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2024-10-22 地方競馬予想

今回は、火曜浦和のメインレース、ミズナラ賞の予想です。
JRA2勝クラス交流の1戦ながら、地元からも重賞クラスの馬が複数頭出てきました。そんな楽しみなダート1400m戦を予想していきます。

◎⑩シーサーペント

地元の浦和から参戦の実力馬。
前走のテレ玉杯こそ7頭中6着で勝ち馬から2.8秒差と大敗しましたが、前々走で浦和スプリントOPを勝利するなど、浦和1400mの成績は6-0-0-1と圧倒的です。
正直このメンバーなら実力が1枚違うはず。
不安点といえば、ハナに結構こだわる方だということ。内枠から主張する馬が多いと、控えて外を回す展開もあるかもしれません。
この展開になった4走前の五月特別では5着と珍しく馬券を外しました。この時は外枠不利の1500m戦でもあり、勝ち馬は現在重賞連勝中のエンテレケイアとメンバーが強かったこともありますが。
それでも逃げや番手でなかった時の一抹の不安があります。

○①アムクラージュ

こちらは地元の3歳馬。去年のルーキーズサマーCの勝ち馬です。
今年もクラウンカップで2着など実力は上位です。
前走の高知優駿、前々走の東京湾Cはいずれも1900mと1700mの距離が原因でしょう。私はマイルが限界、1400mがベストの馬だと感じます。
今回は御神本騎手に戻って4ヶ月ぶりの実戦。休養明けが心配ですが、ハイペースの可能性もあるこのレースで、差し馬かつ内枠はプラス材料。
あまりにごちゃつかない限りは内で脚を溜められるはずで、逆転候補の筆頭でしょう。

▲⑪ラジエーション

これまで挙げた勝利は名古屋と盛岡という、生粋の地方交流マイスター。
地方のパワーが必要なダートがさぞかし得意なのでしょう。
減量1kgの松本騎手を配置で、斤量は今回も軽い54kg。
前走もローカルとはいえ特別戦で1.9差。1400mも守備範囲のはずで、中央最上位といえばこの馬かと。
地方での2戦は前に行って勝っていますが、デビュー戦も控えて2着なので、そこまで前にはこだわらないでほしい。
大外枠なので立ち回りも求められますが、それでも適性を信頼。

△⑧スマイルアップ

藤田菜七子騎手騎乗で、3走前に中山の1200m戦を逃げ切りで勝利。
しかし、ここ2走は競走中止→出遅れての二桁着順と全く競馬にならず。
1200mでハナを取る力があれば、順調に行けば先行できるはず。
番手や3番手で好走もあったので、無理に逃げを選択しなくても良いはず。陣営の選択次第ですがね。
鞍上は笹川翼騎手。明らかに鞍上強化です。
不安な点は5ヶ月の休養明けな点、4ターンのレースが初経験なこと、そもそもダート1400m戦は前走しか走っていないのでスタミナが持つか分からないこと。
そしてここ2走の出遅れや競走中止の原因がダートスタートにあるかもしれないという点です。
不安は大きいですが笹川騎手の手腕を信じてみるのも1つ。

△②ケイアイメビウス

この馬は地方交流5戦2勝という地方交流の常連。
ここ最近の戦績はかなり散々なものがありますが、去年の春から秋は、2勝クラスでも馬券内や掲示板に入れていた馬。
5走前の昨年のスパーキングナイトチャレンジでも2着に入っていて、地方適正は疑いようのないものです。唯一大敗したフレンドリーサドル賞も、1800mでスタート後狭くなる不利があっても無理やり前付けした結果でした。1400mも中央で経験していて問題ないでしょう。
問題は藤懸騎手とのコンビ。この一鞍のためにやってきてくれるのは心強いものの、かなり前に行くことへの意識が強いジョッキー。
フレンドリーサドル賞も藤懸騎手とのコンビでしたし、この馬はそもそも鞭を打ってでもハナを取り切りたい馬。
内枠になったからには間違いなく主導権を握りに行くはずで、ハイペースに巻き込まれる懸念があります。

この5頭に印を打ちました。
後の馬も簡単に見ていきます。

③ウインドフレイバー
⑤バトルバーリライ
⑥セルフメイド

この3頭は前走祝月特別に出走してそれぞれ4着、2着、3着でした。
注目したいのは、そのレースの勝ち馬でこの3頭を0.3差離したジョーエスポワールと、セルフメイドが出走した今年9月のスパーキングナイトチャレンジ。条件は同じく2勝クラス交流です。
このレースでジョーエスポワールは2着の中央最先着の馬と0.4秒差(その0.8秒前には勝ち馬タブラオがいる)、セルフメイドは1.8秒差です。
このレースと中央勢の実力は大して変わらない上に、地方にも浦和の強力2騎がいるとなるとかなり厳しい戦いになりそうです。
ウインドフレイバーも浦和コースで良績が無いのが気掛かりです。
この中で狙うならバトルバーリライでしょう。勝ちきれないタイプで相手なりに走る馬で、ここ2走連続2着。クワトロ騎手への乗り替わりで差し脚が届けば馬券内の可能性はあると考えます。

④ピナサクセス

ここ2走大敗で3か月の休養明け。正直厳しい。
4走前の五月特別でシーサーペントに先着しているが、5走前に0.7差付けられているのでこちらが本来の実力。
このメンバーでは好走は難しいでしょう。

⑦ルージュブラゾン

2走前に同条件のマルチヒーロー特別を勝利。
浦和は昨年にも転入して2戦走って即再転入にこぎ着けた経緯もあります。
しかし、5走前のディセンバースター賞では1.9差付けられての完敗でした。
前走の1800m戦よりは舞台相性も合っていますし、陣営もここを目標にしていて狙い通りの選出だったようです。
今回コンビを組む本橋騎手も騎乗経験は5走前にあります。
変わり身があれば可能性はあるでしょう。

⑨シルヴァーゴースト

3走前に中山1200m戦を番手から押し切って勝利。
しかしここ2走は先行しながら息が持たずに殿負けとブービー着順。しかも1200m戦で2秒以上差をつけられています。
1000mでも前についていく先行力は見ものかもしれませんが、ハイペースの可能性もある今回、4ターンの1400m戦でスタミナが持つとは正直あまり思いません。
ルージュブラソンと比べても厳しい戦いになりそうです。



以上になります。
馬券の購入は自己責任でお願いします。
それではまたお会いしましょう。





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