AIが音楽を作る
「西原健一郎というミュージシャンが著作権フリーの音楽配信サービスを始めた」という話
なんですけど、天才の所業なのでぜひお伝えしたい。
これなんですけど
めちゃくちゃオシャレでかっこいいんですけど、この曲、
『AIで作っている』
そうです。。
西原健一郎とは
西原 健一郎(Kenichiro Nishihara)は作曲家、編曲家、選曲家、音楽プロデューサー、DJ。
東京コレクション・パリコレクションといったショーをはじめ、GinzaSixやHermes銀座店内シャンパンバー等の店舗内サウンドディレクションを手掛けている。
自身の作品としては1st『Humming Jazz』(2008)が、Billboard JAPAN Jazz Artist of the Year 2009/優秀ジャズアーティスト賞にノミネート、その後の作品も国内外にてヒットを記録。JAZZを中心としたDJスタイルやバンドセットで国内外のイベントやフェスに数多く出演している。
2019年2月にはアジアツアーを共にしたMichael KanekoをはじめSIRUP、MARTER、Sam Ock、Substantialなど国内外のアーティスト達をフィーチャリングしたNEW ALBUM『Elastic Afterwords』をリリースし、iTunesジャズチャートにてアルバム・ソング部門共に1位を獲得。
▼Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A5%BF%E5%8E%9F%E5%81%A5%E4%B8%80%E9%83%8E
という感じの人なのですが、『Humming Jazz』収録の『Nebulosa』なんかはあちこちで流れまくってたので、耳にしたことある人も多いんじゃないかなあー。
「Hermes銀座店内シャンパンバーのサウンドディレクション」ってしれっと書いたけど、これってわりと「ありえない」ことだと思うんですよね。
なんでかっていうと、エルメスって、基本的に店内に音楽流れてないんですよ。
でも、銀座にシャンパンバーを出そうってなった時に、「バーだからさすがに無音ってわけにはいかないだろう」ということになって、そこで選ばれたのが西原健一郎さん。
世界的ブランド(しかもフランス)の音楽を日本人が任されるって、かなりとんでもない事なんじゃないかなと。。
AIで音楽を作る
話がそれましたが、そんな西原さんが活動をしていく中で、自分1人の活動では範囲に限界がある、どうしよう?と思った時に
「AIに音楽作らせたら勝手に無限にできるんじゃね?」
という発想に至ったそうです。
そこでプログラミングをゼロから勉強していき、「音楽を作る上での自分の手癖」を入力していくと、ついにAIで「Kenichiro Nishiharaの音楽」を作ることができるようになった、と。
天才か。。天才だな。
ちなみに、担当した「銀座SixのBGM」にも、この「AIを使って作った音楽」が数曲使われているそうです。
(まさかAIが作ってる曲が混じってるとは誰も気づかなかったそうです)
AIに作らせりゃいいじゃんって発想もすごいし、実現してしまうのもヤバい。
(しかもどの曲もちゃんと「Kenichiro Nishiharaの音」になってる!!)
Bandcampにもすでに100曲以上アップされていて、ここで購入した曲は「商用、非商用に関わらず永続的に」使うことができるそうです。
(ちなみにジャケット画像もAIで作っているとか・・・)
イベントやる人や、店内でBGM流したい人、動画作成や配信やってる人には最高のサービスじゃん!って感じですが、西原健一郎の曲が無限に生み出されるというのは、いちファンとしてとても楽しみです。