自分の人生に火をつけるために。
ある日のワンオラクル、ワンドのエースの逆位置。
なんだか気持ちにやる気が起きない、こういう日(火)なんだろうけど。
健康的にも良いとは言えない。極め付けに火がつかない雨の日。
ワンドの火をつけても火が消えてしまう。
さてどうしたものか。
残りの歳月で如何に変わる余地を残しているか。
あと1年半しないうちでこの地を去るかどうかを再度決める。
長いようで短い1年半あまり、
しかし来年も同じようにここで4月、5月を迎えると思うと。
やっぱり長い感じの歳月。
少しずつ進んではいるが、
足踏みが続いている感覚を拭えない理由はどこから来るのか。
残りの日数で、私は今よりも大きく変わるのだろうか。
「大きく変わるんだ」という実感をあまり持てないでいるのは
自分の心に火がついていないからだろうか。
次のステップに行くためには大きく変わっていく必要がある。
どこかにいる誰かと、足並みを揃える必要はない。
変わることと寂しさと
身も心も、いつまでも、同じままじゃいられない。
しかし、変わってしまうと少し寂しくなる感じもある。
いつまでも子供じゃいられない。だから変わっていってしかるべきだが、
昔の大事な思い出を、ゴッソリ捨ててしまうような感覚もある。
そのことに対する寂しさみたいなのがある。
おそらくそのことが、ワンドのエースの逆位置を引くことになった理由だろう。
先に進めない、気持ちが乗らないというのは自分が積み上げてきたものの中で、
まだ負の遺産があるということ。
何をすればやる気に火がつくかというと、
あれもこれもと考える重荷を手放して、先に進む覚悟を決めることだろう。
終わりに
昔の良い思い出がどうだとか、
空想を抱いてもどうにもならないところがあるのが現実。
先のことを考えても、どんなに後悔するような、悲しいことがあっても
元に戻れないんだなって寂しくなることがある。
虚しい気持ちもあるが、目の前のことを少しずつ片付けていきながら
活路を見出すしかない。
あれこれ考えて重荷になるような感覚が抜けた時が、
自分の心に火がつくときかもしれない。