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サントメ・プリンシペの旅

「サントメ・プリンシペ」という国の名前を聞いたことはありますか?
知っているという日本人はごくごく少ないかと思います。
行ったことがあるという日本人はさらに少ないのではないでしょうか。

あたしはガーナから直行で行ける海が綺麗な場所だということで、こちらに来てから初めてこの国の名前を知りました。
そして、2019年が始まってすぐに旅行してきました!!
行くと決まってからいろいろと情報を集めていたんですが、日本語では情報がまぁ検索しても出てこない…英語が苦手なあたしはちょっと困ってしまったので、覚えているうちに記録として残しておこうと思います。
サントメに行かれる方は少ないとは思いますが、どなたかのお役に立てば幸いです♪

こちらは「今回せっかく調べるのなら、絵地図を書いてみようかな」と作ってみたものなのですが、上が旅行前に書いたもの、下が旅行後に修正加筆したものです。全然埋まらなかった中央部も無事埋まりました(笑)!

今回はまず基本情報についてご紹介しようと思います!

1.場所、行き方
 ギニア湾に浮かぶ2つの火山島、サントメ島とプリンシペ島を中心とした島国。だいたいナイジェリアの南でガボンの西のあたり。
ポルトガル航空で、ガーナのアクラを中継するリスボンーサントメ便が出ていますが、日本からのアクセスはなかなか大変なことになりそうですね…。
なんと2019年よりサントメの標準時が変更されており、飛行機の時間もだいぶ混乱しました。これによりガーナ(UTC)との時差がなくなったのですが、飛行機は以前のUTC-1の時刻で出発…早めに空港に行ってよかった!年明け変更直後のタイミングだったので、今後調整されるのではないかと思います。

2.国について
 元々は無人島だったが、15世紀にポルトガル人が上陸し植民地となる。1975年に独立するまで、奴隷貿易の中継基地やプランテーション農園となっていた。
 現在はカカオを中心とする農業が盛んだが、経済状況は思わしくなく世界最貧国の一つとなっている。2018年に独自通貨「ドブラ」のデノミが行われて、現在は1ドブラが約25ユーロ前後のようです。ホテルのレストランではユーロ払いも可能でした。
(どうでもいい個人的な話ですが、デノミ前の紙幣にセネガルショウビンという青いカワセミの絵が描かれていて気になっていたのに変わってしまっていて残念…でも新紙幣もいくつか鳥の絵が描かれていて可愛かったです!)

3.人々について
 公用語:ポルトガル語
 宗教:キリスト教(カトリック)
近隣のアフリカの国をルーツに持つ人が多いようです。現地語としてクレオール語が使われるようですが、基本的にはポルトガル語なので英語はなかなか通じません…たまに話せる人がいますがかなり少なそう。ちょっと意外な気がしますが、フランス語なら少しわかるという人は結構いました。学校で外国語としてフランス語などを学んでいるようです。

4.旅行について
 現時点では、滞在期間15日以内の日本人の場合、ビザは不要となっているようです。情報収集していた時には、過去渡航時にビザが必要だったというブログも拝見したので、外務省のホームページを随時確認する必要があるかと思います。
 雨季は雨も多く、またサントメ島の中央部に行く場合は標高差もあるので、長袖の重ねられる服もあったら便利。基本はタクシーなどの車移動になるのですが、道はデコボコの場所が多くかなり悪路なので酔い止めなどもあったほうがいいかも…基本はアフリカの田舎道ですし、場所によってはジャングルの中にも車でガンガン進んでいきます…!!酔い止めがなかったらあたしは安心して楽しめなかったかも。
 人々は穏やかな人が多く、治安もそんなに悪くなさそうですが、バイクもたくさん走っているのでバッグや周囲には念の為警戒して歩く必要あり。この辺りは、アフリカ旅行共通ですかね。

ちょっと文字ばっかりになってしまいました〜
次回は写真を交えてサントメの見所など、旅行の思い出をご紹介したいと思います♪