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2021年3月の星の行方
こんにちは、こじょうゆうやです。
最近はすっかり春めいてますね。ぼくも外しごとが増えてきました。もうすぐ田畑のシーズンが始まります。なまりきった身体を少しずつ動かしていきたいです。
さあ、今月のマンスリーキンボことマンボです。今回は、太陽とアンドロメダ銀河の声がとっても似ていたんで、彼らの響きをお伝えして行きたいと思います。
アンドロメダ銀河、天の川銀河の星々と違って、どちらかというと断定系の響きを持つという特徴があるように感じます。太陽は断定系ではないですが、わりときっぱりさっぱりしているんで、今回はそういう文体になるかもしれません。
こじょうのぼんやり文体に慣れていらっしゃる方々からすると、少々強めに聴こえるかもしれませんが、ジャッジメントに御用心いただければ、大した違いはないかと思われます。
個人的な見解を述べる際は、「ぼくは〜」とか「個人的には〜」とかで言うようにします。あとはすべて星の響きをそのままお伝えさせていただきますね。
はい、本番でーす◯
先月のマンボでもお伝えしましたが、先月は龍の活動がにぎやかでした。中旬頃には東北を中心に大きな地震が起きましたが、龍ちゃんたちの活躍は目を見張るものがありました。最近、数多くの龍が地球上に生まれてきているおかげかなあと、ぼくは感じています。
龍のことについてはこちら
(有料記事ですが途中まで無料でご覧いただけます)
「おはなし会でおはなししたこと(人と龍 編)」
とはいえ、お怪我をなさった方、何かしらの損壊などの被害に遭われた方がいらっしゃることは事実です。お気持ちに寄り添うことだけは忘れないように心がけています。それとともに、大事に至らずに済んだ幸運を感じていきたいと、個人的には感じています。
さてさて、最近の動向を感じてみましょう。
近頃、関東(だけではないかもですが)では山火事が多く発生してますね。この時期は乾燥しているので下草火災などが起こりやすい状況だと思いますが、こういうニュースを見かける時は、それぞれが「火」を見つめ直す良い機会だと思います。
火について書いた記事(こちらは無料です)
「火のもとに、風が訪れた」
奇しくも、世間を賑わすニュース(特に政治、芸能関連)がいろいろある時に、火に関する事件が起きることが多いです。上でご紹介した記事にそのあたりについて書きましたのでここでは書きませんが、エネルギーの観点で感じると、ぼくたちにとって「火」は「命の灯火」と言っても過言ではありません。
これから春が本番になって開放感あふれる時期を迎えます。その前に、自分自身の命の火を自分自身に使うこと(Love Myselfとほとんど同義です)を改めて感じ直すには、いちばん良い頃合いがやってきたようです。
ここまでお伝えしたことが、2021年3月を過ごす上でとても大切な下地になる気がします。
ではでは、3月を感じていきましょう◯
3月20日土曜日の春分を迎える前に
大いなる幕開け感に満ちる春分という節目が、毎年のように大切なポイントになるのは間違いありませんが、今年はその前後一週間くらいに訪れる、3月13日土曜日のうお座新月、3月29日月曜日のてんびん座満月に焦点を当ててみましょう。
今から、3月13日土曜日のうお座新月までの約2週間に星々からオススメされているのは、「掃除」「浄化」「毒出し」です。冬の間に溜め込んだもの(滞ったエネルギー)が、ぶわっと出やすくなる流れがあるようなんです。
ですから、体調不良が起きたら、ぜったいに(と言っていい)ムリしないこと。当たり前かもしれませんが、すっごく大切です。
大事な仕事がある、楽しみにしていたデートがある、行きたかったホテルや旅館の予約をしてある、などなどいろいろなご都合があるかと思いますが、今はぜったいに無理はしないようになさってください。同時に、無茶なこともなさらないようにお気をつけください。
もしそうすると、この時期は手痛いしっぺ返しがありそうです。それは一度だけじゃなく何度も起きそうな気がするんで、ちょっと怖さを感じるくらいです(笑)それくらい、自分自身の心身の状態と行動を一致させることが大切な時期なのでしょう。くれぐれも、ご注意くださいね。
この時期のちょっとした遅れはいくらでも取り戻せます。思い切って何もしない1〜2日があってもかまいません。むしろこの時期に無理や無茶をすると、しばらくご自身の本来の流れを取り戻すことができなくなりそうです。
アンドロメダの響きだからか、口すっぱめです。そうお伝えしないとならないくらいのことなんでしょう、きっと。ぼく自身、気をつけたいです。
