【オリジナル】巨大天門
初めまして。
普段関東でデュエルマスターズをやっているmonokuroです。
知らない人も多いかと思いますが、DMGP2023-2ndで優勝したりおやつCS全国大会の関東代表になったりメイデン入りのアナカラー基盤を作りCSを1日2回優勝したりしてます。
今回はそんな自分がGP後使っていて、はっちチーム戦チーム2面で使用して優勝、10回の使用で4194pt獲得しアベレージ400を上回っている巨大天門について解説していきたいと思います。
戦績
10/28音速CSin津田沼 2位 1200pt
10/29キャットCSinカーディバル 12位 200pt
10/29湘南CS 29位 60pt
11/3 はっちCSin竜星の嵐新宿店 3位 250pt
11/4 キャットCSinカーディバル 2位 1000pt
11/4 飛梅CS 52位 72pt
11/5 おもちゃのぶんぶくCS 21位 50pt
11/5 超ガチCS 55位 72pt
11/6 湘南CS 6位 90pt
11/11 はっちCSチーム戦 1位 1200pt
巨大天門とは
知ってる人も多いかとは思いますが巨大天門というデッキは巨大設計図で稼いだ莫大なリソースで4ターン目にスターゲイズゲートから対面に合ったブロッカーを踏み倒すというのが主な動きです。
スターゲイズゲートが5コストなのでチャージャーを打ちつつ相手に合わせたメタを出せるかでかなり勝率が変わってしまう色の配分やメタの配分がかなり重要なデッキだと思います。
踏み倒しを行うデッキなためメタクリなどには弱く動きが止められてしまうのも特徴です。
デッキリスト
こちらがデッキリストになります。
上段に普段あまり見かけないカードがあると思います。
一見するとトリガーを盾に仕込めるだけのカードで「巨大設計図」で回収できる「コルテオ/プロテクションサークル」「サイバーIチョイス」等の方が強そうに見えます。
しかし「深緑の魔法陣」でなければならない理由があり、その理由に当てはまる代替はありません。
有料部分では「深緑の魔法陣」やその他採用カード解説、使用理由などに触れていきたいと思います。
「深緑の魔法陣」採用理由
さて、早速「深緑の魔法陣」でなければいけない理由ですが。おおまかに分けて3つあります。
1つ目が色の問題です。
受けを「ヘブンズゲート」と「水雲の聖沌5u170n」
踏み倒しを「ヘブンズゲート」「スターゲイズゲート」としている関係上どうしてもクリーチャーは光のカードに片寄ってしまいます。緑のカードを初動として多く採用している中で緑が少ないというのはデッキの動きと矛盾してしまっているため緑のカードを探す必要がありました。緑を含んでいるだけなら他にも相性のいいカードがありそうなものですが後述するその2とその3の条件の関係上トリガーかつ緑単色である必要があります。
2つ目が「巨大設計図」の存在です。
「巨大設計図」を2ターン目に打てればリソースに置いて大幅なアドバンテージを得られる関係上2ターン目までに緑マナを作れる必要があります。1ターン目に多色でも緑を埋められればいいのですが、なかった場合上から緑単色を引かなければ唱えることが出来ません。
上記表を見てみると2ターン目までにに必要なカードを引く確率はデッキに8投のカードで先攻76%後攻82%、9投のカードで先攻81%後攻86%になります、結果9投にすることで先攻でも後攻でも8割を越す確率で「巨大設計図」またはそれに必要な緑単色を引ける状態になるわけです。また先攻と後攻での確率の差を見てみると8投で先攻後攻での確率の差が6%、9投で先攻後攻での確率の差が5%となり引きのブレが1%減っていることがわかります。以上のことから緑単色は9枚以上入れた方がお得です。(巨大設計図自体を打つ事を考えると緑単色は残っている8枚から引かなければならないのでもう1枚あった方が良いのだが多色の緑もあるため割愛)
3つ目の理由が「CRYMAXジャオウガ」の存在です。
現環境圧倒的tier1に存在するアナカラージャオウガ、その名前にもなっているフィニッシャーが「CRYMAXジャオウガ」です。
出た時に盾を3枚残して焼却、アタック時手札を2毎破壊、パワー13000と巨大天門がされたくないことだけしてきます。その残った盾からトリガーを踏まなければならず、手札をハンデスされても受けれなければならないと考えた時トリガーでない「コルテオ/プロテクションサークル」や手札からトリガーを使う「サイバーIチョイス」ではお世辞にも相性がいいとは言えません。下記解説にある通り「ヘブンズゲート」や「水雲の聖沌5u170n」のトリガーを1枚でも踏めば勝つと言っているなら8枚でも十分なのでは?と思う人もいるかもしれないが盾を焼却された残りの3枚をブレイクされた時、トリガーを1枚でも引く確率はトリガーを9枚採用して初めて50%を超えるのである。以上のことからアナカラージャオウガが環境トップである限り9枚目のトリガーは必須となる。
また、ハンデスをされてしまう関係上トリガーで出せるブロッカーを厚く手札に残したいため、マナに置けるのは必然的に引いてしまったトリガーなどの方が優先度が高くなってしまう。「深緑の魔法陣」は唯一マナから盾にカードを送れるためトリガーを手札にキープする必要がない。
以上3点の理由からから「深緑の魔法陣」が最適と考えた。
使用理由
このリストを考えた理由は様々ありますが1番大きいのはギャラクシーチャージャーの登場です。
以前の巨大天門はブースト枠が「ステゴロカイザー/お清めシャラップ」や「イチゴッチタンク/レッツゴイチゴ」等でその他の枠でブロッカーを積まなければブロッカーが足りないという欠点がありました、それでも巨大設計図8投のリソースでどうにでもなっていたのですが殿堂発表に伴い巨大設計図が最大5枚までしか入れらなくなりリソース不足に悩まされていました。
そこにブロッカーを持ちつつ除去耐性とメタ能力持ちで下面がブースト兼リソースというとんでもカードが刷られたためリストを考えることに。
環境を見てみると最終的にプレイヤーを殴るデッキが上位を占めており環境的な立ち位置も悪くないと判断し、当日秋葉原を巡り40枚購入した足でCSへ向かい2.4倍決勝で「CRYMAXジャオウガ」にヘブンズゲートを2枚焼かれて2位でした。(ちなみに秋葉原で40枚全てお店で購入して揃えた際の金額は35000円でした…)
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