ワンドの3の逆位置に見るリレーションシップのアンバランスさ。
ワンドの3の逆位置。せっかく先が見えたのに、行き詰まったのを示す。
またリレーションシップにおいてまとまりがないことを意味している。
ここにきて積み重ねたことの行き詰まりを感じた。
同時に、リレーションシップの見直しの機会に迫られていることでもある。
「人の良さ」
宇宙は音・文字・数字の3つで構成されているという。
ライトワークをするにおいて、それぞれその音・文字・数字の特性を持つ人が大事、
と言う話をリーディングで受けたのを思い出した。
目の前の人が音・文字・数字の中でどの特性が強いか、
改めて見定める必要があると思った。
私自身、人付き合いが苦手な方だったので、
それを得意にするにはどうすれば良いかって、
自分なりに創意工夫を積み重ねてきた…、つもりだった。
「人が良い」自分を演じてきたので、
詐欺同然な案件に金をむしり取られたことが何度もあった。
なんでそんな「人の良い」自分を作っちゃったのだろうか。
「お母さん、見て、僕こんなにいい点取れるようになったんだよ!」
最初はそこから始まったのかもしれない。
「弟みたいにもっと認めてほしい」
同じ空間に暮らす実弟と張り合っているうちに、
対抗心からくる愛憎を内心思っていただろうし。
「俺はこれだけ資格を取ったんだ。なのに会社がいつまで経っても階級を上げてくれない」
その対象が家族から学校、会社になる。
いつの間にか存在意義が「自分のことが誰かに認められる事」になっていた。
一応「まともな教育」を受けてきたつもりだったが、
それでもこのザマだった。
人間関係の入れ替わり
思えばリレーションシップの構築に力を注いだことがあっただろう?
「人が良い」自分を演じても気を使っても長続きせず。
ある程度時代が進んで、学びを進めるようになると。
私自身、どんどん先に進んでやろうって、
学びのスピード感を大事にしていこうとすると、
いつの間にか取り巻いていた人たちが、同じ学びをしていた仲間すら
どんどん離れていく事象を、目の当たりにする。
せっかくつかんだと思ったら離れていく人間関係だったり
つながりを感じられない人間関係に寂しさも覚えることもあったが
人目を気にしてゆっくり走ることが、
自分自身の進化成長を抑える事になってしまう。
周りの誰かに合わせて忖度しても、自己実現が遠のくので。
そんなわけで私にとって長続きする人間関係はもたらされなかった。
終わりに
認め認められ、驕り驕られ、
リレーションシップにおいて自分本位でここまできたことが現状を作った。
相手に勝手な期待をかけて、それに沿わねば去っていく。
まぁ自業自得と言えばそうだし返す言葉もない。
リレーションシップにおいて、過去の失敗を取り返すチャンスが
この先、あるいはこの日訪れるのか?
あいにくではあるがそこまでは、1枚のカードから読み解けなかった。
「人の良い」部分を演じずに人と向き合えるチャンスがあれば、
どこかで欲しいとも思った。