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トライやる・ウィークの記憶

人はどれくらい前のことなら覚えていられるのだろう
そういう私は子供の頃はもちろん学生時代の記憶もおぼろげなところがあって、本当に驚くほど昔の記憶が・・・



はじまり

そもそもトライやる・ウィークというのはいつから始まったんだろうと思い調べてみたら平成10年度(1998年度)から兵庫県ではじまったようです

兵庫県が、1995年阪神・淡路大震災1997年神戸連続児童殺傷事件を機に中学生に働く場を見せて学習させようとする趣旨から、県内の公立中学校に通う2年生を対象として1998年度から実施されている職場体験、福祉体験、勤労生産活動など、地域での様々な体験活動である。

引用:Wikipedia

当然のことながら私が子供の頃にはなかった制度です
この取組みが出来たきっかけは・・・ですが
もしも自分が子供の頃にこういった取組みがあったならどんな企業に行ってみたいと思っていたかな

もしも再会したら

スターエムでもトライやる・ウィークの受け入れをしていて
中学生が職場体験にきています
5日間くらいの間に
・木工ドリルをつくる(一部体験)
・仕上がった製品の包装
・製品倉庫での棚入れ
・製品を使った穴あけ
これらのことを体験してもらいます
中学2年生のうちのほんの5日間の体験です
この記憶がどれくらいまで残っているんでしょう
その時つくったものは今はどうなっているでしょう
そんなトライやる・ウィークに来てくれていた中学生が大人になり再会したとき、果たしてあの時の体験を覚えているのかどうかは人それぞれだとは思いますが、何かひとつでも当時のことを覚えてくれていたら嬉しいですね


記憶に残る

人の記憶は深く刻まれるものもあれば
薄れゆくものもあります
スターエムの製品である木工ドリルは
世の中の様々な建築物に使用されていますが
使用されている現場を見ることはあまりないですし
あいた穴にはビスが入ったり、埋木が入ったり、座金が入ったり
柱の中心部に穴があいていたりと外側から確認することはできません
それでも今この世にある建築物のどこかにスターエムの木工ドリルであけた穴があります
私たちの仕事は人々の記憶や歴史に残る建築物を支えています
目立つ仕事ではありませんが、木工ドリルにしかできない役割があります
スターエムにしか出来ない技術があります

トライやる・ウィークに来てくれた中学生
子ども探検隊としてきてくれた小学生
両親が働く姿を見ている子供たちが
将来そんなスターエムで働きたいと思ってくれる
そういう会社になっていくことが
会社の活気や発展、ひいてはそれが地域の発展にも繋がっていくのではないでしょうか

そして目の前のことだけじゃなく5年後、10年後どうなっていきたいのか
やりたいことに挑戦できているか
未来予想図が描けているかも大切です

今スターエムで働いている私たち
これから入社してくれる人たちは
その未来予想図の中ではどうなっているのか

タイムマシンがあれば未来をちょっと覗いてみたいですね
予想図とはあっていたか!?