運のいい人悪い人
こんにちは。
何をやっても続かないジェイクです。東京はすっかり夏模様の気候になりましたね。体調管理、しっかりしなければ。
さて今日はタイトル通り「運のいい人悪い人」について書いてみようと思います。で、早速ですが皆さんご自身のこと、どう思われていますか?つまり私は何をやってもついている、と感じることが多いか、その逆か。
ちなみに私ですが、長い目で見るとめちゃくちゃ幸運な人間でした。詳しい事はプライベートなことが絡んできますので避けますが、実はわたし、30歳くらいで死ぬんじゃないかって子供の頃からずっと思い続けていたんです。これがやはり30を前にして、大病を患いました。当直医に「明日死ぬかも知れない」とさらりと言われたこともあります。
話は幼少期に遡りますが、私はかなりユニークな子供でした。その事はまた別の機会にお話したいと思いますが、とにかく大人になってバリバリと働く自分が全く想像できませんでした。そもそも仕事って何?働くって何?正になぜの嵐でした。
病気も克服し、新しい職場でかなり真面目に働いておりました。オフィスの上司も「誰に聞いてもあなたは評判がいい」とまで言われ、仕事というよりも職場としては一番楽しかった時代です。しかし、そんな素敵な日々も長くは続きません。職場はちょうど、「早期退職制度」を掲げだして、人件費を削ることばかり考えるように印象を受けました。一緒に働いていた、派遣の女性スタッフも、雰囲気の悪くなった職場にストレスをためていて、色々な相談を受けたりして、「まあ、これも仕事のうち」くらいで済んでいました。
そして、今までで最悪の人生の局面が訪れます。メンタルを病んでしまったのです。前述の通り、会社は人件費の削減に躍起となっておりましたから、私自身にも火の粉が飛んできました。私が部署の取りまとめ役に抜擢されて、今まで上司だった方々が、今度は部下になるのです。それはそれはプレッシャーを感じましたし、その重荷は私のメンタルをまたたく間にだめにしだしました。
結果として「うつ病」という診断結果で、自宅療養が始まりました。自殺未遂も2回あります。
それでも私は何とか生きております。色々とやらかしましたが、何とか事はおさまり、暮らし向きも決して悪くありません。本題に戻りましょう。私はとても運が良いと、人生を振り返るたびに感謝の気持ちが湧いてくるのですが、私のパートナーをみていると本当に運が悪い。どこまでが運勢でどこからが自分の巻いた種なのかは難しい判断ですが、一つエピソードを挙げます 。
例えばUターン禁止の車道を走っていたとします。しかし突然、目的地とは逆の方面を走っていることに気づきUターンしてしまいます。そこには運悪く自転車に乗ったおまわりさんがいらして、捕まります。私だったらもう警察と役人には逆らわないことにしているので免許証を差し出して、素直に謝ってしまいますが、私のパートナーは逆で、特に警官にはかならず盾突きます。結果として「絶対に逃れられない減点や罰金」が増えてしまうことさえありました。更にもう一つエピソードを挙げましょう。例えば、彼は同じ性癖を持っている仲間たちの集いに参加しても、一切社交せず、ただ出された料理を頬張り、酒をガブガブ飲んでいます。分かち合いの場なのに、誰とも接せず、結局、不機嫌そうになった彼の相手役を努めに二人の世界になってしまいます。
もっと指摘しますと、彼は愛するものをスポイルする傾向があります。飼っていた猫ちゃんも溺愛していましたし、種を超えた恋愛?とちょっと引いてしまった場面さえあります。逆に私が飼っていた金魚が「転覆病」になった時もグーグルで調べて「10%の塩水で塩浴させるといいみたい」と実行に移そうとするので、「そんなことしたら死んでしまう」と止めようとしたのですが、塩水につけた途端あっという間にしんでしまいました。
いま二人で住んでいるアパートメントも私が決めましたし、人生の大きな局面に当たると(まあ結局私自身にとって、にもなりますが)、私が決めたことの方がうまく行くのです。
私は思うのですが、何を持って運が良いとするかにもよりますが、余り短期的に「私は運が悪い」と決めつけないで、暫く放っておくことも重要な気がします。物事には少なからず波がありますし、変化し続けます。人生を振り返ってみれば、恐らく大半の人間は修羅場をくぐり抜けて生きているわけで、ほとんどの人が「私は運が良い」と結論づけている気がしなくはありません。「長い目でみたら必要だった」という苦労が殆どですね、私の場合は。
良く(運が悪い人に限って)、運気が増すアイテムとかお守りとかに飛びつきますが、そういう考え方がマズいのであって、自分の人生は自分で切り開くという真摯な姿勢が重要なのです。All back to youという言葉が英語にありますが、災難が振りかかって来るのは過去のあなたの選択が間違っていたからかも知れません。もちろん過去は変えられませんが、消去することは出来ます。
嫌な事は忘れる。思い出してウジウジしない。
未来のことを考えましょう。