「買い手」と「売り手」の関係はいつだって「一発勝負の世界」だからこそ「売り手」は自己開示をすべき

「買い手」と「売り手」の関係は残酷なようであるが、
いつでも一発勝負の世界なんだ。

人は第一印象で物事を決めたがるので、
そこで全て決まる。

会社や学校みたいな継続性のある環境と違って
「一発勝負の世界」である。

会社や学校なら知ってもらえる機会は毎日ある。
「この人ってこんな一面があるんだ」と
あなたが気づくのに結構な時間がかかる。

同じフィールドにいたとしても、
3日くらいあれば気づくかもしれないし下手したら１ヶ月、1年はかかることだろう。

だが「買い手」と「売り手」の関係はそうはいかない。
第一印象や、いざ商品をとって引っかからないようなら、
そこで関係が終わる。

毎日顔をすり合わす関係である学校と会社ですら結構な努力と時間を要するので
「売り手」が「買い手」の興味を引くためにしていることは
生半可でないことは想像に難くないだろう。

「買い手」は「売り手」のことをシビアな目線で見ている。
私達は私達が思う以上に、「売り手」のことをシビアな目線で見て判断している。

時間とお金という有限リソースを消費するからだ。

例えば、サラリーマンO Lのランチタイムは一見賑やかな休憩時間だが、
もうそこは熾烈な争いが始まっているのだ。
ランチ店同士のせめぎ合いが始まっている。

売り手は買い手の購入の判断材料となる情報を自己開示しないといけない。

商品を買うに値するかという判断材料が欲しいからこそ、
「売り手が何者か？何を売っているのか？」

オープン感が非常に大事なのである。