「震える舌」を観たよ(ホラー映画レビュー)
小学生の頃に、入学シーズンの度に皆で遠足に行きませんでしたか?わいの学校はやってた。
んでな、小学校3年生の頃の遠足で、帰りに激しいヒョウが降りました。獣のほうじゃないよ。氷のほうだよ。
小さい粒がたくさん降ってきて、皆笑顔でキャーキャー言いながら帰宅しました。
その後友達の家に遊びに行ったんですが、急に体が熱くなって動けなくなりましたよ。親が迎えに来て家で熱を測るとびっくり、39度ありました。
いやびっくり。そんなに体が弱い子じゃなかったので、熱が出ただけで皆びっくりでしたよ。
幸い熱は一晩で下がりました。
さて、今日は「震える舌」を観ました。
1980年公開の邦画です。
幸せな家族にいきなり訪れた悲劇、彼らの闘病生活を描いた........ホラー映画ということです。
ジャンルおかしくないか?と思いますよね。
ドラマとかじゃないのかと。でもホラー映画。
ざっくりあらすじ
千葉の大きな団地。海が見える。バカでかい。
昭と邦江の夫婦の一人娘の晶子の三人家族である三好一家は、ある日突然悲劇に襲われる。
ある日の食事中、昌子は母の手作りグラタンを目の前にして地蔵のように固まっていました。何とかして食べさせようとする邦江と、躾として厳しく叱る昭。
翌日、昌子は風邪気味で幼稚園を休みました。家の中で歩く昌子の足取りが変な事に気付いた夫婦。邦江は昭が厳しくするせいだと言う。
その日の夜、昌子が舌を噛んで血だらけになりながら苦しみ出した。
舌を噛ませないように、必死に己の指を噛ませて止める昭。昌子は救急車で運ばれる事態に。
行きつけの病院でぞんざいな対応をされた夫婦は、昌子を大学病院に連れて行き、詳しく診てもらった。
そして下された診断は、「破傷風」
昌子の運命やいかに!
感想(ネタバレ含)
ただただ痛そう........。
そんでもって序盤の、昌子を診る医者達のクソみたいな態度がめちゃくちゃムカつくwww
「ドクター・ハウス」というドラマを観た時も感じたのですが、お医者さんが患者の病気を診断するのを間違えることもあるんですね。大変なお仕事だなぁほんと。
三好夫婦の演技はもちろんですが、マジで昌子役の子がすごかった。演技力えぐい。
とにかく観てて心が痛かった........。めちゃくちゃ泣いた。
昌子の叫び声がマジで刺さる。
原作は小説で、作者のお子さんが実際に破傷風になった体験を元に書かれたものだそうです。そりゃリアルなわけだ........。
昌子が発作で舌を噛んだ時に、駆けつけた医者が三好夫婦に
「この子の歯は、乳歯!?乳歯なの!?なら生えてくるからいいよね!?」
と言って彼女の歯をその場で抜くんですよね。
いや確かに........確かに生えてくるけどさぁ........!生えてくるけどさぁ!!
めちゃくちゃ痛そうなシーンだった。
ネタバレだとしてもマジでこれだけは書いておきたい。
昌子はちゃんと助かる!そこは安心して最後まで観てください(笑)