新時代のヒーロー
2019年9月29日 「YON EXPO」の話。今更だけど記録用です。
遡る事約5ヶ月前。さいたまスーパーアリーナで大好きなフォーリミがワンマンライブをすると知った。
2年前武道館でライブをした時も大きい会場でやるな…と思ったのにたまアリでライブするようになるなんて時の流れは早い。色々企みがあるなんて言われたら絶対楽しいに決まってるし行かない理由なんて無くてすぐチケットを確保。
今回のライブは2年前にフォーリミがキンプレラジオをやっていたきっかけで繋がった(今思うとその繋がり方珍しいし唐突にフォローした自分恐い)、大好きなお友達と1年ぶりに会えてライブに行けると思うとさらにその日が待ち遠しくて仕方なかった。
ライブは最高以外の言葉が思いつかないくらい最高だった。少し変わったオープニングから始まって、映像とリンクした演出で珍しくスーツを着て登場した。
1曲目は予想もしてなかった「Now here,No where」。紗幕上に歌詞が映る演出は只々美しかった。
普段はあまりないハンドマイクやアコースティックの演出も。携帯電話の光はアーティストだったり時と場合によっては賛否が分かれるけれど、4人は喜んでくれていたみたいなので良かった。光に囲まれて歌う4人は優しい表情で会場を見渡していた。
フォーリミの曲の中で個人的上位に入る「milk」はイントロから涙。GENさんが2番は込み上げてきて言葉が出てこなかったなんていう珍しい場面が。歌詞忘れることそんなに無いのにね。これは一個人の勝手な意見だし思い違いだろうけど、モニターで表情を見てて1番歌ってるところから涙目に見えたり、その前のMCの話もあったから色々思うところがあって勝手に自己投影して切なくなった。誰かを想って書いた歌詞なのであれば素敵だしそんな風に好かれた方が羨ましい。あの曲は世界で一番甘い愛の歌だからこれからもずっとずっと歌い続けて欲しいな。
中盤のMCでGENさんは「実はソールドしなくて数百枚チケットが残っているんです、そこでソールドにする事にもできるけどどうしますか?って話がありました」と言っていた。ライブでは売り切っていなくても席を隠したりしてソールドにする事は割とあって私もそのような場面を目撃する事があった。
だけどそこでGENさんは当日もしかしたら行けるかもって人が僕らの見栄のために行けない事は嫌だから断ったと話していた。その話を聞きながら、「きっとこの人たちは変わらないでいてくれるんだろう」「ファンを大切にしてくれていて愛されてるな」って頭の片隅で考えていて、見栄を張らないでありのままを見せてくれてるから好きになったし、これからもきっと好きなんだろうなって改めて実感した。
アンコールではsquallとremember、そしてGive meを演奏。
squall前の曲フリは何回聞いてもこみ上げてくるものがある。今年の就活中、毎日のように聴いてて、その頃を思い出した。他の人よりも時間がかかってしまった就活。考えすぎて考えすぎて、自分が何者か分からなくて。周りを気にしすぎて嫌になる時もあったけど、自信を持てるようになった。この先も不安になったり落ち込む事は数え切れないくらいあるだろうけど、その度にこの曲を思い出して頑張りたいな。
エンドロールが流れ(ちゃっかり大好きなsoupが流れて嬉しい)これじゃ終われないよね?ってワンマンアンコールの定番になりつつあるGive meを演奏してくれて終了。
さもプロポーズかのような「皆のこと責任もって幸せにします」って言葉を繰り返し言っていたり最後に一生一緒にいてください!だなんて、そんなこと言われなくてもついていくよ、青春はまだまだ終わらないし終わらせたくない。フォーリミにはいつまでもヒーローでいてほしい。
アミューズメントエリアやフードエリア等々、1日限りのライブの為だけには勿体無いようなくらいの力の入れ方だったり。ライブ途中途中、「麺やおがた」のマラソンが挟まれてたり、偉人館の展示で全力でふざけるところとか、力入れる所そこじゃない!って思うけれど、それがフォーリミからの愛なんだろうなって考えてにやけそうになるの抑えてました。
(YON EXPO の思い出たち。2枚目は偉人館の最後のとこで買えたんですけど何人の人が買ったんだろう…私何故か調子乗って2つ買った。多分オタクが抜けないんだと思う。)
どこかのMCでも言ってた話だけど、フォーリミが歌い続けてくれることも何もかも当たり前じゃないし、明日何が起こるかなんて誰も分からないなって、この前の台風とかでそれをより実感した。だからこそ瞬間瞬間を大切に、景色や匂い、時間すべてを記憶に残したいし、今日という日を大切に生きたいと思った9/29だった!
さて、そんな事でYON EXPOから早2週間。今日はYON TOWN tour初日。渋谷QUATTRO行ってきます!