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会社の「嫌な奴」と向き合う事は自分の人生と向き合うこと

「PM」と書いて「ポンコツマネージャー」と読む。
どこの会社でも人間関係で問題ない会社はない。

かつて部門を荒らすだけ荒らしたマネがいて、
そのPMの圧力が嫌で辞めていった人間は数しれない。

まともな人間は皆辞めていき、イエスマンか他で通用しない社員しか残らない。

どこに行ってもそういう「嫌な奴」というのは一定数いる。

社会人若手の時にそういう洗礼を受けて苦労した覚えがあり
その結果、会社を歪な世界だなぁと思い

嫌いになるはしりになったのを覚えています。

組織での生存率がやたらと高い「いやなやつ」

どこの会社に行ってもプロジェクトを荒らし
同僚を疲弊させるモンスター社員はいるかもしれません。

たとえモンスターがいなくなっても、
首がすげ変わるだけで実態が変わることはない。

支配の構図って大昔から組まれたものだからで
だから本質的なところは変わらない。

どこの組織に行っても嫌な奴は一定数いるもの、
そいつを摘み出しても大して変わらない、
そういうものだと私は新人の時に理解をしました。

分かりたくもなかったが自分が体験してることなんで、
事実なんだと受け取るしかありませんでした。

同じ空間に嫌な奴がいる時は
そいつをどうやって消しとばしてやろうかって、毎日考えてましたね。

そうでないと気持ちが持たないので。

会社は「悪魔」の傘下

また、そういう嫌な奴に限って会社を辞めることはない。
「いい人」から順次会社を辞めていくし、部署を飛ばされていく。

嫌な奴は扱いづらいのでいつまで経っても居座る。

会社は慈善事業ではないので、都合のいい社員が残せれば良い。

むしろ嫌な奴の方が「悪魔」にとっては都合が良すぎる、
適当な賃金ではあるが、ある程度わがままに振る舞えることと、

安定を保証することで辞めさせない。

あなたが変わらない限りは、そいつはあなたにとって害悪であり続ける。

なにせ、自らの害悪っぷりを振り回せる今の現場が居心地良いのだから。

終わりに


人間ほど慈悲のない動物はないと思うし、人間ほど殊勝なやつもまたいない

というのが若手時代に感じたことでした。

他の動物だったらブラックな仕事をやらされるなんて言ったら逃げ出すだろう。
喜んでやるのは人間だけだ。

もともと地球には存在しないもののために、
やりたくないことを我慢するのは人間だけだと。

金のためと言って我慢せずにやり切れるまで

後どれくらいの試練を重ねれば良いだろう?

「嫌な奴」が消えて初めて本格的な人生が始まるのだが、

しかしながら「嫌な奴」と向き合う事は自分の人生と向き合うことでもある。

会社生活というのは会社にいる時間の方がプライベートより長い、ということは

社会人になれば嫌というほどわかります。

だから会社の時間をないがしろにはできない、ということです。

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