
【東方如何月】なぜかバレる札たち
こんにちは。
紅楼夢の遠征疲れが取れたようで取れていないこの頃、いかがお過ごしでしょうか。新卒魔法使いです。
今回のテーマはこれです。
攻撃優先度によって引き起こされる配置バレについて
Q. "攻撃優先度"とは?
A. 攻撃をしたくなる度合いのことです。
「回避スペルよりも攻撃スペルで攻撃したい!」
いいですね、その気持ちが攻撃優先度です。
東方如何月における全ての札は、現時点(2024/10/09)で4つの種類に分かれています。もちろん、どの種類の札で攻撃したいかは言うまでもないでしょう。

(個人的な見解ですが、"スペルなし札"は攻撃優先度が高めだと考えています。)
では、これによって配置バレが起こるとはどういうことなのか。具体的な例をご紹介しましょう。
Case 1. ⑧永琳の配置バレ(月の民)
《自分自機札》
⑫永琳&鈴仙
《自分守護札》
⑧永琳 ⑩輝夜 ⑨鈴瑚&清蘭
《自分捨て札》
⑤鈴仙 ⑦鈴仙 ③綿月姉妹&サグメ

このケースの場合、誰しもが⑩輝夜の能力を発動して攻撃すると思います。(実は良い一手とは限りません)

⑩輝夜で攻撃後、守護フェーズ開始時にはこのような状況になります。相手にとっては、黄色エリアの札が、少なくとも⑩輝夜より攻撃優先度の低い札であるように感じるでしょう。

相手によっては「ゲーム中盤だし、⑧永琳をそろそろ着地させたいんじゃないか」とピンポイントで読まれることもあるかもしれません。何度も戦っているお友達なら、なおさら起こりうるでしょう。
説明のために、如何月で配置がバレやすいことでお馴染みの⑧永琳を例に出させていただきました。今の環境に合わせて、もうひとつだけ軽くご紹介しましょう。今度はもっと致命的なやつです。
Case 2. ⑩ぬえの配置バレ(妖獣サグメ)
《自分自機札》
⑫サグメ
《自分守護札》
①むしみこ ⑩ぬえ ⑤豊姫
《自分捨て札》
③空 ⑧八千慧 ④マミしん ⑥玉兎 ⑦永遠亭

大体⑫サグメの能力の発動有無で分かりますが、この状況でサイドの札で攻撃を行うと、中央がスペルなし札でないことが分かります。
配置バレを防ぐにはどうすればよいか
① 攻撃スペルを複数枚、同時に配置する
優先度が高い札で、ほぼ確実に攻撃できるので、配置バレが起こりづらいです。また、次ターンの行動が確約されているというのも魅力の一つです。

② 攻撃&防御兼用の札を配置する
一部デッキでしかできない技ではありますが、どの札が撃破されても妥協なく攻撃できるので強いです。出力のアベレージが高いことが特徴です。

③ 騙す(大会向け)
攻撃スペルを配置しているのに回避スペルで攻撃する等の、相手を信頼してこその騙し討ちです。これは、相手が本気で配置を読みにきているときに有効です。そのため、フリー対戦等ではあまり効果が期待できません。

おまけ 🧙Crazy Automation🧙
攻撃優先度など気にしない!お前たちの運命は、デッキ構築時に全て決まっているのだ!
こんなことを考えている輩がおりまして、、、

こちらは2023年第2回公式大会で私が使用したデッキなのですが、基本的に降順で攻撃していくことをモットーにしています。つまり、攻撃札をその場で考えて決定するのではなく、デッキ構築時に決定していました。(初心者が上級者にどう勝つか考えた故の結論でした)
ここまでの記事の内容を全否定するような話ですが、そういった方法もなくはないです。