【愛車紹介②-1】ZX-6Rの推しポイントその1
ドーモ、すたーだすとです。
今回はみんな大好きZX-6Rの、個人的な推しポイントを語っていくぞい。
まずはこいつ(スイングアーム)を見てくれ。こいつをどう思う?
すごく…太いです…♂
そう、とてつもなく太いのである。
一般的なスイングアーム(Ninja250)はこんな感じ↓
よく角材と揶揄されるように、大体一直線のものが多い。
比べてしまうと一目瞭然で貧弱に見えてしまうけど、Ninja250に限らずほとんどバイクがこんな感じであり、これで剛性的にはなんら問題ないものと思われる(初代6Rもこんな感じで角材である↓)。
しかしZX-6Rの主戦場はサーキット。高負荷で走り切るには角材では力不足であり、剛性を高めていった結果、最近のSSは大体スイングアームがかなり野太く、また、マスの集中化も狙ってくの字に曲がったガル形状のものが主流となっている。
これはスイングアームに限らず、6Rはフレームそのものが全体的にぶっとく、ゴツい。
所謂アルミツインスパーフレームと呼ばれるもので、剛性感は然ることながら、アルミ素材で軽量化にも一役買っている。
とにかくぶっとくて見た目のインパクトや安心感も絶大なのがZX-6Rの大きな推しポイント。
ムキムキなのに引き締められていて、まさにアスリートの様である。
同じカワサキの同排気量帯であるNinja650のフレームと比較してみると、こちらは所謂トレリスフレームで、素材はスチール。
トレリスフレームも独特の造形美はあると思うけど、フレームが細く視覚的な剛性感は薄い。それでも何気にガルアームになっているのはスポーティーで良い。
しかし6Rの方ががっしりしていて、なんとなく強そうに見える。見えない?
「ちょっと待て、ほとんどのSSが似たようなフレーム構成なんだから、6Rが特別良い訳じゃないダルォ!?」と思う方もいるかもしれないが、個人的には600ccクラスでは6Rのフレームが最高だと思っています。
と言うわけで比べてみよう。
まずはCBR600RRのフレーム↓
エンジン前方が三角形で構成されていて視覚的な剛性感が強い。ピボットに向かうフレーム部分はやや細く見えるけど多分角度の問題。
剛性感は6Rと良い勝負。
続いてスイングアーム。……左側が角材感高くない?一昔前のSSはだいたいこんな感じで、角材アームの補強としてサブのアームを付けていることが多い。見方によっては大きく中抜きされていて軽量化を図っているようにも見える。
逆に右側のアームはなかなか凝った形状だし、アーム前方もそれなりに作り込まれていて割りと良い感じ。
でも左側のアームが角材が強いので総合評価で6Rの勝利ということで(好みの問題)。
続いての対戦相手はYZF-R6↓
所々中抜きされていて、軽量化の努力の痕跡が伺える作りとなっている。中抜きのためにコストがかかってそうであり、なかなか見応えがある。それに中抜きされても角張った印象はなく、しなやかさすら感じる造形は、流石ヤマハと言いたくなる。
でもここまで中抜きされていると、やっぱり図太いアルミの塊に剛性感を求めたくなってくる(6R中毒)。
つまり6Rの方が視覚的な意味でも剛性感に優れており、完全に6Rの勝利である(疑惑の判定)。
最後はGSX-R600のフレーム↓
…割りと6Rに近いような気がする。まぁアレだ、強いていうなら6Rの方が左側のスイングアームが太いから6Rの方がいいんじゃないかな(適当)。
と言うわけで、4車種を比較した結果6Rのフレームが最高ということが判明されてしまった。
……おい完全に好みの問題じゃねぇか!!
うるせぇいいんだよオレのバイクが世界一かっこいいんだからよぉ🖕
ここまでフレームについてひたすら語ってしまったけど、これまだ推しポイント紹介の1ページ目だから(まだやるのかよ…)。
こんな知性の欠片もない6Rレビューで頭を抱えたくなる人もいるかもしれないが、次回もお楽しみに✌️