CX-5と暮らす|遠出を特別なものでなく、日常の一部にするということ
日常生活の中に秘伝のスパイスを。
CX-5のおかげで、遠出は日常の一部へ
距離に対する感覚は人それぞれ。ですが、多くの人にとって「どこかに赴き現地で何かしらの体験をして自宅に帰ってくる、という行動に1日以上かかる」と言われれば、それは遠出に分類されると思います。
そして、遠出をするという行動はひどく疲れるので、年に2〜3回しかやりたくないという人も少なくないはず。だからこそ、遠出は「非日常」にあたります。しかし、疲れることなく遠出ができるとなればどうでしょう?
住んでいる街では体験できないこと、遠くに赴かないと食べられないもの、その土地のすばらしい景色——。そのような特別な体験を日常の一部として気軽に取り込むことができれば、人生の質を大きく上げることができると思うのです。
以前、CX-5のことを「遠出して体験する『価値ある非日常』を生み出す起点となる車」と評しました。しかし、長く所有して遠出を繰り返すにつれて、CX-5での遠出は「非日常」ではなく「日常」の一部になっていったのです。
そう思うことになった経緯について、掘り下げていきましょう。
納車から1年が経ちました
CX-5が納車されたのは2020年6月6日でした。それから1年で走った距離は約20,000kmにもなりました。乗用車の平均走行距離が年間平均で10,000kmと言われている日本においては、明らかに長い距離を走っています。
これだけ長距離を走った事実は、数多くの遠出を繰り返すうちに、いつしか遠出が気軽なものになっていったことの裏返しにもなるでしょう。基本的に土日しか乗らない車の走行距離を積み上げるためには、1回あたりの走行距離が長い必要があるからです。
日光にあるパン屋さんに何度も
例えば、日光にあるお気に入りのパン屋さんに何度も通ったことが象徴的です。
自宅のある川崎から日光まで往復すると350kmほどになります。往路は高速道路で約2時間半くらいかけて行き、復路は一般道で約4時間半かけて帰ってきます。たぶん、運転に不慣れだったら、この距離を日帰りで気軽に往復しようとは思わないはず。多少の覚悟は必要なのではないでしょうか。
しかし、安定感抜群のCX-5なら、この距離を運転しても全然疲れないんですよね。そのため、例えばその日の朝の思いつきで気軽に日光まで行くことができるのです。むしろ運転を楽しむならこれくらい走る必要があるかもしれません。
もう何回行ったかな。記事にしていないときもあるので、ちゃんと数えていません。
→ お盆休みの前半は、車を走らせ日光へ。
→ CX-5を走らせて、冬が始まった日光へ。
長野、軽井沢へも楽々移動
先日、CX-5で長野まで行ってきました。
時間は3時間くらいかかりますが、人数にかかわらず交通費が変わらないこと、プライベートな空間で移動できること、自宅から目的地までdoor to doorなこと、時刻表に縛られないことなどを加味すると、新幹線よりも車で行く方が圧倒的に気軽なんです。
ただし、新幹線と異なるのは「誰かが運転しないといけない」ということ。つまり僕が運転します。
といっても、CX-5にはアダプティブクルーズコントロール(ACC)やレーンキープアシスト(LKA)という心強い味方が装備されているので、高速道路ではほぼ自動で運転してくれます。僕がやるのはステアリングを握って、車が変なことをしないか監視するだけ。ペダルは基本的に操作しません。
もちろん、気分転換に運転したいときは自分で操作し、CX-5の優れたドライブフィールを楽しむこともできる。快適さと楽しさを兼ね備えているからこそ、全然疲れないんです。
なお、先日は1泊2日で行きましたが、1日目は朝から軽井沢に寄って朝食を頂き、そのあと一気に白馬村まで移動して絶景を眺め、長野市内をぶらぶらしました。2日目は戸隠神社の杉並木に圧倒され、おいしい蕎麦を食べて帰ってきました。
ちなみに、交通費をざっと見積もると以下のような感じであり、これは何人乗っていても変わりません。2人以上なら車で行った方が安いくらいです。
高速代:片道5,000円(往復10,000円)
燃料代:3,000円
印象的だった那須高原へも
まだまだ冬が残っていた4月の那須高原にもCX-5で行きました。
このときも1泊2日で行きました。が、1日目は直接那須高原に向かうのではなく、一旦ひたちなか市の国営ひたち海浜公園でネモフィラを見て、そのあと那須高原に移動しました。公共交通機関だったら絶対に組めないような行程です。
このように、旅の自由度が高いことが、遠出することに気軽さをもたらします。それによって、旅が特別な非日常ではなく「日常の一部」と感じられるようになるのです。そのためには、疲れることなく気軽に移動することが重要であり、CX-5が一役買っているというわけ。
→ 青一色に染まる丘を見に、国営ひたち海浜公園へ。
→ 那須高原の週末・前半|山の空気を味わい、動植物を愛でる
→ 那須高原の週末・後半|大地を踏みしめ、自然の偉大さを実感する
長崎への帰省
そして、いちばん遠かったのは長崎への帰省です。
片道1,200km、約15時間にも及びロングドライブですが、行程の99%が高速道路ということもあり、運転支援装備を積極的に活用して徹底的に疲れないドライブを心掛けてた結果、キューブのときと比較して疲れの度合いが全く異なりました。
例えば、東名川崎インターから高速道路に乗って西に向かう場合、関東から関西までは高規格な道が続くのでいいのですが、関西以西に魔の山陽道区間があったりして、運転支援装備がないとそこで一気に疲れてしまうのです。
しかし、上述のACCやLKAを使うことで運転はほぼ車任せ。山陽道区間も難なく越えることができ、夜通し走って実家に到着しても2〜3時間仮眠を取っただけで元気でした。たぶん運転支援装備がなかったらそうはいかなかったです。
このようなロングドライブでも気合いを入れる必要がないので、非日常感を覚えることがなくなりました。自分の車で実家に帰るだけなので、尚更です。
CX-5での遠出は日常生活のスパイス
以上をまとめると、CX-5には安定感があって運転が楽しく快適であり、そのうえ運転支援装備が充実しているからロングドライブも楽にこなすことができます。さらに、自分の車で旅をするという自由度の高さが、遠出することに気軽さをもたらします。
このようにして、CX-5によって「快適に」かつ「気軽に」遠出することができる環境が整ったので、遠出することはすっかり日常の一部となりました。
その恩恵として、日常生活に刺激的でわくわくする体験を取り入れることができるようになりました。言うなれば秘伝のスパイスです。
例えば、那須岳の上は4月でも雪が積もっていて死ぬほど寒いとか、戸隠神社の杉並木に圧倒されて絶句する経験をするとか、どんな小さなことでもいいんです。その経験によって幾ばくか自らの見識が広がり、その後の人生に何かしらの影響を与えることがあれば、とても幸せなことなのです。
自宅と職場を往復する生活は退屈で飽き飽きします。そんな生活の中に少しでも秘伝のスパイスを入れてあげることで、飽き飽きしていた生活にも身が入るかもしれないじゃないですか。
だからこそ、年に数回しかないような特別感のある非日常としてではなく、日常生活のレイヤーの中にそのようなスパイスを組み込めば、きっと人生全体のQOLが上がるはず。
そう思っているので、これからも新たな経験を求めてCX-5と旅に出ます。
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