スピリチュアルジプシーを抜け出すためには?
いくつか癒しイベントに出ることで
考えさせられることが多々ありました。
ある程度、高額スピセミナーのパスを進んだ母親が、
すでに20代半ば過ぎた子供を占いブースに連れてきて
占いで相談を受けようとしたり。
これまで感じてきた「ん?????」という違和感の正体が
少しずつ分かりかけてきた気もする。
いわゆる「スピリチュアルジプシー」になってる人が多いのだろう。
ヒーリングの定義
ヒーリングとはあくまで「人の進化成長を助けるツール」であって
「目の前の困った問題を楽にしてくれるツール」ではない。
それは、どんなヒーリングであっても、
どこの流派で学んだものであっても
結局のところは一緒であろう。
どんなにいいヒーリングを受けても、
どんなに優れたセラピストから受けたとしても。
ヒーリングの定義が「人の進化成長を助ける」以上は
目の前に辛すぎる問題を抱えているが、
それをどうしても乗り越えなきゃ行けないものであれば
イヤでも向き合わそうとしてくる。
それが「進化成長につながる」から。
しかしジプシーの多くは
「目の前の困った問題を楽にしてほしい」と思って
外に回答を求め、あちこちジプシーになってさまよってしまう。
せっかく進化成長のタネを、
いろんなセッションで開いてもらったにも関わらず。
だからスピリチュアルジプシーが増えていくのだ。
ジプシーの抜け方が本人が一番よく知っているはずだ
可哀想な人に関してはどうしていいかわからない。
「他人を頼るな」というのが正解の道筋なんだろうが
それができれば苦労しない。
当然ジプシーになる前にたくさんエネルギーワークを受けてきたと思うし
たくさんチャネリングなどの占いツールも受けてきたことでしょう。
環境を変えるために高いエネルギーセミナーに通ってるが
自分が変わったって実感がなく、ひどいことばかりになる。
色々聞いても自分が納得できないからさらに迷い、
たくさん質問が出てくるほど迷う。
いくら「取り巻く人間関係から離れろ」と言っても納得しない。
占いイベントに質問をしにくる時間があるのにかかわらず
本当に向き合うべき家族と話をしようとしない。
こういう時は「0か100か」という力の使い方をするのが
一番の解決法に思えます。
問題解消のために努力もせず、
きっとどこかの優秀なチャネラーが解決策を出してくれる、
優秀なセラピストがなんとかしてくれる、
そんな状態でセッションをいくら受けても無駄。
私が見てきたのは、
皮肉にもそういったジプシーを生み出しているのは
同じセラピスト同士なのだから笑えぬ話だ、と。
正直言って付き合いきれん、愛想が尽きた
ということで私は離れる決断を下した。
終わりに
セミナーのパスに進めば進化成長すると思ってるだろうが
必ずしもセミナーに行ってきて
エネルギーを浴びて帰ってくることが進化成長とは限らないのです。
高額セミナーに「行けばなんとかなるさ」って思ってるのでないか。
あなたはアントニオ猪木か???????
ある程度の学びを進めたはずのセラピストが、
セッションブースの一部を独占し
自ら進んで癒しイベントを荒らし回る結果となった、
というザマを見てきた。
それによって、セッションを受けたい人の貴重な時間を潰してしまう。。
そんなこんなでジプシーだった自身の昔話を思い出しますが、
私がセミナー難民を抜け出す時にどう対処したかってと
「質問することをやめる」こと。
聞かなきゃ課題が解決しないという恐怖があるわけだ。
「誰かすごい人」にお伺いを立てるんじゃなくて、
自分で考え、自分の目で見て、自分で判断すること。
全部自分で巻いたタネだから。
本当のことは「神様」に聞いたって答えてくれないんだよ。