この時期の「掃除」や「浄化」はテキメンです。特に水回りは入念にお願いいたします。みなさんご自身の家に訪れる龍ちゃんたちが心地よく過ごせるようなイメージで「掃除」や「浄化」をやっていただけると良さそうです。
身体の「浄化」について特に良さそうなのが、全身を海に浸たすことです。海がない場合は川でもいいですが、この時期は相当冷たいでしょうから、そのあたりも「無理」「無茶」せず、お願いします。冷えが強い方は温泉に浸かるのもいいかもしれません。
でも、可能であれば海がいいみたいです。海が人のエネルギーを欲していることも関係あります。浜辺で手足を浸すだけでも十分ですから、気軽に行けそうな方、タイミング合いそうな方にはオススメします。
とにかく「無理」「無茶」禁物ですから、好天の日になさってくださいね。時化や波が高い時はお控えくださいませ。
13日の新月から春分までの1週間は、ご自身の流れをつかんでいる方は、エネルギーの後押しがグイグイ来る感じがするかもしれません。後先考えずに大きな一歩を踏み出すのも、どういうわけか良さそうです。
ここまで書いてみましたが、なんだか占いっぽいですね。何の知識もないぼくが、ただ太陽とアンドロメダの響きを通じて好き勝手言ってるだけですから、鵜呑みにするのはお気をつけくださいね。ご参考までに、という感じです。もし心身が震えるほどの反応が起きたら、お伝えしたことがピッタリくるのかもしれません。いずれにせよ、ご自身の内側からこんこんと湧き出る声を何よりも大切になさってくださいね。
春分以降のこと
春分以降のことはあまり書かなくても良さそうです。ものすごいスピード感であれよあれよと過ぎ去って行く感じがします。そんな時も、無理や無茶にはお気をつけくださいね。ちょっとでも、「あ、無理しちゃうかも!」とか「これは無茶かな?」と思えたら、お気持ちと行動を抑えていただくのがいいかもしれません。
ゆいいつ気になるのが、3月29日のてんびん座満月です。と言いますのも、先日のキンボ「2021 / 2 / 26 の星の声」で書いた、金星の人々の活動が関係してくる気がするんです。
やはり、金星の人々は空っぽになった月を拠点に「地球しよう」としています。おそらくですが、彼らの影響がいちばん出やすいのが3月29日の満月です。金星の「愛」と「美」が、わりと大袈裟に注入されるような気がします。
特に注意することはありませんが、「愛」と「美」にまつわる何かが起こりやすくなるのかしら、という印象です。ここは全宇宙刮目ポイントみたいなので、ぼくたちもその流れを感じてみるにはいいかもしれません。
それぞれの人生の地図を見直す
今現在、地球の動き、宇宙全体の響き、どれをとってもすっごく順調な感じがします。イレギュラーな感じがありません。地球は相変わらず愛の海に浸っていますし、宇宙がまだ知らない新しい愛の形が、どんどん生まれている状況です。龍ちゃんもわんさか生まれてきてますし、不安や心配を感じるようなことはひとつもなさそうだなあという感じがします。
とはいえ、龍ちゃんがわんさか生まれてくる時は、「とてつもなく大きな出来事に対して備えている」可能性もあります。そうなると南海トラフと呼ばれる大規模で強力な地震や、富士山を筆頭にした「象徴的な山」の噴火、台風、津波、洪水などの水災、ありとあらゆる自然災害が起こりうることも意識の片隅においておく必要がありそうです。
そんな出来事が起きる前に、この時期のぼくたちにできることは、「それぞれの人生の地図を見直す」ことです。
死を迎えるその時まで、一体どうやって生きていきたいのか。
毎日をどのように過ごしていたいのか。
自分自身にとって、半永久的に感じる喜びや幸せとはいったい何か。
ぜひぜひ感じ直してみてください。
ぼくのことを例に出しておはなしすることにいたします。
10年前の3月11日に東日本大震災が起きました。当時ぼくは東京に暮らしていました。保険会社に勤めてましたから、給料は安定しているし、それなりにいただいているし、金銭的な不自由はほとんどありませんでした。
でも、震災から1週間経つか経たないかの短い期間で、ぼくの価値観や先入観は見事に一変しました。お金があれば何でも買えるから大丈夫だと思ってたのに、世の中の物流が止まっただけで、その途端に食べたいものや飲みたいものが買えなくなったのです。
動き出しの早い方々が猛烈な勢いで買いだめを始めました。では、動き出しが遅い方や、買い溜める金銭的な余裕のない方、買い物をするにも幼い子ども連れだったり、足腰が不自由だったり、高齢で思うように動けない方はいったいどうなるのでしょうか?
