長続きしないことに共通すること
これまでIT技術系資格だとかコーチングだとか山登りとか
趣味や能力開発問わず、様々なジャンルのものに手を出してきました。
しかし、そのどれもが長続きしなかった。
もちろん、長続くしなくていいものに関して言えば
長続きしなくていいに越したことはありません。
長続きさせる必要がないと見切りをつけるのは大事ですが
多くの取り組みにおいて「続かなかった」という事実を残しています。
どうすれば長続きするか。何なら長続きするか?
パスを進めば進むほど、残る人は一握りになる
コーチングにしても山登りにしても、
自分がやっているITの仕事にしてもそうですが
年数を重ねたり、パスを重ねるにつれて脱落者がいるのは常茶飯事です。
パスを進めば進むほど、どんどん難しくなっていきます。
山登りで例えるなら、最初は誰でも登れるであろう高尾山レベルで済んでいたのに
だんだん2日以上かけて登る山だったり、雪山のように登るのが難しい山だったり
パスを進むほど難易度が上がっていき、
難しい山を登るための装備の金額がかさんでいきます。
まぁ主にネックになるのはお金でしょうが。
最初は簡単だったのが、だんだん手を焼くレベルになってきて
退いてしまう人がどんどん増えていく。
趣味や能力開発に限った話でなく、あなたが働く職場でもそのはず。
同じ学びをしている人がどんどん減っていって、生き残るのはほんの一握り。
それはどの世界にでもあり得る話です。
続かないものは、なぜ続かないのか
ITの資格、山登り、コーチング、起業塾。
私も失敗して手を引いてきたものだけでいえばたくさんあります。
どれにもお金をかけてきましたし、どれをやっても壁にぶつかってきて、
「やっぱり辞めた」という選択肢を取らざるを得なかった。
パスを先に進むためのお金もそうですし、
先に進めば進むほど難しくなるのもそう。
これだけ続かないと「これもやっぱり続かないのか」となる。
この事実が続けば続くほど、自分も自信を失ってきてしまうし
そのことで周りからも信用を得られなくなる。
当然だけど、今やってることすら、途中で投げ出す可能性だってあるし
「またか」となる可能性だってある。
「お金が高い」「難しかった」「実はやりたいことと違った」
長続きしなかった理由は様々ありますが、
続かなかった取り組みに共通しているのは
「誰かに言われたからやった」
「誰かの影響を受けた」
そういったもの。
自分の意思でやっているようで、実はそうでないもの。
山に登ったのは親の影響、ITの資格は会社の制度に乗っかってやり、
コーチングや起業塾は誰かに誘われたから。
自分が「やりたいこと」だと思ってやったようでいて
本質的に自分の「やりたいこと」でなかったということ。
自分の意志でやっているような風でいるので、なかなか向き不向きに気づけない。
とても見極めが難しいです。
終わりに
あれもこれも長続きしないと思って辞めること自体は
それほど問題ではないと思います。
あれもこれも手をつけすぎるのはさすがに早計だとは思いますが…。
人がやっている取り組みはたくさんありますが
それが自分の意志でやりたいと思ったのか誰かの意志が介在しているか
その見極めは大変難しい。
だから「本来の自分」で生きることに皆苦労しているのです。
「本来の自分」を見出せれば、やりたいことと
そうでないことの線引きがしやすくなるということです。