トランジット天王星考察 3ハウス
今後の数年間で日々の生活が大きく変わる可能性があります。
普段出会う人々、隣人・親類・友人・また日々の仕事のルーティンワークなどもこの日々の生活の範疇なのですが、ここに変化のメスが入ります。
彼等(あるいは物事)は日常細々としたことなので予測可能範囲内ですよね?そこにメスが入るということですから、あなたの日々の習慣さえも大きく変わる場合があります。
これまで見えていなかった側面が明らかになるため、過去の古い習慣や思考は遠くへと消え去ってゆくことになるでしょう。
新たにあなたが興味を持った事柄により思考の幅が広がっていきます。これはとてもエキサイティングなことではないでしょうか?
(天王星が3ハウスを通過中の人に科学やテクノロジー分野、また占星術やオカルト分野等で研究を重ねた人が後に著名となっている例があります)
日々の生活のリズムやテンポが速くなります。ですから日常生活のコミュニケーションが突然これまでにないほど重要になってきます。
これまでは、例外的なことのみに注意を払っていれば良かったのだけれど、このトランジットではそうもいきません。
日々のほんの些細なことにまで気を払わないといけなくなる、でもあなたはその対応に慣れていない‥どうしてそこまでする必要があるの?と拒絶したくなります。
その”些細なこと”に目を向け、もしあなたがそれに気づいて受け入れる気があればの話なのですが、そこに実はあなたの意識を変容させる芽があるのですよ。
ただ、あなたがその芽を受け入れるつもりがなく、また意識にしろ無意識にしろ変化を恐れているとしたら、起こることの全てがあなたを動揺させ、またいらつかせるでしょう。あなたは頼るものが何もないと感じ、その頼れるものや安全を求めますが、得ることは叶いません。
しかし、あなたがもし柔軟に事に当たることが出来さえすれば、実は思っていたより酷くはなく、ただ予想外の出来事だったと知ることになります。
変化の兆しは日常のコミュニケーション(電話手紙メールSNS等の会話)を通じて訪れます。
この期間中に通勤中や短期間の旅行中の事故を予言する占い師もいますが、必ずしも事故ケガに遭う訳ではなくむしろ例外でしょう。
まあ事故ケガと言うのは殆どの場合、エネルギーの誤作動(適切な場でのエネルギー発散されなかった故、エネルギーが適切ではない場に逃げ込むために起こる現象)です。ですから、天王星が3ハウス通過するからと言っても遭遇する可能性は低いでしょう。
この3ハウス通過に伴う変化の表面化をあなたが認めると、次の天王星4ハウス通過は随分と楽なものになるはずです。
3ハウスでは、あなたの日常生活は驚きと興奮の連続となるでしょう。ただし星の恩恵を受けるには世界に対して(もちろんあなたご自分にも!)柔軟である必要があります。
↑ロバート・ハンド氏のテキストを元にした私の占星術ノートブックより
今回の記事では事故についての言及がありました。
ロバート・ハンド先生は事故は”エネルギーの誤作動”と仰っているので、このトランジットの人の全員が事故ケガに遭う訳ではないよ、ということなのですが、もしも三重円で何度も同じ象意が出ているということであれば一応気を付けてお過ごしになられるのが良いようにも感じました。
P.S.:ずっと更新中のままで止まってしまっていたPCが今日は動いてくれました。
P.S2:最近は紫微斗数の命盤で「努力しないと良くない結果になるよ」という診断ケースを色々みて、「は?努力って?」となっています。
ということは、紫微斗数占い師に診てもらったら「ほーん。あなた努力が足りてないよ。」と言われるケースがむっちゃ多いということですよね(占い師も無自覚。特に氷河期世代より下の年代なら尚更感)。
日本は中国・韓国式のスパルタ(自助)努力しろ方式を受け入れたんだなってつくづく思います。
でも時代的にも2024年11月20日に冥王星が水瓶座に入るので、努力しても凶と出る事柄が必然的に増えるだろうと思うのですよ。。。時代の流れに逆らうものは淘汰されるのが世の常ですからね。
それでは次回はT天王星4ハウスをお楽しみに☆