美術に詳しくない私ですが･･･上村淳之さんの訃報は寂しい。

私、ずっと美術の成績が悪かったんですよね。
なので、日頃、あまり美術に親しむことがありません。

観光地などでは、とりあえず美術館があれば行くこともあります。

というか、特定の画家が好きで、その人に関連した美術館や美術展に行くことはありますね。

例えば原田泰治さんとか。
葉祥明さんとか。

で、私の中で特別な存在ともいえる画家が、上村松園さんです。
女性初の文化勲章受章者として知られる、京都出身の日本画家です。
美人画が多く、代表作に「序の舞」「焔」「鼓の音」「花がたみ」「母子」などがあります。

11月1日に、この上村松園さんのお孫さん、上村淳之（あつし）さんが亡くなられたと、新聞で知りました。

淳之さんのほうは花鳥画で有名で、これまた素晴らしい作品が多かったので、寂しいなぁと思っています。

「芸術」の中には美術や音楽があるかと思います。
私はどちらかというと音楽が好きなタイプですが、そんな私から見てもとても芸術性が高い作品が多かった上村松園さんや淳之さん。もちろん松園さんの息子さんである上村松篁（しょうこう）さんもすごくて、3代に渡って文化勲章受章者です。

それぞれに個性があって、唯一無二の存在だったと思います。

日本画の世界もだんだん寂しくなっていくのかなぁ･･･

先ほど挙げた原田泰治さんも、今年は三回忌だと思います。
原田さんは、さだまさしさんともご縁が深く、さだファンとしては諏訪市原田泰治美術館に数えきれないほど通いました。

さださんの周辺も最近とても淋しく･･･谷村新司さんのことも、一周忌を過ぎても私はいまだにあきらめ切れません（涙）

すべてのアーティストに言えることとして、「命尽きるとも作品は残る」ということなのですが･･･この寂しさ、どうにもなりませんね。