アルドノア・ゼロ(Re+)を見てきた話
題の通り見てきました、アルドノア・ゼロ。
今日はこれを見に来ました✌️ pic.twitter.com/zqwlxzSZhj
— 三毛猫️@音楽素人 (@starcats_tp2) March 2, 2025
ひとりで見に行くのもなーと思って、微オタクでアルドノア初心者の友人(いつもありがとうな…)を連れて映画館へ。パンフレットを買って、テレビ放映から10年……!?とびっくりしつつ、上映を待つ。
そして見た感想……
総集編とは言ってたもののスピード感がすごい。というか24話を1時間半に収めるのは無茶すぎるのではというくらい展開が早い(総集編だからね)。例えるなら豚骨ラーメンのスープを原液にしたラーメンみたいな感じ。とても濃い2時間だった。
隣にいた友人は「描写が難しすぎ……テレビアニメシリーズで見たいな……」との感想。そうだよな、これ流れが頭に入ってる視聴者でも追いつけないくらいの濃さだったからな……
雨の断章は初めて見たのだが、とても良かった。エピローグの伊奈帆とスレインの会話にんー?と放映当時思っていたので、なぜ伊奈帆が拘置所に通うのかの解答が得られてスッキリした。もしサブスク配信されたらテレビシリーズを見た人は見ることをオススメする。制作陣も力を入れて作ったお話なので見応えも抜群。
ちなみに筆者は人間関係にフォーカスしがちなので、最終回当時は「なぜ姫はクランカインを選んだんだ!?」って困惑した。ただ、当時は学生だったので、戦略とか何も分からないまま見ていたからそうなっただけで、今では「和平のために姫ができる精一杯だったんだな」と理解した。大人になるってこういうことなのかもしれない……
さて、ここまでの感想は一先ず終わっておいて、noteを書いた理由を書いていきたい。
劇中で、伊奈帆、スレインそれぞれが姫(アセイラム、レムリナ)に問う場面がある。
「なぜ戦争は終わらないのか?」「終わらせるにはどうしたら良いのか?」
その問いが、私には現在の状況と重なってしまった。そう、ロシアとウクライナである。
私は政治的な話は全く好きではないのであまり語らないが、このアニメを今劇場で公開すること、このアニメはエンタメで書いていいものなのか?と一瞬思ってしまった。そして、逆にアニメとして描かれるからこそ、初心者でもいい、戦争を遠いものと見ている若い世代(特に学生達)に見てほしいとも思ってしまった。
もう一度言うが、私は政治的な話はあまり聞きたくないし好きじゃない。でも、今、世界が置かれている状況はこうなんだと実感させられたので、改めて見てよかったと思った。
劇場版は期間限定公開らしいので、テレビシリーズ視聴勢でまだ見てない方は是非。テレビシリーズもサブスク配信されてるので、時間があれば見てほしい。
ではこのへんで。
来場者特典が更新されたらまた行くか……雨の断章また見たいし……。