これまでの社会の中で見えにくかったこと、見えなかったことが、一挙に形になってあらわれる様子を目の当たりにして、頭の中で組み立てられていたさまざまな何かがガラガラと崩れ落ちる音を耳にしました。
一切合切なくなりかけて呆然としているところで、ぼくの脳裏に浮かんだのは「自給自足」という言葉でした。
野菜やお米をつくっているのが農家さんという人間ならば、同じ人間として、せめて自分の生活に必要な量くらい自分でも作れるのではないか? という考えが浮かんだのです。
そこから、ぼくの意識や生活は変わりました。ぼくがこの星で生きていく上で変えなきゃならないと感じたからでしょう。
まず、トマトの苗を買ってベランダで育てようとしました。すぐ枯らしちゃいましたけど(笑)その後、引っ越しをしました。職場を変えないまま海の近くに住みたいと思って、潮風の香りに包まれる街へ移り住みました。震災から3ヶ月後のことでした。通勤時間は三倍ほどに増えましたが、ぼくの中でとても心地よい選択でした。
引っ越ししてから、友人の親戚の方の田んぼの手伝いに行くようになったり、田舎と呼ばれる自然豊かな場所に出かけたりすることが増えました。
そうこうしているうちに長野県に縁ができて、震災から1年半後に、あっさり仕事をやめて長野県に移住することに決めたのです。そのまま、ぼくは長野県に住み続けて、今年で10年目を迎えます。
その10年は信じられないような出来事や出会いばかりあって、怒涛の日々でした。それでも今は完全な自給自足には程遠いとはいえ、1年分のお米を自給して、だいたいの野菜の作り方を身につけることができました。
あ、ここで一呼吸起きがてら。
決して、田舎暮らしが良い、と言っているわけではありませんからね(笑)
ぼくの場合は、10年前の東日本大震災をきっかけに、「人生の地図を見直す」ことにしたんです。その結果、当時思い描いた生活にかぎりなく近づくことができています。
人生紆余曲折ですが、10年という歳月をかけずに、今思い描いた生活に近づいたり、辿り着くことは十分にできるはずです。ですから、今ここで、「人生の地図を見直してみる」のはいかがでしょうか?
遠慮せずに、貪欲に見直してみていい頃合いだと思います。
自分自身が安心して心地よく楽しく生きていくためには、何が必要で、何が不要で、今の自分に何ができるのかを、3月13日の新月ごろまでに、好き勝手思い描いてみてください。
風の時代のスピード感、半端じゃないですからね。
その強烈に愉快な流れを楽しむためには、ぼくたちそれぞれの一歩が必要です。明確でなくて、あいまいでもかまいません。小さな一歩で十分です。
不満不足を感じる自分自身を隠す必要はありません。
今この瞬間の自分が満ち足りてないだなんて、かっこわるいし恥ずかしくて言えない、なんて自尊心があったらどこかに放り出してください。
どんなご自身だっていいんです。(Love Myself)
煩悩の塊のように感じたとしても、まったく問題ありません。
自分自身の内なるニーズに優劣はありませんし、品が良いとか悪いとかもありません。みなさんの内側にある「そのまんま」のニーズを、いかに「そのまんま」表に出せるかだけが大切です。
「そのまんま」のニーズが「お金」だったとしても、「性的」な欲求だとしても、「怠惰」な願望だったとしても、ほんとうになんだっていいんです。
みなさんの「そのまんま」を、地球や宇宙は知りたがっています。「そのまんま」の声をものすっごく求めてるんです。
みななん! 腕の見せ所ですよ!!!
