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(すんごい鬱展開)映画紹介「ジャスティス〜闇の迷宮〜」(心が痛い)


春雨スープって美味しいですよね(唐突)
特にあの、おやさいがいっぱい入ってるやつが好き!

こういうインスタント系の食べ物に入ってる萎びたキャベツとかが好きなんですよね。
カップ焼きそばに入ってるやつなんかね。


さて、今日は「ジャスティス〜闇の迷宮〜」という映画を紹介させて頂きます。
アントニオ・バンデラス主演、2003年公開の映画です。


ざっくりあらすじ


1970年代、軍事政権下のアルゼンチン。

児童劇団を主催している主人公・カルロス
彼は妻のセシリア、10代くらいの娘のテレサという家族がいる。
当時、彼の住む地域だけでなく国の至る所で市民の失踪事件が多発していた。

カルロスの妻であるジャーナリストのセシリアは、その失踪事件の謎を追っていた。
結果、失踪事件には政府が絡んでいることを突き止めた彼女は、真実を書いた記事を世間に公表しようとした。

しかしセシリアもある日突然失踪してしまう。
カルロスは警察に捜索以来を出すも、奴らは何故かテキトーな対応。目撃者もおったのに。


それから2ヶ月後、一向にセシリアは見つからない。
ある日カルロスは児童劇団員から「オトンが帰って来んねん」と相談を受ける。

己の嫁も失踪しとるため他人事ではないカルロスは彼を励まそうとする。
その時に劇団員の体に触れた瞬間、カルロスは彼の父親のビジョンを視る。突然目覚めた謎の能力に戸惑いながら、彼に父親が今何をしているか、いつ戻ってくるのかを伝える。
そして劇団員の父親はカルロスの言葉通り、後日帰宅したのだった。
サイコメトリーみたいなものでしょうかね。

この特殊能力の価値を感じたカルロスは、妻のセシリアだけでなく、ほかの人々の失踪した家族を探すために尽力しようと決心するのだった。


見るのが辛いシーンが多いです


軍事政権下のアルゼンチンを舞台にした映画なのですが、もうその時点で察する所はありますね。
言うまでもなく失踪事件には軍が関わっており、彼らにとって都合の悪いことをする人物やその家族を誘拐していたのですよ。

なので、この映画には軍が市民を拷問・虐殺するシーンがあります。

とくに拷問や強姦のシーンには、吐き気や胸糞の悪い物を感じる人が多いでしょう。なので、この映画を観る時は少しだけ覚悟しとくといいかも。


まとめ

「教訓として観ておきたいけど、メンタル落ちてる時は避けたい作品」ってあるじゃないですか。
ある........よね?(不安)

私の場合はこの「ジャスティス〜闇の迷宮〜」や、「東京マグニチュード8.0」なんかがその分類にあります。
後者も中々つらいものがあります。

この映画では、(ネタバレごめん)カルロスはセシリアを見つけることが出来て、最後は抱き合って再会を喜びます。
しかし、それ以外の要素で心にモヤモヤしたものが残ったまま、幕を閉じていくんですよね。


失ったものが100パーセント、完全に戻ってくるような綺麗な展開は無いため、それがよりリアリティ感じさせられる映画です。



個人的にはとても大好きな映画なので、気になる方には是非おすすめしたいです。
しかし前記した通り、メンタル落ちてる時は避けた方が良いと思います。


軽い気持ちで観たら2、3日寝たきりになるかもしれない(大袈裟とも言いきれない)

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