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「スラムダンク」アニメ映画、声優決定。

こんばんは、雲州はとむです。今夜は伝説のバスケット漫画「スラムダンク」のリメイクアニメ版声優が、YouTube生配信にて発表され大いにネットが荒れております……。

う〜ん、私も正直「井上雄彦先生、きっと声優をフルチェンジしてくるだろうな」と思ってたんですよ。だから前売りの豪華ムビチケも購入しなかった。



「刀剣乱舞」のゲームを続けているので、取り敢えず全く知らない声優はいないんですが、流川楓がグリーンリバーライトこと緑川光さんで無い事と、


桜木花道が、木村昴さんというのが一番無理かな〜…


私の中で、花道はどうしても草尾毅さんの、澄んだテノール声が18歳の頃から耳に定着しているので……。「サムライトルーパー」の主役だった当時から、キャラソンCDを持ってたり。

昴さんは熟達した声優なんですが、草尾さんが30余年築き上げたイメージと余りにも正反対なんですね。池袋ヒプノシス長男と仮面ライダーリバイスが来るのは、考えてなかった。ジャイアンは、私全然知らないから。元々子供の頃から「ドラえもん」観たことないので。


 


緒方恵美さんが「カードキャプターさくら」続編の時に、「このご時世で、声優メンバーを全く変えられなかった奇跡的な作品」と仰られてましたが、やはり令和の焼き直しは声優交代しかなかったようです。

まあ、リメイクアニメは「銀英伝」も「うる星やつら」もそんなに盛り上がっていない現実があるので、スラダンもその二の舞をしてしまうのかもしれないけど。昭和のアニメを今まで盛り上げて語り継いできたのは、私達の世代だし。その大半のファンを今回のキャスト変更で、ゴッソリ切り落としてしまった。


「あのままで、山王戦を観たかった」


私達、前アニメのリアルタイム世代はアニメの続編を期待していたというより、あのままのアニメで「山王戦」見納めたかった。その気持ちがまずあったと思います。だから、私自身は3Dキャプチャーアニメでの完全新作を、初めから物凄く楽しみにしているわけではなかったんです。

井上雄彦先生は、声優さんと交流したり大切にしてる人では無かったし。そこはまさに、声優陣と絆強いチームを作って「テニスの王子様」を生み出した許斐剛とは真逆でしたね。

どうして当時、「漫画とアニメは別物だから」と冷淡だった彼が今更アニメに関わるのか。よく分からない。「バカボンド」も「リアル」も、何年も休載続きでちゃんと連載を順調に継続していないし。何故40年近く経過してから、今になってアニメを掘り起こしてしまったんだろう……。

振り返れば「ジョジョ」のアニメは、ほとんどの声優陣が原作を子供の頃から読んでいたし、荒木先生へのリスペクト愛に溢れていたから、あんなに素晴らしく仕上がったんだろうと思うんですよね。ラジオでの情熱もそれは凄まじかったし。



私達「昭和世代」は、「美少女戦士セーラームーン」と「スラムダンク」を土曜日ゴールデンタイムにあの豪華な声優陣で観られて、本当に幸せでした。井上雄彦先生には心から感謝してます。でももう卒業しろってことなんだなと。


豪華なムビチケも買ってないし、気が向いたら映画の日に一度は観てみようかなと思います。実行するか自分でも不透明ですが。


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マダム、ムッシュ、貧しい哀れなガンダムオタクにお恵みを……。