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本音で生きると言うのは実に難しい。だからこそ「本音で生きよう」と言いたい

いつも丁寧に書いてたんですけど、

今日はざっくばらんに書いてみます。

本音で生きるってのがね、
皆さんあちこちで簡単にいうけど、これちょ〜難しいんですわ。


嘘をつくなんてカンタンなことなんですよ。
今はネットもあるわけだし、
ちょっといいこと書いて、写りの良い写真なんかあれば簡単にごまかせる。

TPOとかもあるし、誰かに合わせて生きてくみたいなこともやってきたわけじゃないですか。

古くは両親のもとで育って、彼らに迎合する
成長すれば、周りの友達恋人に合わせるなんてのもザラでしたでしょう。

俺の経緯で言うと。
テレビをほとんど見ないで育ったので、テレビに出ている芸能人とか流行りの曲とか一切知らん
その代わりにゲームやマンガをずーっとやり込んで育ったので
いわゆる「オタク」の育ち方をしてきた

スポーツなんてやったことないから運動神経も皆無に等しいし
マンガゲームに没頭してきたので周りの連中とは全く話が合わんこともザラ

学校や会社での周りの連中はと言うと
大体がオタクとは縁遠い育ち方をしてきた面々だった

だから俺と情報格差があったし、友人恋人を作ろうなんて気なんぞ、さらさら起きなかった。
高校がほぼほぼ男子校みたいな感じなんで、
そこでようやく自分と同じ匂いがするであろう人間を「友人」として選ぶようになった。

学生時代は、自分と同じ道を歩んでいる連中を選別していればそれでよかった
だが社会人になってはそうはいかなかった
俺と同じような育ち方をしないで人生を歩んできた連中がワンサカいたからだ
オタク連中とつるんでいた俺の常識が一切通用しないと言うことだ

俺と同じ匂いがするのは1割いればいい方だった
「オタク」と言う生き方は、当時はまるで「汚物の象徴」のような扱いだった
残りの9割の連中から自分の身を守るために「迎合」と言う道を俺は選んだ

嘘をついてでも保身を最優先で考えた

趣味を聞かれたら
マンガゲーム以外に極めている「野球好き」をとにかくアピールした
オタク臭がないようにアピったこともあった

そうしたら同期のやつに会社の野球部にぶち込まれたし
カラオケに連れ込まれたこともあったし
「9割連中」とのカラオケはすごい辛かった

それでも生き場を失いたくないから俺は保身を考えてやってきた

とはいえ20年以上積み上げたものって
簡単に捨てられるものじゃないわけじゃないですか。

て言うか無理っしょ。

俺は20年以上も他人に嘘をつき続けてきたわけだから
どうやりゃあ本音で生きられるかってのはわからなかった。

嘘をつき続けるとどうすれば本音で生きれるかなんて感覚がボケてくる。

だから言いたい。


「嘘つき続けてると確実に自分の首が閉まりますよ」
「難しいかもしれんけど本音で生きてみようぜ」


はい、そんなわけで
俺が好きなゲーム「タクティクスオウガ」の
登場人物・妖女ザドバの散り際の台詞を弄ってしめます

「……それでいい、オタク道を欲すると言うことは
自分の道を極めると言うことに等しいこと……

わがNoteを踏み締めて
自分道を極めて行くがいい………」


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