リッツ・カールトンから学ぶクレド(企業理念)
私自身、迷った時に立ち返れる場所がないので
行動に行動を重ねた結果、
「何のためにやっているかわからない」状態になり
操縦桿が壊れたままの航海を余儀なくされた苦難があった。
戻るべき場所というのは「なぜやるのか」という根幹部分。
迷ったらここに戻らねばならない。
私は一度外向けの活動を止めて、、
立ち返るべき場所の構築をすることを決めた。
その立ち返る場所の好例としてよく挙げられるのが
高級ホテルのリッツ・カールトンの事例だろうか。
クレド(企業理念)
リッツカールトンの社訓、クレドというらしいが
「感動はお客様への最高のおもてなしのひとつだ」というもの。
これが社員一人ひとりに浸透しているからこそ
最高のサービスを提供できている。
リッツカールトンの創業メンバーは、
リッツカールトンというホテルは、
お客様や従業員にどんな存在であるべきか?
これを徹底的に話し合ったのだそうだ。
その結果まとまったのが
「感動はお客様への最高のおもてなしのひとつだ」
というところ。
私も一度リッツカールトンに行ったことがあるが、とてもいいホテルだった。
香水もいい香りだったし、空間としてもロイヤリティがある。
良くも悪くも従業員の存在を感じない。
さりげない感じ。
とにかく部屋が綺麗だった。
リッツの従業員たるもの紳士淑女たれというのがモットーであるそうだが
その辺りが徹底されているような感じ。
クレドを作ろう
「自分の中での”なぜやるのか”を見出せないが、どうしたらいいか」
と、私が信頼する人に聞いてみたら
「クレドを作ろう」という回答が返ってきた。
クレド長すぎない方がいい。自分が刺さる単語をいくつか選んで、そこから造語を作ること。
ただし、以下の2つは遵守すること。
①誰かに相談してはならない。誰かに聞いたら、その時点で他人に侵食されてしまい、自分のクレドで無くなってしまう。
②誰もが書けるような単語(世界平和など)は使ってはならない。それは自分の言葉でない。
また「なぜやるのか?」において「楽しいから」はダメだと言われた。
なぜなら新しい趣味とかが見つかったら
「楽しいからという理由で始めたもの」はきっと手放すからだ。
コロコロ変えるようであれば意味はない。
アドバイスをもらって作ってみたが、
まだ単語の精度がイマイチ。
「再生の福音を鳴らそう」
的な感じのクレドっぽいものができたが、
なんだかイマイチよくわからないな。
、、、また作り直そう。
総括
果たしてどれだけ理念を失われずにいられるか。
というと、大体が日常が忙しすぎて横道を逸れてしまう。
「なぜやるのか」
これは誰に聞いてもわからない。
自分の中にしか、その価値は眠っていない。
誰かに頼るでなく、自分の心の声の中に聞くこと。
そのことで自分に対しての正当評価を、ようやくこの時に行えるのだー。