疼く冒険心と、平和に温まっていたい気持ちの間で揺れる

雨曇りの東京よりこんばんは。
冷静と情熱のあいだみたいですが、最近の素直な気持ちをタイトルにしたらこうなりました。
最近、ふたつの対照にある気持ちの間でなんだかふらふら揺れています。
きっと、だから最近あんまり気持ちが晴れないんですね。
今日はなんとなくエッセイみたいな書き散らしをします。

これまで、何事にも比較的冒険心が勝っていたように思い出します。
お洋服を選ぶとき、仕事を辞めるとき、初対面の誰かと出会うとき、どれもまったく同じテンションですることではありませんが、わたしはあんまり物怖じしないで飛び込めるタイプだと思っていました（し、実際飛び込んできたと思います）。
最近だとお仕事で新しい業務を任されたことが嬉しくて、やってやるぜ！という冒険心が刺激されています。
そしてプライベートでも通っているダンススタジオで新たな試みに携われることになりそうで、こちらも新しい扉に向かって進んでいけるときの高揚感を感じています。

一方、平和に温まっていたいと思うのは安心できる、信頼できる、大好きなひと達との人間関係です。
ここを平和にしておきたいということ自体は何にも問題がないと思います。
では何をふらふらしているかというと、「新しい出会い」を求めて冒険をするということに上手にエネルギーを使えていないような気がしているのです。
過去に人間関係で大きな喪失感を感じてしまって以降、どうにも人との距離の取り方を難しくとらえがちなこともきっと理由の一つです。
そしてここ数年で築いた関係が崩れるという経験をしてから、より一層「新しい出会い」には過剰な防衛本能が働いているのかもしれません。
人は失敗に敏感な生き物だと聞いたような気がしますから、自然なことなのかもしれません。

過去は過去、と上手に切り替えて、新たな冒険を迎え撃つくらいの（撃ってしまってはダメか）、強くたくましい女になりたいと思う、そんな梅雨の夜。
まだまだこれから進んでいけそうです。

Image by Jan Alexander from Pixabay