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進化系シュラフ3選+1<2020年秋>篇
シュラフ(寝袋)についても、最新モデルのうれしい進化を目の当たりにしてソワソワが止まりません。
■1)寝返りも打てるマミー型シュラフ! その1
肩と腰の部分がちょこっと膨らんだシェイプになっているのがポイント!
これのおかげで、密着度の高いマミー型でも寝返りがうちやすく、格段に寝心地アップしてます。
また、なにげにピロ―ポケットや、スマホを入れられるポケットも付いていたりするのも気が利いていいですね。ささやかな工夫が一つ一つ嬉しい☆
■2)寝返りも打てるマミー型シュラフ! その2
ノルディスクというメーカーの新しいシュラフ、色んなバリエーションがありますが、エッグ型と呼ばれるこちらのモデルが、とくに良さそうです。
中は寝返りも打てるほど広々していて、足先も出せる。これならマミー型の弱点だった「寝心地」が、もう弱点どころか 最大の魅力 になりそう。
■3)洗濯可の化繊でも、コンパクトで極寒仕様
BE-PALでも英国軍御用達とされるSnugpakのシュラフ、素材の進化を地道に取り込んで、化繊のデメリットを克服しつつSnugpakらしさをさらに引き立たせたモデルが発売されています。
シュラフ選びの原則ルール(コンパクトさ優先ならダウンを選べ)が、もう何がなんだか。ま、でも良いものは良いんです!
個人的には、足先を真上に向けても窮屈にならない、シュラフ先端のシェイプの工夫が、ささやかながら好きなポイントです。
寝心地や保温性を重視しても、重さやコンパクトさもバッチリ。弱点をカバーした隙きのない選択肢がどんどん増えていて、これから買う人は、ますます迷ってしまいそうですね。
そんななかで、さらに選択肢の幅を広げてしまう、ちょっと別方向の提案をもう一つ。
■番外編)シュラフカバーで4シーズン対応!
もし「シュラフ単体で寝心地の全てを実現しなくても良い」のだったら、シュラフカバーを使う、という選択肢も出てきます。
つまり、
3シーズンシュラフ + シュラフカバー
というスタイル。
これなら、シュラフ自体は軽くて薄めの、手軽に持ち出しやすい3シーズンタイプを選んでおいて、冬に使いたいときはシュラフ自体をまるごと入れられるシュラフカバーを追加すればOK。
これなら重くかさばりがちな4シーズンタイプのシュラフよりも、格段に持ち出しやすくなりますし、また真冬以外のキャンプにも当然ながら対応可。
この組み合わせが、じつはシュラフ選びの最強の選択肢なのかも☆
最新キャンプギア ネタ元
今回のシュラフ特集も、BE-PAL10月号でさらに幅広く特集されています。
ウェブに情報が溢れている昨今ですが、そんななかで引き続き支持されている雑誌の取材力は、改めて素晴らしいものがあるな、と実感します。
これは、買って読む価値ありますよ。ほんとに。
シュラフの選び方(おさらい)
シュラフ選びの基本的な考え方は、以下のnoteを参考に。