「仄暗い水の底から」を観たよ(手抜きなあらすじ)
子供の頃はかくれんぼが好きでした。
隠れる方ね。
よく物の隙間とか、奥の方に身をねじ込んで、ガチで皆が帰るまで見つけて貰えないことも多かったです。
皆が見つけられずに帰ったら、謎の「やってやった感」にニンマリしながら外に這い出て帰宅したものです。
今日ご紹介いたしますのは「仄暗い水の底から」というホラー映画です。
ご存知の方も多いでしょう。
「リング」「らせん」シリーズでもお馴染みの小説家・鈴木光司先生の短編小説が原作のものです。
主演は黒木瞳さん。
これ観たあとはしばらくお風呂が怖くなる人も居そうです(笑)
とてもテキトーなあらすじ
どっかの町のごっつい古いマンションに引っ越してきた松原淑美(としみ)と5歳の娘の郁子。
淑美は髪の毛の薄い夫と離婚調停中で、郁子の親権を真剣に争ってるところ。
裁判で有利になるように、就職先を決め、中古のマンションを購入した。
引越してからというもの、母娘は奇妙な現象に悩まされるように。
上の部屋は空き家なのに足音がうるさいとか、天井からめっちゃ雨漏りしたりとか、蛇口捻ったら髪の毛入りの水が出てきたりした。
そして淑美は時折髪の長い女の子の幻覚を見る。
そんでその、なんか色々だんだん怖いことが起こってく(語彙力)
感想
これ、人によっては胸糞悪くなったりイライラする映画かもしれないね。
怖さは結構ソフトな感じ。
怖いよりも悲しくなる。
子役の子が可愛い。
全体的に静かな雰囲気で、暗くジメジメした感じがしますね。見てるだけでかび臭い臭いがしてきそう。
バーン!お化けドーン!ぎゃぁぁぁーー!的な勢いではなく、音もなくそこに現れ、ハッとして振り返ると何も無い、っていう。まるで忍者のようです。
子供を守るために自ら犠牲になる、っていう演出がめちゃくちゃ胸が締め付けられる........すっげ悲しい。