【映画レビュー】「クワイエット・プレイス」を観たよ(ネタバレあり)
毎日暑いですが、皆様生きてますか(大袈裟)
私は死にそうです。暑いの苦手。
暑いせいか、最近仕事でもイラついてるお客さんに絡まれることが増えました。
勘弁してください(切実)
サンドバッグじゃないんですよ。
さて、今回は「クワイエット・プレイス」
を観ましたよ。
2018年公開、アメリカの映画です。
よく分からん頭がパカパカしまくるきっしょい怪物から逃げる映画。
ざっくり最後まであらすじ
冒頭
荒れ果て、廃墟となった街中で、アボット一家は物資を調達していた。
彼らは夫リー、妻イヴリン、長女リーガン、長男マーカス、次男ボーの5人家族。
リーガンが聴覚障害を持っており、家族は手話で話すことができた。
手話で話しながら彼らは物資調達を済ませ、帰っていた。
しかし、4歳のボーがこっそり音が鳴るおもちゃを持ってきており、帰り道でそのスイッチを入れてしまう。
おもちゃから音が鳴り、リーがボーに向かって必死に駆け寄る。
しかし、リーの目の前でボーは怪物に殺されてしまうのだった。
突如地球外からやって来てこの世界を破滅に追いやった怪物は、視力は無いが極めて優れた聴力と俊敏な動きを持つ。
彼らはどんなに微かな音にも反応し、恐ろしい速さで獲物に襲いかかる。
人類は次々と彼らに殺されていき、減少の一途を辿っていた。
起
ボーを失って一年後、彼らは心の傷を抱えつつもなんとか生き延びていた。
ある日、リーがマーカスを連れて魚をとりに行くことになる。マーカスは怪物に襲われることを恐れて行きたがらないが、生きていくために必要な術を彼に身につけてほしいイヴリンは、彼を説得する。
リーガンも一緒に行きたがるが、現在妊娠中のイヴリンに何かあった時のためにリーは彼女に家にいるように言いつける。
その意図を知らないリーガンは、父親が自分を愛していないのではないか、と感じてしまう。
承
リーとマーカスは川辺に魚をとりに行く。
捕まえた魚が跳ねる音で怪物が来ると思って逃げ出そうとするマーカスを、リーは引き止める。
彼は手話ではなく声に出して、「近くで大きな音がしていれば、我々の声もそれに紛れて怪物の耳には届かない」と言う。
その後、2人は滝の近くで久々に会話をするのだった。
一方、父親に愛されていないと絶望していたリーガンは無断で外出していた。一年前に死んだボーの墓に行き、しばらくそこで過ごす。
彼女はボーが死んだのは自分のせいだと思って、自分を責めていた。
そして家にはイヴリンが一人で居た。
家事をするさなかで予定よりも早く産気づいてしまったが、既に3人の出産経験があるために冷静だった。
出産に向けての準備のために地下室に向かうイヴリンだったが、地下室の階段を降りる際に、踏板から飛び出していた釘を踏み抜いてしまう。
痛みのあまり手に持っていたものを取り落とし、僅かに声を上げてしまったイヴリンの元に、音を聞いた怪物が家の中に侵入し、殺そうと彼女を探し始める。
イヴリンは静かに地下室の壁のスイッチを切り替えると、家の外に設置されていたライトが赤く光りだした。
地下室にやってきた怪物に、キッチンタイマーの音を囮にしてなんとか2階まで逃げ出すイヴリン。
転
リーとマーカスが丁度家の近くにまで来ていて、赤いライトの光を見て異常に気付く。
リーはマーカスに家の外で花火を上げて、その音で怪物の気を逸らせるように言い、自身はイヴリンを助けるために家の中に向かう。
イヴリンはその時2階のバスルームの浴槽にに逃げ込んでいた。そしてマーカスがつけた花火の音に合わせて声を出していきみ、一気に出産した。ナイスガッツ。
彼女と赤ん坊は、助けに来たマーカスと一緒に納屋の地下に隠れる。イヴリンの安全を確保したリーは、外にいるマーカスとリーガンを探しに行く。
リーガンは帰宅途中で、家の方から花火が上がるのを見て焦った。全速力で家に向かう途中で、彼女の補聴器が大きなノイズを発する。
頭を抱えるリーガンの後ろで、彼女を襲おうとしていた怪物も苦しんでいた。そしてそのまま逃げ出して行った。補聴器のノイズが苦手らしい。
帰り道の途中で隠れていたマーカスと合流し、2人は収穫したトウモロコシを保存している、大きなサイロの上で父親が助けに来るのを待つことにした。
しかしサイロの扉が壊れてしまい、丁度上にいたマーカスはサイロの中に落ちてしまう。
サイロの中にはトウモロコシの粒が大量に保管されており、マーカスがもがけばもがくほど彼の体を飲み込んでいく。
リーガンも中に飛び込んで、マーカスを助けて壊れてサイロの中に落ちてきた扉の上に乗る。そこに音を聞いた怪物が現れ、2人に襲いかかろうとするが、またリーガンの補聴器のノイズに苦しんで逃げていく。
その際にサイロの壁を突き破って逃げていったため、2人はその穴から脱出できた。
結
リーは子供達を見つけ、連れて戻ろうとするが、怪物が現れる。
リーとマーカスは車に逃げ込み、リーは大声を出して自ら囮になり、2人を逃がすのだった。
その隙に家の地下に逃げ込んだリーガンとマーカスは、既にそこに居たイヴリンと赤ん坊と合流。
赤子が泣き出してしまい、その泣き声を聞いて怪物がやってきて彼らを襲おうとする。
イヴリンは怪物に向けてショットガンを向けるが、なかなか撃てない。
またリーガンの補聴器からノイズが生じ、怪物が苦しみ出す。
地下室には様々な通信機材があり、毎晩リーがそこで世界各地の電波を受信して情報収集をしていた。
リーガンの目に、リーが通信に使っていたマイクが入り、咄嗟にそこに補聴器を押し付ける。
すると、怪物がより激しく苦しみ始めた。そこに隙をみたイヴリンがヘッドショットをお見舞いして、見事怪物を倒した。
しかし、家の周りに設置された監視カメラには、次々に家に突進してくる怪物たちの姿が映っていた。
それを見たイヴリンとリーガンは目配せを交わした。2人は、今までの怯えた表情とは違う、勇ましい顔をしていた。
感想
っねぇぇぇぇ〜〜!!
冒頭からしんどい〜!!!!!
ボーがやられるシーンめっちゃ辛かった!
めちゃくちゃ泣いてしまうシーンもあった(T_T)
生きてる人間らはほとんど音を立てずに生きてるため、とても静かな映画です。BGMとかもほぼない。
そのため、こちらも何となく静かになって、大人しく画面に見入ってました。
怖いし、すごくハラハラする。
赤ちゃん産まれたときどうすんだお前って思った。泣くよね、そりゃ。
もしこんな世界になったら、めちゃくちゃしんどいな。
寝てる時とかどうすんだろ。
私はけっこういびきかいちゃうから、一発でやられるな(笑)
映画自体は1時間30分と、コンパクトにまとまっていて見やすい。
役者さん達の表情や仕草の細やかな演技と、音を立てたら怪物に殺されるという常時緊迫感に包まれている状態。とても見応えがあります。
そしてラスト、お母さんかっこいい。
おしまい