と落ち込みながら気づいたこともあって、それは、わたし陰に目を向けたいんだな、って。光の当たらないところも見ていたい。前向きで常にきらきら輝いているひとの姿も素敵だけれど、それだけの人生を送りたいか、と問われるとそうでもないと思う。痛いのはつらくて、痛いのが好きなわけではないけれど、痛みを知らない人生の方がわたしは寂しい。

災い転じて福と成す、って言うから。
きっとこのがん罹患というつらい経験も、何かにできるはずだし、何かにできるとしたら、それは他でもないわたし自身が何かにするのだ。
そんな、改めての想いごとでした。年末と理由をつけて決意を新たにできたりするから、忙しいけど年末って好き。

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