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ジンバブエのローカルフード サザ(SADZA)

おこんにちは、NAOです。

「アフリカでどんなごはんを食べるの?」とよく聞かれます。
ひと言で説明するのは難しいのですが、ざっくり言うと「チキンやピザなどのファーストフード系」や「その国ごとのローカルフード」が多いかなと思います。
あたしはいきなりの海外がアフリカで、アジアの国に全く行ったことがないので、ものすごい偏見ですがアジアの何が入っているよくかわからないごはんに比べ、アフリカではチキンやピザが外食の主流なことに安心しました(^^;)
(きっとアジアの国々にもチキンやピザはあるだろうに!)
そしてローカルフードも国ごとに違うとは言えどなんだか似ていて、意外とわかりやすいところに安心しました。

ジンバブエにもサザというローカルフード(国民食)があるのですが、これがとても食べやすくてローカルフードがあまり得意ではないあたしもパクパク食べられました!
こちらがサザです↓。わかりにくいですが大きいお皿に盛り盛りですごい量ででてきます。

サザ(SADZA)

正確には、白いまんまるのおもちとパンの間のような、表面から見ると肉まんの皮のような(中はどっしりもっちりなので違うのだけど)主食にあたる部分が「サザ」です。
付け合わせがいろいろ選べるので、これはシンプルなチキン・野菜・煮豆の組み合わせですが、お店によってはお魚や牛肉などを選ぶこともできます。

…自分ではこのくらいしか説明できない(笑)。
細かいところはよくわかっていないので、オンライン上の記事からちょっと引用しますね。

ジンバブエの主食である、メイズ(とうもろこしの一種)の粉をお湯と一緒に練り合わせた料理はサザ(ショナ語表記でSadza)と呼ばれ、国民食であり、野菜の煮物や、余裕のある家庭では牛肉や鶏肉などの付け合わせと一緒に食べます。

https://blog.canpan.info/adrajapan/archive/1679

サザは基本メイズなんですね!
アフリカ各地にある似たような主食(ジンバブエのサザにあたるもの)は、私はガーナのものしか詳しくはないですが、ガーナの"フフ"はキャッサバ粉やヤムイモだったはずなので、やっぱりちょっと質感が違います。
フフはおもちに近いようなびよーんと伸びる感じがあった気がしますが、サザはもちもちしつつも伸びる感じはなく、冷めるとかなり固くなります。
みんな手で熱々のサザを食べているけど、熱くても熱いうちに食べた方が絶対美味しいですね(笑)。
セネガルはこういうおもち系じゃなくてパエリアみたいなお米で作るチェブジェンでしたが、これまで食べたアフリカローカルフードの中ではダントツ美味しかったです!また食べたいくらい!

チェブジェンに比べるとサザはまた食べたいほどではないのですが、とにかく食べやすいのがいいところです。
ガーナのローカルフードはとにかく辛いものが多くて辛いのが苦手なあたしにはしんどかったのと、フフを発酵させたバンクーなんかは酸っぱくてパチパチしてて発酵食品が苦手なあたしにはこれまた無理でした…。
サザは本当に肉まんの皮(あたしが思いつく中では1番しっくりくる例えばだけど伝わりにくくてすみません)のような、味があるようなないようなシンプルさ。
そして煮豆も赤っぽいので辛いのかと思いきや辛くない!コンチネンタルブレックファースト?イングリッシュブレックファースト?で出てくるベイクドビーンズとほぼ同じなので、優しいトマト味です。
葉物も味付けされているけど(なにかよくわからないけど)優しい味で美味しい!

初めての国で初めて食べるローカルフードは緊張してしまいますが、ジンバブエのサザに関しては、当時1歳の娘も手づかみでパクパク食べられてとても安心しました。
もちろんローカルフードは出店のような超ローカルなレストランから、外国人も食べにくるきちっとしたレストランまであちこちで扱われており、あたしが食べたのはちゃんとした方のレストランのみです。
旦那さんはほかの出店でも食べたことがあるそうですが、味はそのお店のほうが美味しい!ってこともあったそう。お腹を壊すかは運次第!?
わかりやすく差を説明すると、同じサザでもローカルなお店は1ドル、ちゃんとしたレストランだと10ドルします。
サザ自体は材料も同じなのでしょうけど、付け合わせの鶏肉なんかは全然違うことが多いみたいです。(1ドルだと骨ばかりでお肉が少ないチキンなこともあるみたい)

なんだか全体的にふわふわした説明になってしまってすみません。少しはお伝えできたのでしょうか(笑)?
アフリカに行ったらローカルフードも食べてみたいけどなんか怖いな…という方も多いと思います。
あたしがそうなのです(笑)。そんなあたしでも食べやすいと思えたサザは初チャレンジにもおすすめです♪
日本ではなかなか食べられないとは思いますが、機会があればぜひ食べてアフリカの大地に思いを馳せてみてくださいね!