「そのまんま」が出たら
みなさんの中にある「そのまんま」が、「そのまんま」表に出たら、まずは祝杯をあげてください。ほんとうに喜ぶべきことなんです。言語や声など、さまざまな物質化が済んだら、ぼくたちにできることは、ひとまずそれでおしまいです。
あとは、何もする必要はありません(どーーーーん)。
なーんて言ったら、クレームが続出するかもしれませんね。太陽とアンドロメダの響き、ちゃんとお伝えいたしますからご安心くださいませ。
ここでもう一度、過去のキンボを振り返ってみましょう。
「 2021 / 2 /19 の星の声 」
「外野にまわされたヤキモキ星」
上のキンボの中で、ヤキモキ星(とぼくが勝手に名付けた星)が、次のように言ってます。
アンタらは、どんなことも全部自分の思い通りにしようとしてる。
もちろん、やりたきゃやればいいさ。そんなのは自由だ。
いろんな星の軌道を無視するようなことであってもかまわねえんだ。
だがな、一人の人間のエネルギーなんてたかがしれてるんだよ。
あっという間に袋小路を迎えるさ。
「何かをしようとする」時、ぼくたちはより注意深くなる必要があります。ぼくたち自身の思考(あらゆる情報、先入観、価値観)で何か行動をしようとすると、それは基本的にぼくたち全員が標準装備している、エゴの活動だからです。
人間のエゴは、自分自身が持ち合わせているエネルギーと、他者(人間やあらゆる生き物)のエネルギーを使って活動します。
ひとりの人間のエネルギーは、個人差はありますが、ほんとうにわずかです。ですから、より大きなエネルギーが必要になる場合は他者のエネルギーを集める形で、物事を動かそうとします。今の社会ですと、ここにお金というエネルギーも加えることで、強力なエネルギーをつくることができるようになります。
でも、このエネルギーですら、宇宙に満ちるエネルギーと比べたら月とスッポンほどあります。どちらのエネルギーを使いたいかは、みなさんそれぞれにお任せしますね。
さて、ひとりの人間が「何かをしようとする」時、どうしても大変な理由のひとつは、いろいろなエネルギーを集めなきゃいけないからです。
たいていの国や派閥、組織という大きなエネルギー体(宇宙から見たら極小)は、ひとりひとりの人間のエネルギーを使うことで存在できています。ひとりの人間からできるかぎりのエネルギーを放出させるのです。
とはいえ、効率よくエネルギーを出してもらわないといけませんから、ここで人間の喜怒哀楽をコントロールして扱います。そうすれば、その人間が干からびるまで、エネルギーを吸い上げることができるんです。
うーむ、すさまじい仕組みですね。基本的に、古い時代の(とはいえ今もまだありますが)権力構造はこうしてつくられているようです。
そんなところに加担するのはイヤだ!
と思われるのであれば、もちろん加担しないことはできます。
国や派閥や組織などの構造体の中で、何もしなければ、いいようです。
「何もしなきゃ、会社をクビになるじゃないか!」という意見もありそうですね。おそらくそうなると思います。ですが、そういうエネルギーの中に加担したくないのなら、それがいいのではないでしょうか?
ジャッジメント御用心なタイミングですから、個人的にここで注を打たせていただきますね。
既存の国や派閥、組織で、悪いところなんてひとつもありません。ただ、古いシステムのまま現在に来ているだけで、根っから悪い!なんてものはほんとうにないと思われます。
陰で誰かが操ってるとかなんとか言って、それこそ人間は強大な敵を求めたがります。同じように強大な救世主も求めたがります。
ここまで読んでくださればなんとなく感じられるかもしれませんが、国や派閥や組織などは基本的に、誰かが掲げた「良くしたい」「良くしよう」というアクションから生まれていて、そこに賛同する人が集まって構築されているものですから、基本的に、誰か、もしくは多くの人々のエゴの活動の総和的なものなんです。
ここでもう一度ジャッジメント御用心! と注を打ちますが、エゴは決して悪いものではありませんからね。エゴを悪者と捉える流れは確かにありますが(頭でわかりやすい構図をつくりたいからかもしれません)、エゴですら人間を構成する重要な要素ですから、エゴの存在を無くしてしまおうとする行為は、結果、自分自身を無くしてしまうことにつながりかねないため、とっても注意が必要なんです。
ここで、ヤキモキ星の発言に戻りますが、彼らが上で伝えてくれたのは、いわゆるエゴの活動についてを語ってくれています。
では、次の言葉を見てみましょう。
アンタら人間ってのはな、笛みたいなもんなんだ。
笛は誰かが吹かなきゃ音なんて出ねえだろう?
