【歴史に埋もれた偉人達】Ray of Hope Through the Clouds~file.0~

皆さん、初めまして。
何処かにいる人と申します。
今回から不定期に「Ray of Hope Through the Clouds」と題して、歴史上に確かに存在したあまり知られていない偉人達を記していこうと思います。

人類史というものは、今この瞬間を生きる私達の様に、時には笑い、時には涙していた無数の人々が連綿の様にその命と心を燃やして歩いてきた軌跡のようなものです。

ただ、光あれば闇あり。
今も尚高名な偉人もいれば、歴史の闇に埋もれた偉人も存在します。

これを読んでいる皆さんは不思議に思った事はありませんか?

「何故歴史上の人物達は名を後世に残せたのか?」と。

その答えは簡単です。

「偶発的な事が重なり、運良く名を刻めたから」

これに過ぎません。

歴史上に名を刻んだ偉人、例えばアインシュタインを出しましょう。

アルベルト・アインシュタイン。

相対性理論の生みの親として、「20世紀最高の物理学者」として名を馳せたドイツの理論物理学者ですが、彼が相対性理論を提唱した時誰も見る気もありませんでした。
今までの物理学では有り得なかった理論だったからもありますが、名も無き物理学好きな特許庁の職員だった男の戯言に付き合ってくれる方は皆無に近かったんです。
でも、アインシュタインの名は義務教育を終えた方なら誰でも耳にした事がある名前ですよね?

そうです。
彼が名を刻めたのは当時著名な物理学者だったマックス・プランク博士がアインシュタインの理論を支持したから知られる様になった訳です。
もしマックス・プランク博士に支持されなかったら、アインシュタインの理論は歴史の闇に飲まれ、今現在における物理学は様変わりしていたと思います。
勿論悪い意味で、ですが。
個人的に彼のような天才がそう易々と産まれるとは思えませんから。

話は変わりますが、上記の例の中に出てきたマックス・プランク博士の事を知らない方は結構いると思います。

正式名をマックス・カール・エルンスト・ルートヴィヒ・プランクと言います。

彼は量子論の提唱者の一人であり、「量子論の父」とも呼ばれる方です。
そして、アインシュタインが受賞したノーベル物理学賞ですがプランク博士も受賞されてます。

不思議ですよね?
同じ栄誉に与れたアインシュタインとプランクに差は無いはずです。
歴史に与えた影響も同等だと思いますし。
それなのに何故かアインシュタインの方が世間的に知れ渡っています。

私はそういう方々にフォーカスを当てて、一人でも多くの方に「彼、または彼女が確かにその時代を生きていた」事を知って欲しいと思っています。
彼等、彼女等が確かに歩んできた道は決して平坦なものでは無かったでしょう。
沢山の苦悩、挫折、絶望…その果てにようやく掴めた功績は今を生きる我々にとっても明日を歩む上で背中を押してくれる活力になってくれるはずだと確信しています。

「今の自分には何ができるのか?」
「今の自分には何が足りないのか?」

それ等を考える一助になれば幸いです。


ただ、私は気分屋であり遅筆です。
気分が乗れば一気に寝食を忘れ、400字詰め原稿用紙に100枚くらい書く事もありますが、数行で一日を終えることもあります。
こんな私ですが、マイペースに書いていこうと思いますので良ければお付き合い願えれば幸いです。

では、次の「Ray of Hope Through the Clouds~file.1」でお会いしましょう。

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