とあるコミュ障の話8。気のいい先輩との出会いと別れ
前回
https://note.com/starfalcon/n/n5cc24ca5d674
自分の足だけで歩くって相当辛いこと。
だから誰かに助けを求めていたのに。
コミュ障改善がコミュニケーションスクール行っても、心療内科に行っても
明確な回答を得られないまま日々が過ぎていく。
だからといってスクール行ったり、
心療内科行ったりしたのが無駄だった?
そんなことはないと思います。
毎日行く場所と、たまに行く場所の違い

会社のように毎日行く場所と、スクールのようにたまに行く場所。
どうしても自分の解決にあたって、たまに行く場所だと
解決策を見出しにくいし、たまにしか会わない自分に合った
解決策をもらえるとも限らない。
スクールの同級生は皆いい人たちで、連絡先も交換してもらいましたが
連絡先がどんどん溜まっていくだけで、
現状の自分の課題を擦り合わせられるほどの相手はいない。
どうすればコミュニケーションスキルの経験値を安全に稼げるか。
自分が話すにおいて障壁をそれほど感じない人を探す。
「今いる職場で、自分に共感してくれる人」を探すことが目的となりました。
週5の飲みニケーション

人格のいい先輩を探せば案外どうにかなるもので、
話しやすい先輩に絡んで、仕事のやり方を教えてもらう。
そうした流れを汲みながら、コミュ障脱却を図っていきました。
これまでの私では信じられないことに、
週5で飲みに行く週がなん度もありました。
それだけ、仲良くさせていただいた先輩がいた。
しかしそれも長くは続かず、その先輩は
私が2年目になる頃には退職を決断されたのです。
今思えば、先輩は退職を腹に決めていたからこそ
仲良くさせてもらったのだと思うし、
毎日飲みに誘ったら来てくれたのかもしれません。
終わりに
ようやく話し相手の先輩を見つけたと思ったら
その翌年に退場してしまう…。
気まずい間柄の人間ばかりが残る。
この同じパターンを毎年のように繰り返していました。
ただ、当時の私としては、まず会社という世界で
一部の先輩だけでもいいから、まともな意志疎通をとること。
気のいいスクールの同級生以外に、ちゃんと話せる仲間を会社に見つけること。
まずはこれがゴールだったので。
これまでちゃんと社会に出たことないし
ろくなコミュニケーションスキルを身につけても来なかったので
どんな形でもいいから第一関門を突破したかったのです。