それなのに、笛のアンタらは自分でなんとかしようとするんだ。
自分だけじゃ音なんて出せないクセに、「自分が、自分が」って。
ったく、何考えてんだ。
アンタら人間は、万物の息吹を通して初めて音が鳴らせるんだ。
その音こそ、神が熱望する創造さ。
それができるのは、アンタら人間だけだ。
アンタらはひとりひとり、まったく別の音が出せるんだ。
そりゃもう、どれをとっても美しい音だ。
アンタらはその音を鳴らしに、命や体をもって生きてるんだろう?
今回、太陽とアンドロメダの響きが中心のマンボですが、ヤキモキ星のこのメッセージもまた、彼らの響きと重なり合うものです。
先ほど、「何もする必要はありません」とお伝えしたのは、まさにこのヤキモキ星のメッセージと同じです。
ぼくたち人間は、万物(宇宙や神々)の息吹を通すための笛です。
笛なのに、何かをしようとしても、難しいですよね。ただの笛ですし。
そこでぼくたちは他者という大切な仲間と接点を持とうとするのですが、だいたいの場合は、他者のエネルギーを使おうとします。他者のエネルギーを使うということは、他者に自分の笛を吹いてもらうということです。
他者が吹いた音を「これが自分の音だ!」と思い違いしているケースは世界中にやまほどありますが、それは「自分自身という笛を他者が吹いた音」で、その人のほんとうに音ではありません。
ヤキモキ星はこう言ってます。
アンタら人間は、万物の息吹を通して初めて音が鳴らせるんだ。
その音こそ、神が熱望する創造さ。
人間はただの笛であるのに、「何かをしようと」思考偏重の活動(エゴの活動)をすると、いくら他者からエネルギーを集めてみたところで、自分自身のエネルギーを振り絞ったところで、エネルギーのボリュームは限られます。
万物の息吹を通して鳴る音、神が熱望する創造の音こそが、宇宙という無限のエネルギーが永続的に流れる、奇跡の音なんだそうです。地球や宇宙がみなさんの音を待ち望んでいる、というのはこの音のことです。
ぼくたちの中にある「そのまんま」が、「そのまんま」表に出る時、ぼくたちは「万物の息吹を通す笛である」という、はじめの一歩が完成します。その一歩を踏み出したら、あとはただ一歩を積み重ねればいいようです。
その一歩を生み出した世界に訪れる、出来事や人の流れを感じていくことで、自分自身という笛の音をより深く認識し、自覚することができるようになります。
ここまで来ると、自分の音色以外の音を感じると、違和感がよりわかりやすい形で発生しやすくなって、取捨選択もどんどん簡単になっていくはずです。
「何もしない」というのは、ほんとうに何もせずに呼吸だけしていることの他に、自分自身の思考(エゴの行動)で動かないということも意味します。
「何となく」を意識的にとらえて、感覚的に身体がひとりでに動く先は、たいてい思考の領域外です。ですから、エゴからしたら不安や心配を覚えるでしょう。
これまでに「不安や心配はマボロシだ」と、ことあるごとにお伝えさせていただきましたが、不安や心配は、単なる笛である本来のぼくたち自身のものではなく、エゴが発しているものだからなんです。
ぼくたちが笛になればなるほど、エゴの活動領域はどんどん狭くなっていきます。そうなると不安や心配に苛まれることはなくなるでしょうし、思考がつくりあげるマボロシの世界で生きることもなくなってくるでしょう。
感覚で実感することと、思考のバランスが整ってくると言ってもいいかもしれません。でも、エゴが消えて無くなることはないようです。ぼくたちが地球上に存在する上で、エゴの存在は大切です。エゴのある自分自身をも無条件に愛していきましょう。
おっとっと。
話が大きく脱線しそうなので、このあたりついてはまた別の機会におはなしすることにします。
ぼくたち自身が「何もしない」で、ただ自分自身の内側(真ん中)にある「そのまんま」を「そのまんま」表(外)に出して、「何かをしようとしない」で過ごすこと、なんとなくつかめましたでしょうか?
なんとなくで大丈夫です。
頭で理解するための、巧みな文章ありません(笑)
感覚的に読んでいただければ幸いです。
「何もしない」こと = 万物の息吹が、ぼくたちという笛の本来の音を鳴らしてくれること、つまり宇宙の無限のエネルギー(特に愛のエネルギー)が絶え間なく自分自身を後押ししてくれることになります。
ぜひぜひこの3月にその感触を確かめてみてください。
風の時代の風とは、万物の息吹のことを指しているのかもしれませんね。
今月は、そんなマンボです。
こじょうゆうや
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