人間関係形成において鍵を握る「じぶんが何を創造できるか見出すこと」
人間関係形成と「学習コスト」
友達を作るとか恋人を作るとかというのは、
身もフタもないこと言っちゃうと、
慣れ親しんだところから一緒に時間を過ごす人を
スカウトする方が、一番手っ取り早いのです。
同じ形而上学セミナーで知り合った男女が夫婦になるケースも少なくないです。
それというのも、学習コストが段違いに少ないから。
これから形而上学をやってこうという人が、
同じ形而上学を学ぶパートナーを選別するのも至極もっともな話。
その方が話が早くて済むからです。
何も知らない人に教え込むのは「学習コスト」が著しくかかるのです。
それに伴って時間やストレスをも伴うでしょう。
同じ会社の中でも社内婚というのがあるが、やはりそれも、
互いのギャップを埋め合わせるって「学習コスト」が大幅に削れている。
「他に探せばもっといい人がいる」だとか変な幻想を抱いたり
わざわざ変な苦労を背負い込んだりすることもない。
だから人間関係を築く基本としては、毎日会える学校や会社のように、
「学習コスト」が少ないところから当たることだったりします。
人が離れていく「宿命」の人の場合は??
同じセミナーで最高の相棒を獲得できた人は良い。
きっとそういう人間関係が「星」に書いてあったり、
そういう宿命があるっていうことなのでしょう。
人によって「宿命が違う」から、どういう局面で
一生の友達・恋人といった相棒が見つかるかなんて、一概に言えない。
私のように、どんどん人が遠ざかってゆく宿命が「基盤」になっている人間は、
人間関係形成においては、逆に学習コストの少ない場面が辛い、と言える。
なんで辛いのかって???
学習コストの低い場面だからこそ、
人や環境の「選別」が済んでしまっているからです。
「ああ、ここは自分の居場所じゃないんだな」と。
そういう人は学習コストの低い局面では、すでに見極めが終わっているので、
別の方法で仲間を求めるしかないのです。
そういう人がいくのが「異業種交流会」とかなんかの「イベント」
あるいは電車の中吊り広告でさかんにある「婚活」なのかもしれませんね。
うまくいく人はそれでうまくいくのでしょう。
終わりに・人間関係形成の鍵を握るもの
友達にしても恋人にしても、
相棒ポジションの人をどうしてもいないけど見つけたいって人は、
自分の創造できる「何か」が鍵になってくるでしょう。
自分が何かを「創造」する場に出て「創造」するしかない。
あるいは、「創造」したものを魅せる場を創出すること。
ちょっとした小物アクセサリー類を作れるほどのテクニックがあれば
そういうイベントに出てみた方がいいし
健康食とか食べるものにこだわりがあるなら、
料理教室的なイベントを開くなりしてみるのが良いでしょう。
そして、自分が「創造」できる何かというのを見出すことが、とても大事。
私が人間関係に四苦八苦する友人知人を見てきて見えてきたのは、
学習コストの低い場面で人が見つからない人は、
「何かを成す」のにコストがかかる宿命を背負っている、ということ。
そこをなんとか乗り越えてほしい。
そういう人は、それだけ、大事な役割を背負ってるんです。
すべらない話をする人とか、ごく当たり前の「常識」を並べられたりとか、
あまりつまらないことを言ってる状況が、
その人にとってあまりにも反りが合わなすぎるだけなのだ。
そういう人は、あまり「汎用的」な人や環境を選んでもしょうがない。
先述のように、どういう場で「最強の相棒」が見つかるかはわからないし、
人は皆一人一人違うのだから、
人に会う会えないがあるんだったら「そういうものだ」
そう割り切った方が手っ取り早いのです。
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