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書籍『子宮頸がんワクチン問題 社会・法・科学』

メアリー・ホーランド (著)   キム・M・ローゼンバーグ (著)  アイリーン・イオリオ (著)  別府宏圀 (翻訳)
出版社 ‎ みすず書房‏
発売日 2021/8/18
単行本 528ページ



目次

序文 リュック・モンタニエ
日本の読者のみなさまへ
略語表
基本用語
まえがき

I 臨床試験
第1章 発明者への褒賞
第2章 臨床試験がもたらした健康被害──デンマークからの証言
第3章 ワクチン開発競争
第4章 子宮頸がんのリスクが本当に高いのは誰なのか
第5章 臨床試験──HPVワクチンの基礎
第6章 結果を急ぐ──代理エンドポイントとファストトラック指定
第7章 「偽プラセボ」とプラセボ
第8章 プロトコル018──ありふれた光景の中に潜むものは
第9章 増大するリスク──「負の有効性」
第10章 受胎能力への影響──臨床試験でのシグナルが見逃されている?
第11章 臨床試験の不正?
第12章 インド──臨床試験スキャンダル

II 市場で大ヒットしたHPVワクチン
第13章 無から生み出された市場
第14章 アメリカ合衆国──販売と強制
第15章 溢れ出る被害報告
第16章 正義を求めて
第17章 言論のコントロール
第18章 オーストラリア──最初にHPVをワクチン接種

III HPVワクチンの科学の深層へ
第19章 科学の通説への異議申し立て──異端者たち
第20章 アルミニウム含有アジュバントは〈火に注ぐ油〉か
第21章 バイアルにはほかに何が含まれているのか
第22章 HPVワクチン、自己免疫、分子相同性
第23章 見落とされているHPVワクチンの副作用

IV 異議の高まり
第24章 日本──ワクチン接種の積極勧奨中止
第25章 デンマーク──ヨーロッパにおける抵抗
第26章 アイルランド──接種され放置される
第27章 英国──メディア・マジック
第28章 コロンビア──家族の反撃
第29章 裸の王様

翻訳を終えて──新たな薬害の発生防止に役立つように


内容紹介

 2006年、子宮頸がんの病変に関連するウイルス(HPV:ヒトパピローマウイルス)のワクチンが米国で商品化された。「がんを予防するワクチン」の登場である。高い抗体価が長期間にわたって保持される仕組みによってHPVの感染を阻止するというこのワクチンは、現在までに125か国以上で少年少女に接種され、天井知らずの収益を生んでいる。
 一方、世界中で重篤な副作用の報告が相次いでいる。自己免疫や脳の炎症との関連を解明しようとする研究が進んでいるが、因果関係をめぐる論争に決着はついていない。
 このワクチンはどのように開発されたのか。臨床試験と接種後のモニタリングに問題はなかったか。大成功と称される製薬会社の宣伝戦略の実態。米国をはじめインド、英国、アイルランド、デンマーク、日本、コロンビアなど各国の被害と医師、政府の対応。司法の救済を求める少女・親たちの裁判闘争。
 予防のためには多少の犠牲はやむをえないとする論理が被害者を生みだす事実にどう向きあうか。
 科学論争から社会現象までを詳細な調査によって追い、HPVワクチンをめぐる真実に迫った。真に安全なワクチンのあり方を考えるうえで必読の書。

公式サイトより


レビュー

 結論から記します。
 
 内容または効果の不明な薬品は、百害あって一利なしのため「絶対に打たないようにしましょう」

 専門的な話を記すと長くなりますゆえ、簡単な「例」を記します。
 小さい頃に「知らない人から貰ったものを食べてはいけません」と、教わった記憶はありませんか?
 私はあります。
 それは要するに「自らの体内に入れるものには細心の注意をはらえ」という教えであり、考えてみれば動物として当然のこと(基本的な知識)です。
 例えばにしても、まずは匂いをしっかりと嗅ぎ、体内に入れても良い物であるかどうかをきちんと確かめますよね?
 ※ちなみにはその手順を怠るため、古来より毒を盛った餌にて毒殺され続けてきました
 
 そのようなわけで「どのような内容の物質、又は効果なのか不明な薬品を筋肉注射にて体内へと送り込む(当然投与した物質を体内から摘出することは不可能となります)」という行為は、恐ろしく危険な行為であるわけです。
 
 言葉のイメージに惑わされ、正体不明の物質を体内に「自己責任」で打ち込まぬよう、これからもみんなで情報をシェアしながら、気を付けてゆきましょう。
 

 
犠牲になる少女たち: 子宮頸がんワクチン接種被害の闇を追う
 井上芳保 (著) も、おすすめです。

 
関連性があるため「マスク」についての記事もぺタリンコ

 
 


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