今日もどこかで
バリバリバリッ
すぅーっ
今日も日本の、いや世界のどこかで
誰かが木に穴をあけているでしょうか
そのドリルはどこのメーカー?
木工ドリルを作り続けて100年
店頭に並ぶ製品たち
この製品が実際に使われている現場に出会うことは実はそんなに多くありません
だから実際にどんな人がどんな場面で
スターエムの木工ドリルを使ってくださっているのかはわかりません
さらにいうと3mm~50mmまでに及ぶサイズが一体どこで使われているのだろうかと不思議でなりません
それでもその穴を必要としてくださる方がいるので私たちは100年もの間、木工ドリルを作り続けることが出来ているのです
少しずつ進化している
この100年もの間、先達の手によってほぼ完成されたメインの木工ドリル以外にも新しい形状のドリルは誕生しています
インパクトビットはインパクトドライバで使用するのに適したドリルです
インパクトドライバ+ショートビットの組み合わせよりインパクトドライバ+インパクトビットショートの組み合わせの方がバッテリーの消耗を抑えることができます
省エネという点から見るとちょっとしたエコ製品でもあります
クギ切りドリルは釘に強いドリルです
ツーバイ工法やリフォームの現場では、材の中に釘が潜んでいることがあります
兼用ビットで穴をあけた場合、釘にあたるとケガキ刃が損傷し使えなくなってしまいます
クギ切りドリルはケガキ刃をカットして3枚刃となっており、釘にあたっても釘を切って進んでいくドリルです
竹用ドリルはとにかく切れ味がいい
竹のような繊維質のものにも割れることなくバリの少ないきれいな穴があきます
木材に対しても切れ味がよく、一度使うともう他のドリルは使えないというお声があるほどです
竹用ドリルという名前ですが、木材・塩ビ・アクリル・硬質ゴムなど多種材への穴あけが可能な万能ドリルでもあります
はじめての方でも使いやすくワークショップや学校でもぜひお使いいただきたいドリルです
2009年10月1日
竹用ドリルは尺八を作るために竹にきれいな穴をあけたいというお客様のご要望から誕生したドリルです
これが「竹用ドリル」という名前になった由来です
このドリル、木材への穴あけにもイチオシのドリルなんです
入り口のバリの少なさはもちろんあいた穴の側面もつるつる
スムーズな穴あけ
すぅーっとあく
先ネジがついていないのに軽い切削
木屑がカールする切れ味の良さ
このドリルが発売となったのは偶然にも14年前の今日です
今日が新たなスタート
2023年10月1日の本日
スターエムは創業100周年を迎えました
ここまで来ることができたのはご愛顧いただいているみなさまのおかげです
本当にありがとうございます
どんな穴を求められているのか
欲しいドリルはどんなドリルか
これから先はどんなドリルを世に出していくのか
穴あけの需要がある限り挑戦は続いていく、いや続けていかねばならないのです
どこかで穴あけがある限り
スターエムの木工用ドリルを必要としてくださる方がいる限り
私たちはこれからもみなさまに愛される製品を作り続けたいと思います
ここから一年、また一年と積み重ねていけるよう努力して参ります
今後ともどうぞよろしくお願いいたします
今日は地球のどこで穴があけられている?