星から伺える、土星の冷気で凍てついた性質。氷を溶かしたのは大いなる癒しの心。
いつの間にか占星術関連の記事が増えてしまっている。
ヒーリング、タロット、チャネリングと色々やっているはずなので、
こんなはずじゃなかったと思う部分も実はうっすらあったり。
本業が占星術師の人と比べると毎日星に触れているわけじゃないので
どちらかと言えば「それなりに知ってるからやってみてる」みたいな感じ。
占星術は特に誰かに言われて取り組んだりしたわけじゃないんですけどね。
「普通」に対して異を唱える人生
やっぱり太陽ーキロンの180度の影響が見逃せない感じか。
キロンは心の傷を意味する惑星でもあり、
それが180度なので90度と違って逃れられない宿命のようなものである。
僕の父方の家庭は厳しくしつけられた子供が多く
ということはその祖先からずっと
同じようなカルマを持ち続けてきたのだろうと言える。
父方の祖父を僕はよく知らないが、話からすると結構厳しい人だった様である。
祖父が太平洋戦争にも出兵したという経験があったことから
厳しい時代を生き抜いてきた人であるのは知っているが。
なんていうんだろうな、格式とかそういうのがあるんじゃないけど
「普通」であることにこだわりがある家庭なのですね。
僕は血族の中でも異端者な方なのでフリーランスを目指したりしましたが。
太陽ー天王星コンジャンクションの影響を受けているのもあって
「普通」でいるのが耐え難いことである。
ただただ毎日同じ満員電車に不平を唱えず、
会社員として会社にいいように使われながら
定年以降のことを考えてあくせく働いて終わる人生が僕には耐えられなかった。
両親とのカルマ
占星術的に見ると父親のカルマが大きいと見ます。
根拠は太陽ーキロン、土星が水星、金星とコンジャンクションにある。
太陽、土星はいずれも父性の星でもあり
土星はタロットでいう「悪魔」でもあるし、
人生の峻厳な教師たる「父親」も示します。
父親が「悪魔」のように立ちはだかり強烈な影響下で「束縛」されてきたというべきか。
土星が2度くらいの角度で鋭角なので父親は厳しい人物ともうかがえる。
父親には理不尽なまでによく怒られたこともあったし、
家庭においてもなんとか1人になりたい一心で
独立心は子供の頃からずーーっと抱えていました。
子供の頃からずっと「一人になりたい」「自分一人でいい」
これらは口癖の様にいっていたので。
月ー木星の90度、月ー冥王星の0度もあるので
母親ともカルマがあるという見方もできるでしょう。
というか、僕が取り組んできた心の傷を癒す最初のアプローチは
母親との過去の記憶に対してでした。
その時は父親に対しては特に触れてこなかったのですが。
星から見ても「普通」であることをよしとする両親らと、
「普通」であることに意を唱え反目し続ける僕の間で
溝があったのが見える。
僕が性格的に極端に厳しい部分もありながらぬるい部分があるのは
厳しい運動部に所属した経験がないというだけでなく、
父親の厳しい家庭環境があったからとも言えるだろう。
ソーラーファイヤーの見立てだと第4室が山羊座の影響がある、
つまり土星の影響が少なからずあるのを意味する。
ということはつまり幼少時代から土星のエネルギーが
容赦なく降り注いでいたということになる。
これだけ厳しく星周りが叩きつけてくるので
学校でも会社でも、誰にも相談できない生きづらさというものがありました。
MMSの各種ヒーリングを受け続けてきて、自分を癒し続けることで
なんとか強烈なカルマの影響を少しずつ緩和し、ここまでやってきました。
土星の冷気で凍てつかされた金星、水星の効力を取り戻すのは
本当に長い年月を要しました。
誰に相談してもどうにもならない状況をよく克服したと自分を褒めてやりたい。
総括・ノーザイセルフ(汝自身を知れ)
形而上学において一番大事なことで
「ノーザイセルフ(汝自身を知れ)」というものがあります。
占星術の記事を書くにおいても、
やっぱり占星術で自分のことを知れて
それが自分で腑に落ちているのが一番大きいと思います。
占星術はあくまで自分を知りたい大前提でやっているので
「誰かのために」だとか、いわゆる「世界平和」とか
善意が目的でやっているのとは違う。
誰かのセッションを受けて納得というより、自分で見て自分で勝手に納得する系。
自分のことを知るということが、人生をどうすべきかというキーに思えます。