「やりたいこととできること」のギャップを埋めるのは難しい。人生の冬の時代を乗り切るには?
平日において、満員電車では屍人のような顔色の人々が多く、路線の乗り換えるところとか本当に空気が醜悪。
屠畜場に放り込まれる牛や豚のような目をしているサラリーマンが多い。
まぁ正直僕個人の意見としては会社に依存している限りは
首輪を締め付けられて苦しい思いをするしかないのだと思う。
どんなに会社で投げつけられた仕事が嫌な仕事であったとしても
その嫌な仕事を受け入れるって決めたのは自分。
「首輪をつけられてもいい」「嫌な仕事でも受け入れる」と決めたのは自分。
とは言えそれでも辛いよなとは思う。
その痛みから1日も早く解放されるには、どうすれば良いか?
「やりたいこと」と「できること」のギャップを乗り越えるには
私自身は新人の頃から希望していた部署に配属されず、
納得できないまま何年も過ごしてきたが、
「やりたいこととできることは違う」
「飯を食うために受け入れなければならないこともある」
「すべてはビジネスのため」と、受け入れるという作業をやった。
無理やり何とかして受け入れる。そうすると
そのうち「やりたいこと」で悩んでいたことが、悩みじゃなくなる。
将来の目標が見えない「できること」
慣れてしまったら何とかなったのだが
そうして受け入れた仕事について、いざ将来の目標を問われると、
何も見出せないことに気づく。
マネージャーか、もしくは技術職かどっちがいいか?
将来どっちの方向に進むか、
勘案するように言われたことがあった。
今のITの仕事をしても人生のゴールには程遠いし、
自分の本来の気持ちと食い違うことに気づいた。
無理やり受け入れた仕事で将来の見込みを考えても辛いだけ。
気持ち的に、ITの技術を伸ばして行きたいとか、新しい知識を取り入れようとか
そんな気持ちが、私には全く湧かない。
ITの記事までなかなか興味が届かない。
このままITの世界にいても意味がないし
私よりITの仕事ができる人間はたくさんいる、あとの世代に託せば良い。
だからITの世界から足を洗うための活動を続けることにした。
正直何をやってもITの仕事より稼げなかったし、失敗も多かったが
私にしてみればITの仕事を定年までやるつもりは微塵もない。
土日祝日も仕事に振り回されるなんてごめんだ。
私としては1日も早く会社を辞めたい、
その一心で活動していることに、一切の変わりはない。
「やりたいこと」のスキル追いつきは難しい
「やりたいこととできることが違う」というのは私自身、嫌というほど分かっている。
例えば、自分に文筆のスキルがあったとしても
それがITの仕事にとって変われないことくらいは知っている。
文筆で食ってくつもりなら、私の場合は10年以上はかかると思うし
まったくプロには程遠い。それだけIT仕事のウェートが人生の多くを占めてしまったので。
いくら「会社早く辞めたい」と思っても
長年染み付けてきたITのスキルを超えるのは難しい。
まして私の場合はITの世界で生き残るために、
やりたくないとは言え努力をしてきたから。
やりたくない仕事でも長々と我慢しなければならない理由がここにあった。
会社を辞めて一本立ちして生きている起業家を何人か知っているが
彼らは本当に尊敬に値する、なにしろ自らで起業の道を切り開いたのだから。
俺があまりにも牛歩すぎて、彼らの成長ペースに追いつけず、
彼らのスピード感にまったくついていけない。
どうすれば会社辞められるのか?毎度苦心している。
終わりに
ただ単に会社を辞めれば勝利、と必ずしも言えるわけでもないのが辛いところ。
金欠になって元のサラリーマンに戻ってきてしまった仲間を何人か見た。
「辞めても問題ないレベル」までのハードルというのは思った以上に高いものだ。
どんなに会社が嫌だって言ったって、すぐに辞められれば誰も苦労はしない。
怪しい投資の話がたくさん出るのは、会社がすぐに辞められるものでない、
だけどもできることなら1日も早く楽になりたい、
というものを知っている心理を使っているようだ。
そうした上手い話に騙されないように立ち回り、
ひたすら辛抱を求められると思う。
人生の冬の時代が終わった時が本格的にライトワークをやるときだ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?