身の回りに起きること全部を星になぞらえてこその「占星術師」
占星術師(アストロロジャー)としては身の回りに起きる事象全てを
太陽、月に始まる10の天体になぞらえてこその占星術師。
予期しない出来事が起きれば「天王星」
制限がかかって出られない試練の状況が続けば「土星」
健康、病気など見えないものを司る「海王星」
愛にまつわる幸福を享受できる「金星」
吉星である「木星」など。
それぞれの天体の特徴を掴んでいるのがとても大事です。
タロットにもそれぞれの天体が出てくるので、
タロットと紐づけるとなお理解が深まるでしょうか。
星に書いてある運命
他人の運命をやすやすと見るのはタブーとされている占星術ですが、
安倍元総理の事件があったので、どうしても気になってしまい
安倍元総理のホロスコープを調べてみていました。
元総理の12ハウスに「マレフィック(凶星)」として知られる「天王星」が入っていました。
天王星は変革の星であるのですが、
予期しない出来事を起こすトラブルの星ともされます。
12ハウスに天王星が入っていることが
「予期しない事件に巻き込まれること、予期しない敵の存在」を示していました。
ここからみても天王星がマレフィック(凶星)として発動したとも言えます。
元総理のホロスコープを見て驚いたのと同時に
他人のホロスコープを紐解いてはいけないというのを改めて思いました。
占星術との出会い
私が占星術と初めて出会ったのは2017年のことです。
仕事上での人間関係に苦慮していたので、
異業種交流会でつながることができた
白金高輪在住の占星術師さんにみてもらったことが始まりでした。
あの時は「あなたはコンピュータ関係の仕事もやってるし、占星術に向いてる」
なんて言われたこともありました。
あの時は話半分に聞いてたし、占星術はややこしいことが多いから
星を見る仕事なんて関わることはないだろうと思っていました。
あれから5年経ちました。私が今こうして占星術を学ぶことになるなんて、夢にも思いませんでした。
総括・人間の可能性
人間の可能性はいくつもあります。
予期しない出来事に遭遇したり、夢のようなサクセスストーリーを歩んだり。
かつて私と鎬を削った同僚は、休職などの苦難を乗り越えた末に脱サラし、
自分で無農薬野菜とグルテンフリーな素材で作ったケーキ屋を開業しました。
グルテンフリー、地元密着をコンセプトに
10ハウスの「太陽」が示すような社会的地位を獲得したのです。
すばらしいスピリチュアル施術を受けたわけでないのに、
すばらしいコンセプトを持って開業した人がいる。
そんな人を知ってるので、人の可能性を見逃してしまうのはとても惜しいことだと思っています。